水谷川優子

top

コンサートイマジン 所属
国際派チェリスト

水谷川優子

pro2

コンサートイマジン 所属
国際派チェリスト

水谷川優子

プロフィール

「交響楽団の祖」と呼ばれる祖父、近衛秀麿の遺志により5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、同大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。

同時期にローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースにて研鑽を積みながらヨーロッパでの演奏活動を開始した。

いままでに勝田聡一、松波恵子、ハイディ・リチャウアー、故アルトゥーロ・ボヌッチ、室内楽を故ハンス・ライグラフ、メナヘム・プレスラー、ハーゲン弦楽四重奏団の各氏に師事し、第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞を受賞、イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝、ピネローロ国際室内楽コンクール2位、バロックザール賞など多数受賞。

最新のソロアルバム「CON ANIMA~魂をそえて」は『レコード芸術』誌で準特選盤、優秀録に選出。

「勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色」(東京新聞)「心をノックするチェロ」(毎日新聞)と評されている。ソリストとしての他に邦楽などの異分野アーティストとのコラボ(NHK第35回日本賞授賞式で能管の一噌幸弘氏と皇太子御夫妻のご列席のもとで記念演奏)や、「Ensemble Φ(ファイ)」「一山水」「Trio SolLa(トリオ・ソラ)」のメンバーとしても活動中。

現在、日本とドイツに拠点を置いて各国の音楽祭にソリスト、室内楽奏者として招聘されており、エジプトやヨルダン、シンガポールなどでもオーケストラと協奏曲を共演、現地の音楽院での指導も行っている。

活発なコンサート活動の傍らではライフワークとして少年院、ホスピスなどの施設を訪問して演奏を続けている。

ユニークな活躍ぶりが注目されラジオやテレビにゲスト出演も多く、2018年4月より1年間ラジオ番組MUSIC BIRD「コンサートイマジンPresents 今トキ! クラシック」のパーソナリティを務めた。

また同年8月出演のNHK FM「長崎・祈りの音色」が平成30年(第73回)文化庁芸術祭にて優秀賞を受賞するなど、話題を呼んでいる。