ミネハハ(MINEHAHA)さん ボーカリスト「チャンス!チョイス!チャレンジ」
ボーカリスト ミネハハ MINEHAHAさん(1)
ボーカリスト ミネハハ MINEHAHAさん(2)
銀座ロイヤルサロン1週目
由結:さぁ、それでは今週の素敵なゲストをご紹介致します。ボーカリストのミネハハさんです。よろしくお願い致します。
ミネハハ:こんにちは。ミネハハです。
由結:はい!ミネハハさんをお迎えして、何だかドキドキしております!
ミネハハ:こちらこそ。
由結:素敵なお声で登場してくださいました。
ミネハハ:お招きありがとうございます。
由結:ミネハハさんは3000曲にも及ぶCMソングを歌ってこられ、”CMソング・コマーシャルソングの女王”とも呼ばれていらっしゃいます。そして”ミネハハワールド”と言うことでファンのかたを魅了し続けるコンサートを開催していらっしゃるのですが、まず現在のご活動について伺ってもよろしいですか?
ミネハハ:そうですね。何しろ歌っていると機嫌が良いのです。それで常にメロディーが自分の中から湧いていてですね。音楽が聞こえてくると、声は出さなくても自分の中でしっかりとそれを歌っているんですね。だから声帯のポジションがその通りになぞっていると言うか動いているんですね。不思議なんですよね。
由結:そうなんですか。ミネハハさんは歌われるとき、”何も考えない”とお聞きしたのですけれども。
ミネハハ:一度もあがったことがない、緊張したことがないですね。図々しいんです(笑)。
由結:いえいえ(笑)。あがらないコツがあるのでしょうか?
ミネハハ:考えずに、その日の心模様ですよね。やっぱり精神性が一番歌を彩るものなのでね。ときには心配事などがあったりしますでしょう?そういう時は軸をしっかりとセンターにおいて歌い始めないと。”歌と言うのは1小節目が勝負・1拍目が勝負”なんですよ。
由結:スタートが大事なんですね。
ミネハハ:そうですね。それから、一番最後も本当の余韻を残せるか残せないかが勝負ですね。
由結:ただ「終わりました」ではないんですね。
ミネハハ:声を出し終わってからどういうサイクルで一番最後の締めを迎えられるかと言うことを皆様に感じて頂きたいと言う所まで。だから”見えないものに真実がある”と言う…。
由結:ミネハハさんのコンサートを聴いたかたが「わけがわからない、理由はわからないんだけど涙が止まらない」みたいなというお声が多いそうですけれども。
ミネハハ:ほとんどね。そうですね。あのね、”考えて泣く”んじゃないんですよ。”キャッチ”、その瞬間に声をキャッチしてくださる水に呼応する声。”波動・波形・振動”がその声を持っているのでね。だから直列なんですよね。”魂に直列”・”心に直列”。そして水に共振するから、私達の体の75%水分ですからね。そこでスパンッと入るので、考える暇がない。
由結:なるほど。人間の体が先にキャッチしていると言うことなのですね。
ミネハハ:そうですね。それが一番今必要なことじゃないかなと思って。どうしても考えると留まるし、やっぱり考えたり文字に書き起こしたりすると”ジャストタイミング”じゃないじゃないですか。
由結:確かに。ズレちゃってますよね。
ミネハハ:”THE LIVE”と言うのは”生きる”と言う意味ですけども、”その瞬間に人に渡せるのが、感じ合えるのが音楽”なのですよね。”空を通じて”。
由結:”空を通じて”!奥深いですね。
ミネハハ:一番心を繋いでいくものですよね。
由結:そうですね。どうしても都会にいると、ビルのコンクリートの中で生活していることも多いですよね。そんなとき、ミネハハさんの音楽・CDを聴くと一瞬にしてフワーッと何か世界が変わってしまう。
ミネハハ:フィールドが変わるでしょう?
由結:そうなんです。凄いなと思ったのですけれども。でもこれ、先程もちょっとお話にも出た通りで、科学的に証明もされているわけなのですよね。
ミネハハ:そうですね。最近ご本出して頂いたり。医学博士様がですね。
由結:はい、そうですね。医学博士の末武信宏先生が解明した、「聴くだけで人生が変わるCDブック」 番組の最後にご紹介したいと思います。
ミネハハ:そうですか。ありがとう。
由結:さぁ、こんなふうに素晴らしい音楽・お声を皆さんに届けているミネハハさんなのですが、この世界に入るきっかけは何だったのでしょうか?
ミネハハ:小学校の1年生の時の入学式の時に、その時は姿勢を正して君が代を斉唱したんですね。今もそうあって欲しいですけどね。それで私がビブラートがついて大きな声でオペラ歌手のように歌ったらしいの。自分では気が付かなかったですけどね。そしたら「どの生徒さんかしら?この声は!」とね。担任の先生が私を探し出して、それで次の日にうちの父と母が呼び出されて、「もう素晴らしい声をお持ちなので、是非音楽のほうに進ませてあげてください」と助言くださったの。
由結:へー、先生自らが?
ミネハハ:先生が感動してくれたんです。その瞬間。
由結:そうですね。それはもう声が飛びぬけて他のかたと違っていたと言うことでしょうね。
ミネハハ:何かそうだったみたいでね。それで”感じて動く”のが”感動”じゃないですか。その先生はまず感じて動いてくれてうちの父と母に伝えくれて、それで小学校3年生の時に合唱団に入れてもらって、それからずっと勉強もしないし本も読まずに今がございますのよ(笑)。
由結:音楽の世界にどっぷり浸っていたと言うことですね。
ミネハハ:本当に”歌うのが生きること”で、”生きることが歌うこと”みたいな。
由結:あー、そうなのですね。
ミネハハ:はい。そんな私でございます(笑)
由結:素敵ですね。”天命”に沿って生きていらっしゃるのでしょうね。
ミネハハ:そうですね。まさしく。本名が”松木美音”で、”松の木に風がそよいで美しい音を奏でる”と。父が生まれた時に付けてくれた。それで”ミネハハ”です。
由結:綺麗なお名前ですね。お父様の影響も凄く受けられたとか。
ミネハハ:そう。父が凄く良い声でしたから。去年亡くなっちゃいましたけどね。94歳まで一人暮らしで頑張ってましたよ。
由結:へー、そうですか!お父様も色々なお勉強もされたりしていたのですよね?
ミネハハ:はい。勉強、父はお風呂に入る時に”ステンカ・ラージン”とか”ディープリバー”とか”竹田の子守唄”など、ロシア民謡とかをはじめ、いろいろな歌を背中を流しながら歌ってくれたんですよ。
由結:がやはり耳に、子ども心に残っていたのですね。今ミネハハさんは例えば学校などの教育機関で、子ども達にも歌を聴かせたりもされてますよね。
ミネハハ:そう!それが一番やりたいことなんですね。幼稚園と小学校・中学校。高等学校になるとちょっと難しいのでね。昨日おとといも小学校の合併のお祝いに私呼ばれて新潟まで行ってきたんですけど。
由結:いかがでしたか?
ミネハハ:”トトロ”とかね”散歩”とかね”サザエさん”とか”ドラえもん”とか、メドレーでやるんですよ。もう皆立ち上がって大騒ぎになって。それで私もユサユサと揺れながらですね、一緒になって無邪気になって歌って帰ってきましたよ。
由結:各地でコンサート。「一回聴いたらまた聴きたい」と言うことでどんどんファンの方が増えていますよね。
ミネハハ:ありがたいですね。ご自分が”感動したものを大好きな大切な人に伝えたい”と言う気持ちですよね。それでそのかたが主催してくださるわけだから。素人様が主催してくださるのですよ?どんどんどんどん次から次へですね。それを26年間やっています。
由結:素晴らしいですね!さぁ、ここで、3000曲のCMソング。本当にたくさんありますが、その中から聴かせて頂きたいななんて思うのですけれども!
ミネハハ:いいんですか~?
由結:お願いしてもよろしいですか?
ミネハハ:皆さんきっとね、思い出して。知っていらっしゃるかた、日本国民だったら全員知っていらっしゃると思いますね。例えば”♪ポンジュース”とかね。
由結:うわぁ!懐かしい!
ミネハハ:”♪JR東海”、”♪JR西日本”。それから”♪石井のお弁当くん、ミートボール”とかね。”♪コーヒーギフトはAGF”とかね。”♪お正月を写そう!フジカラーで写そう!綺麗な晴れ着を写そう”ね。それから”♪人形の久月”、”♪ソフランS”、”♪カラリオー”、”♪ブルーレット置くだけ”、”♪TOTOウォシュレット”、”♪味なことやるマクドナルド”、”♪パールライス”、”♪アクロンなら毛糸洗いに自信が持てます”。・・・そんな所でしょうかね?
由結:うわー!凄い素晴らしい!!
ミネハハ:キリがないですからね(笑)。
由結:メドレーで聴かせて頂きましたけど、当時の情景が浮かびますね。
ミネハハ:その頃にポンッと戻るでしょう?
由結:「あれもあったな、これもあったな」と。それでその時の音を聴くとその時の情景と言うか、生活の感じとか浮かんできますね。
ミネハハ:ねぇ、思い出すよねー!
由結:懐かしいですねぇ。
ミネハハ:私はコマーシャル歌う時は、”そのものになる”んです、一瞬で。
由結:”そのものになる”?
ミネハハ:”♪ブルーレット”だったら、”ブルーレット”になっちゃうんですね。
由結:あはは(笑)!なるほど。
ミネハハ:歌う前に必ず映像を観せてくれるので、真っ青になるそのブルーレットをね。それになり切って歌うんですね。だから”ポンジュース”だったらミカンになり切る。ミカンが一粒なる為には”土の栄養と雨の恵みと太陽の熱と、そして人の真心”がないと実らないじゃないですか。それでジュースで絞って、ジューサーで絞って飲んだ時に「あー美味しい!感謝感謝!♪ポンジュース♪」とくるわけですよ。そうすると売れるんですよ!
由結:人の心に届いていると言うことですね!
ミネハハ:はい。”そのものになる”と言うことは、イコール”愛”に変わるんですよ。深いでしょう?
由結:はー!
ミネハハ:良いこと言った、拍手!(笑)
由結:相手に波動として伝わっていくと言うことなのですね。皆さんの記憶、細胞の中に入って息づいているんですね。
ミネハハ:皆覚えているからねぇ。
由結:素晴らしいエピソード、まだまだ紹介しきれないのですが、12月15日”ミネハハ クリスマスディナーショー”がありますね。鹿児島県京セラホテルで行いますけれども、これもきっと毎年色々な所でやられていると思うのですが、ミネハハさんとしてはどのようなコンサートになりそうですか?
ミネハハ:私が1994年鹿児島でデビューしているんですね。クリスマスの曲もやりますし、本当に尊いあの頃の感謝の気持ちも込めて、鹿児島にもう一度戻っていきたいと思いますね。
由結:素敵ですね!はい。是非皆様足を運んでみてください。ミネハハさんのCD。本当に沢山出ているのですけれども、その中で今日はリスナーの皆さんにプレゼントがあると言うことで。
ミネハハ:そうですね。10枚持ってきましたよー!
由結:ありがとうございます!まず一つ目が”尊く愛し(とうとくかなし)”。これは愛するの”愛”と書いて”かなし”と読ませるのですけれども、ミネハハさんとそして能楽師でいらっしゃいます大倉正之助先生との共演されたCDですね。これが出来上がるまでの過程を教えて頂けますか。
ミネハハ:大倉さんとご一緒する予定では全く無かったのですけど、前の日にお電話があって「明日レコーディングなんだー」と言ったら、「じゃあ僕も行くよ!」と鼓持ってきてくださって。そしてピシッとスタジオに結界を張ってくれて。そして一回聴いてポンポンポンポンッとやってくれて、それででき上がったのがこれですけど、バッチリ!
由結:まあ!
ミネハハ:凄い世界です!
由結:これは聴いたかた、手放せなくなると思います。皆さん、仕事の疲れや、日々の様々なことがあると思うのですけれども、これを聴いて頂くとまず元気になれると言うことと、異次元へ飛んで、そして、日本人の本当の心を思い出させてくれる・・・!
ミネハハ:本当そうですね。オリエンタルクラッシックの代表だと言っても過言では・・・。なんて自分で言っちゃった!
由結:本当に素晴らしいので是非皆様これをプレゼントさせて頂きます。そして、”龍の申し子”ですね。こちらもまた素晴らしいのです。
ミネハハ:和歌山のイメージソングですけどね。エヴァンゲリオンのスタッフが皆揃って。
由結:スタッフのかたがたが揃って作ってくださったと言うことで。これも素晴らしい。聴くとミラクルが起こると思います!
ミネハハ:元気がいっぱい出る!
由結:と言う曲ですので、是非皆さんお聴きになって頂きたいと思います。さぁ!来週はさらなるミネハハさんの声の秘密、元気の秘密に迫りたいと思います。どうぞお楽しみに♬
銀座ロイヤルサロン2週目
由結:さぁそれでは本日も素敵なゲストをご紹介致します。ボーカリストのミネハハさんです!
ミネハハ:ミネハハでーす!
由結:よろしくお願い致します。
ミネハハ:よろしく!
由結:ありがとうございます。今日も素敵なお声とともに、凄くあったかいエネルギーを感じております!
ミネハハ:そうでしょう?ぬくもってますか?
由結:はい(笑)
ミネハハ:寒いもんね。12月はね。
由結:さて、ミネハハさんは、これまで本当に数々の沢山のCMヒットソングをはじめ、素晴らしいミネハハワールドをファンの皆様にお届けしています。”魂の歌声”・”奇跡の歌声”・”天使の歌声”と言うふうに言われていますよね?
ミネハハ:歌は自分が歌う時に何か特別なもののような構えがあるじゃないですか?カラオケいらして楽しむのもいいんだけど、”自分の心から湧き出たものを大空に放つ”・”天に放つ”。このイメージで誰もが歌えるし誰もが。世界の人口77億人ですよね。77億の声の種類が声があるわけですよ。
由結:なるほど。
ミネハハ:一人一人の個性があって、同じ声の人一人もいないわけでしょう?だから自信を持って「”自分の人生を愛でる為に、自分の毎日を喜ばせる為に”歌と言うものがあるんです」と言うことです。
由結:“自分の毎日を喜ばせるため” 素敵ですね。他人と比べる…という発想などはないのですね。
ミネハハ:はい。だって「何で比べる必要があるの?」と思うのよ。世界に一人しかいない私でしょう?「自分を幸せにする為に地球に送り込まれて、旅をさせてもらっているのではないですか?」と言う話です。
由結:”旅”しているのですね。私達は。
ミネハハ:そう、”旅”をしているのですよ。それで命を頂いて、体と心・魂を頂いて、二つ頂いているわけだから、こりゃあ張り切らなきゃでしょうが。
由結:そうですよね。そのような考え方はいつ頃からお持ちなんですか。
ミネハハ:そうですね。スタジオミュージシャンとして一生懸命仕事させて頂いていた頃はそんなことも考える暇もなかったのですけど、アフリカバックパック3ヶ月一人旅を30年前にやりまして、30年前のアフリカは壮絶だったのですよ。水が一番ない時期に行っちゃったから凄い体験をして帰ってきた時に”雨露しのげる屋根と口に入る物があれば人は生きていけるんだ”と言うのを体得して帰ってきた!これは凄かったですね。だから何が無くても生きていく為には”屋根と口に入るもの”があれば何とかなるんじゃないの?と言うことを気が付かせてもらって日本に戻ったので、それから1週間2週間ぐらいで私全部手放したんです。グーで握っていたものをパーにしましたね。
由結:凄い!そんな短期間で手放せるものなのですね。
ミネハハ:はい。車もマンションも凄い所住んでたりしてたけどね、アパートに引っ越して50ccのラッタッタに変えて。以前は外車とか色々乗ってたりしたよ、本当に。
由結:帰ってきた途端にそういうものが色褪せて見えたと言うことなのですか?
ミネハハ:「あっ、必要ないな」と言うね。
由結:なるほど。今もそういう思いを持っていらっしゃると言うことですね。
ミネハハ:うん。そうですね。とにかく「ハッピーな喜びいっぱいで声を出せる環境と状況。それさえあればどこにでも行きますよ」と言う話。”人の心”があればそこで歌います、と。
由結:今も時々インドにも行かれてますよね?
ミネハハ:そうですね。インドのブッタガヤと言うビハール州で一番貧困になる州なのですけども、”マハーボーディ寺”と言って、ブッタ様が悟りを開かれた菩提樹の下で歌わせて頂く機会がありまして、その歌を聴いて二人のインド人が出てきて、やっぱり涙こぼされながら「僕達カーストが一番下なので、教育を今まで先祖代々受けさせてもらってないから、是非子ども達に字が書けるようになって欲しいし、知識・知恵をつけて欲しいんだ」と「学校やってくれませんか?ミネハハさん」と言われたのです。「でも私シンガーだからそんなことできないと思うよ」と言ったんだけど、それから半年ぐらいしたら名古屋で大きいコンサートがあって、客席見たら二人がそこに並んでて、「あれ?もしかしたらあの二人!?えっ?」と思って。
由結:「あの時の!」と。
ミネハハ:そうそう。それで楽屋戻ったらその二人が飛んできて、「やっぱり諦められない。貴方に作って欲しい」と言われて、”ミネハハ・ヘルピング・フリー・エデュケーション・センター”と言う学校を作りました。一切お月謝を頂かない、全部フリーで15年前に始めたんですよ。それを今見事に守ってくれています。
由結:そうですか。そこでの子ども達の様子はいかがですか。
ミネハハ:そうですね。目がキラッキラしてますよ。だって子ども達にとっては学べると言うことは奇跡ですから。
由結:そうですよね。凄い。それで遠くからでも皆さん通われているんですね。
ミネハハ:25㎞か30㎞ぐらいから通ってきますよね。それでやっとスクールバスが用意されたので、その送り迎えができるようになって。
由結:そのような素晴らしいご活動をなさりながら、またそのエネルギーをもらってきたものを日本の皆様にお届けになっているわけなのですね。
ミネハハ:はい。そうなんです。”循環”ですね。
由結:ミネハハさんにとってこの”歌”はどんなものなのですか?
ミネハハ:そうね。”呼吸と一緒”。”命そのもの”。”命が歌で、歌が命”ですかね?だから歌えなくなると機嫌が悪くなるから困る。困ったことでですね。
由結:そうですか。歌えない場所でもきっと歌っていらっしゃるのでしょうね。
ミネハハ:そうなんです!どこでも歌っちゃいます。
由結:そうですか。そのお声を聴いて皆さん元気になり、勇気をもらっていることと思います。
ミネハハ:でも勇気をもらう・癒されるのではなくて、きっかけは私かもしれないけど”自分から湧いたものが自分を癒す”のですね。「勇気も私があげたものではなくて、”貴方の勇気と私の勇気が本当に共振して貴方から勇気が湧いたのですよ”」と。「私が差し上げたものではないですよ」と。そこをいつも外からもらうことに日本人は慣れているんですね。外に何かを求めるんですよ。「そうじゃない。自分の中から湧いてるでしょう。気が付いて」と。私の声は”心を開放”しますから、「そこに戻って頂戴ね」と言うことで。
由結:まず”自分”なのですね。
ミネハハ:”自分”なのです。全てはそこにありますよと言うことです。「気が付いて!」と。
由結:素晴らしいメッセージです。
ミネハハ:ゲリラみたいです。コンサートも。「貴方はそこにいるでしょう?」と、「貴方の人生でしょう?」と。
由結:へー、なるほど。だから皆さん知らず知らずの内に涙が止まらなくなったり。
ミネハハ:”自分を認めて許して受け入れる”からですよ。毎日それができればいいじゃないですか。
由結:はい。CMソングの時代から始まって、色々な楽曲も提供していらっしゃると思うのですけれども、その楽曲が湧いてくるポイントと言うか、何かきっかけはあるのでしょうか。
ミネハハ:いや、私は表現者。200%表現者で作ることはできないのですよ。たまに詩は書きますけどね。だから作詞作曲者の想いとエネルギーと時代背景と、それから本当にこれを伝えたいからペンを取って五線紙に書くわけですよね。それをどれだけ活かしきるか。そこに自分の魂を投与できるかですね。だから本当の共演になるわけですね。だから詩を読んで、それをしっかり作詞と作者が伝えたいことをまずきちっと把握してから声を出します。
由結:なるほど。だからこそ皆さんミネハハさんに歌って頂きたいなと依頼が殺到しているわけなのですね。
ミネハハ:ありがとうございます。
由結:今後の展開はどんなふうにお考えですか?
ミネハハ:私あんまり計画性なくて。”今日本当の歌が歌えれば”自分に嘘なく。それはそれでもう終わり。だから今日が”朝が誕生日で、夜が命日”と言う。私はそういう人生です。
由結:凄い素敵!”朝が誕生日で、夜が命日”。毎日を生きると言うことですね。
ミネハハ:そうです、はい。
由結:なるほど。今日本のかたがた、子ども達も含め大人も、「ちょっと元気がないな」とか「自信がないな」と言うかた。ビジネスパーソンのかたにもいらっしゃるようなのですが、何かメッセージを頂いてもよろしいでしょうか?
ミネハハ:”元気がないと言う所に居たいだけ”ですよ。”自分がそれを選んでるだけ”。
由結:なるほど。
ミネハハ:だから”その選んでいる自分をしっかり抱きしめて温めてあげるのも貴方ですよ”と言うことですね。人は何もしてくれないから。
由結:なるほど。やはり”自分にかえれ”と言うことなのですね。
ミネハハ:自分の人生をやり切らないと。
由結:そうですね。もうひとつ、ミネハハさんの”座右の銘”を教えて頂きたいのですが。
ミネハハ:”チャンス・チョイス・チャレンジ”!これに尽きますね。”スリーC”です。「生きていると言うことは凄いんだぞ!」と言うことですよ。「下向いて歩いている暇ありません」と言うこと。「チャンスが誰にでもあって、チョイスの自由があって、体持っているから行動に移しなさい」と言うことです。
由結:もうひとつ、さらなるメッセージはありますか?
ミネハハ:「「誰より愛しい人は誰?」と聞かれたら、「自分です」と自信を持って自分を抱きしめてあげてください」と。自分の中に誰でもお母さんが住んでるでしょう?お母さんから産まれてるでしょう?十月十日(とつきとおか)。羊水の中で育まれているわけだから、自分が自分のお母さんになってぬくもって、そしてその時その時を許して受け入れてあげて頂戴ね、と。
由結:”母性”ですね。
ミネハハ:そうですね。世界を救うものはそれしかないね。
由結:はい。それではミネハハさんからリスナーの皆さんに向けてプレゼントがございます。先週もご案内したのですけれども、まず一つ目は”尊く愛し(とうとくかなし)”これはミネハハさんと能楽師の大倉正之助先生との共演CDでございます。そして、もうひとつは”龍の申し子”。
ミネハハ:和歌山県のイメージソングですね。
由結:聴くと本当に自分自身に返ることができます。
ミネハハ:元気満タンよ!
由結:自分から元気が出てくると言うCDですので、是非応募なさってみてくださいさぁそれでは、ミネハハさん2週に渡りまして本当にありがとうございました。
ミネハハ:いいえー。楽しかった。
由結:ありがとうございます。また是非遊びにいらしてください。
ミネハハ:また呼んでください。
由結:はい。ありがとうございました。
ミネハハ:どうもありがとうございました。
プロフィール |
ネイティブアメリカンの言葉でMINEは水、HAHAは微笑みの意味を持つ。 |