プロフィール |
「短い音の集積」をテーマにした楽曲を数多く発表しており、世界最高峰の音楽コンクールである「ジュネーブ国際音楽コンクール作曲部門」にて日本人初となる1位入賞。その考え抜かれた楽曲の構築美は高く評価され、「ウィーンコンチェルトハウス100周年作曲賞最優秀作品賞」なども受賞している。 ◆主な履歴 2001年より東京音楽大学入学までの2005年まで、作曲理論、ソルフェージュを飯塚邦彦氏より学ぶ。 東京音楽大学入学後、同大学院卒業までの6年間に藤原豊氏(2005年)、糀場富美子氏(2006年)、西村朗氏(2007年~2011年)ら、各氏を中心として学ぶ。 その他に、大学院在学中に、東京音楽大学作曲科の担当教諭以外からも、レッスンを受講が可能となるシステムにより、池辺晋一郎氏、細川俊夫氏からも定期的にレッスンを受け学ぶ。 龍野アートプロジェクトで音楽監督、神戸新聞のコラム「随想」を執筆するなど活動の場を広げている。ジュネーブ音楽院にて作曲のマスタークラス、東京大学「学藝饗宴」ゼミナールにて講義、NHKカルチャーラジオにて「現代音楽講座」の講師を担当するなど後進の指導にもあっている。作曲した曲はこれまでにアメリカ合衆国、スイス、オーストリア、ドイツ、フランス、スペイン、イタリア、マルタ、ポーランド、クロアチア、ベルギー、ジョージア、フィリピン、台湾など世界各国で演奏されている。 近年は、小倉百人一首で歌曲(全100曲)をピアノ伴奏、弦楽四重奏伴奏で作曲するなど日本文化の発信、大型放射光施設SPring-8の実験行程を音楽にした曲が雑誌Pen+の付録CDになるなど、活動は現代音楽の作曲に留まらず多義に渡っている。 |