緑健児さん NPO法人全世界空手道連盟新極真会 代表理事「強くなればなるほど人に優しくなれる」
全世界空手道連盟 新極真会 代表理事 緑 健児さん(1)
全世界空手道連盟 新極真会 代表理事 緑 健児さん(2)
銀座ロイヤルサロン1週目
由結:さて、この番組ではこれまでも様々な素晴らしいゲストのかたに出て頂きましたが、本日はビッグゲストにご登場頂きます。では早速ご紹介したいと思います。”NPO法人全世界空手道連盟・新極真会・代表理ことの緑健児”さんです。よろしくお願い致します。
緑:押忍、よろしくお願いします。
由結:お隣に座っているだけですごいエネルギー!ドキドキいたします。
緑:ありがとうございます。
由結:緑さんは、10万人の会員がいるフルコンタクト空手において世界一の組織の代表でいらしゃいます。
緑:そうですね、目標を”100ヶ国”にして2019年に101ヶ国になり、これを達成できました。次の目標は、私達の師であります”大山倍達総裁”が生前123の国と地域の加盟を有する団体だったので、次の目標は124ヶ国目指して組織一丸となって頑張っています。
由結:”新極真会”はどんな組織なのかをまずお聞きしてもよろしいでしょうか?
緑:そうですね。”新極真会”はですね、大山総裁が創始された極真空手をずっと継承していましたが、2003年に新極真会に名称を刷新して”温故知新”じゃないですけども、もっともっと新しいことにチャレンジして行こうと言うことで、新極真会として組織名を刷新しました。世界中の皆がこの新極真会に集まり、切磋琢磨しています。
由結:具体的にはどんなことにチャレンジをされているのですか。
緑:”フルコンタクト空手”をもっともっとメジャーにしていきたい。それには色んな大会・新たな大会を作り、選手が活躍できる場をもっともっと広める活動をしています。
由結:なるほど。
緑:そしてもう一つは”フルコンタクト空手”が全国大会をはじめとする色々な場所で行われていたのですけど、皆で一つになっていこう、と。そして、この「フルコンタクト空手界を盛り上げていこう」と言うことで、6年前にまずは”JFKO・全日本フルコンタクト空手道連盟”と言うのを設立して、現在319流派団体が集まる組織になって。それで今年”WFKO・世界フルコンタクト空手道連盟”を設立してですね、「これからもっともっと世界でこの”フルコンタクト空手”を普及していこう」、そしてまた「2020年にはオリンピックイヤーには、私達のフルコンの世界大会を第1回世界大会を開催しよう」と色々新しいことにチャレンジして行ってます。
由結:そうですか。”フルコンタクト空手”と言うのはどんなものなのでしょうか?
緑:そうですね。空手にはですね、全世界、日本もそうですけど、大きく”ノンコンタクト=当てない空手”と”フルコンタクト空手=直接打撃制”と言うね、大きく2つルールがあります。直接打撃制は男子においては、素手・素足で戦って、ヘッドギアもつけずに、ファウルカップだけはきちっと付けて、それで試合をすると言うのがこの”フルコンタクト空手”です。
老若男女普及しているので、やはり男子の上級以外は皆サポーターを付けてヘッドギア付けてね、子ども達も安全を重視してやっています。非常に子ども達に普及しており、たくさん入ってきますね。
由結:”人の痛みが分かる”ようになる、そういう効果もあると聞いたのですけど。
緑:そうですね。本当に試合だと痛いし、そしてまた戦う時に、特に子ども達は怖いしですね、それで1試合だけじゃなく、勝つためには5回位戦わなきゃいけないんです。私達の新極真会の大会は優勝するまで7,8試合は勝たなければならない。だからもう本当にダメージを蓄積しながらでも最終的には”諦めない”、”投げない”。そういう選手がチャンピオンになっていっています。
由結:なるほど。だから凄く体力もいりますし、精神力と言うものが重要なのでしょうね。
緑:一番は精神力ですね。心が強い選手が、諦めない選手が勝つんですけど、その精神力を身に付けるには普段の稽古からしかないと思います。いかに稽古で手を抜かずに全力を尽くしてやるか。そして、この世界大会で勝つには世界で一番稽古した人が勝つと。それだけ精神も強くなっていると言うことですね。
由結:きっと自分がよく分かってるとことなんでしょうね。これだけ練習したんだから、とか。
緑:まさにその通りですね。全てやったと。もうやるべきことは全てやったと。”人事を尽くして天命を待つ”とことなんですけどね。もう全てやりつくしたと。だから自分を信じられるわけですね。
ちょっと練習で「もう少しテクニックの練習しておけばよかった」「スタミナの稽古しておけばよかった」とかね、そういう思いがあるとやはり迷いや不安があって諦めてしまうと言うのはありますね。
由結:そうなんですね。この”諦めない心”と言うのは、この空手の世界でももちろんなのですが、日常生活や社会人としての生きかたにも通ずるような気がするのですが。
緑:本当にその通りです。私達は現役を終わりまして、そしてこれからこの組織の代表をさせてもらってる中で多少色んな問題も出てきても、世界大会の時にあれだけ稽古したんだと。世界大会の試合であれだけなんとか頑張れた。あの練習とか精神に比べたら全てへっちゃらだと。それでポジティブに前向きにクリアしていけます。それは子ども達においても一生懸命頑張って頑張って、そして強くなって強くなって優しくなって、将来大人になった時「あの時空手やってて良かったな」と言うね。「だからこの試練を乗り越えたんだ」と言う日が、必ずやってくるとことを子ども達に常に教えるわけです。
由結:稽古のたびにそういうお話を頂けるんですね。
緑:そうですね。小さい子はぽかーんとしてますけど、わかる子はね、「押忍」と言う返事をしてくれますね!
由結:毎回毎回の稽古の中で人として大事なことを学んでいく機会になっているのでしょうね。
緑:そうですね。由結先生が”礼儀”を教えているのと一緒で、私達も本当”礼儀礼節”を本当に道場の中で教えてますし。そして一番大事なことは”親孝行できない人間は立派な人間になれない、強くなれない”と言うね。大山総裁の教えがあるわけですよね。本当に全てのことにおいてね、”親に感謝”・”親孝行”。いつも子ども達に言い聞かしてます。
由結:稽古に通ううちに子供たちに変化はありますか。
緑:もうこのフルコンタクト空手で子ども達が成長していく姿と言うのは、私達指導者冥利に尽きますね。道場来る時泣いて中々入ってこれなかった子だって、その子やっぱりお父さん・お母さんが熱心に辛抱強く連れてきて連れてきて、そしてその子が3カ月、半年になってね、帯が変わったりとか試合に出て、勝ち負けを繰り返して、精神的に強くなっていく。もう本当久々に会ったら凄く本当に目の色が変わって男らしくなってるし。女の子も一緒ですけどね。それぐらいフルコンタクト空手をやってね、いじめも、”絶対いじめられない”そして”いじめない”というそういう教えもしてるんで、本当に子ども達の成長には、フルコンタクト空手、本当にお互い叩き合ってね、痛みが分かる子ども達に成長していくと思います。
由結:素晴らしいですね。今”いじめ”と言うワードも出たのですけれども、いじめの問題に関して緑代表は今までも取り組んで来られましたよね。
緑:はい。これから先もっともっとですね、「この”フルコンタクト空手”を通して、いじめを撲滅するんだ」と。そういう、これからそういった活動においても積極的にやっていきたいと思います。なぜならJFKOには”319流派団体”が加盟し、”フルコンタクト空手”の国内競技人口は約20万人います。
これだけ普及してる中で、この”フルコンタクト空手”をやっている子達が強くなればなるほど人に優しくなって、そして学校の中でリーダーシップを取って、いじめられてる子がいたら「お前やめろよ」と止める。各クラスにそういう行動力がある空手やってる子がいたら、いじめも少しずつ無くなって行くんじゃないかなと思います。”文武両道”でその子は勉強もできたらもっと素晴らしいと思うし。あとユーモアがあってね、明るい子だったらもっともっとリーダーシップ取れていくと思います。
由結:そうですよね。そういう子どもさんが増えてくると、大人も触発されて、社会ももっと明るくなるような気がします。
緑:そうそう、明るくなってくると思います!
由結:そうですね、素敵ですね。緑さんには来週もご出演頂き、このお話の続きを伺います。そして、”第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会”が目前に迫っております。11月9日土曜日、そして10日の日曜日に行われます。朝の9時開場で、開会式が9時半から始まって1日がかりですよね、5時まで行われるわけですよね。
緑:そうですね。全世界101ヶ国から選抜されたチャンピオンクラスの選手が男子は161名、女子は32名が集まり、男子は優勝するまでに最大7試合戦わなければなりません。まさにフルコンタクト空手の世界一を決める大会になっています。それで女子も本当に空手人口と言うのが増えて、本当に戦う女性が増えてきまして、女子においても前回は日本の”南原朱里”と言う福岡の選手選手が準優勝でしたが、4年前リベンジで今年優勝を狙って、一生懸命頑張っています。
由結:そうですか、もう輝く選手達がこの日の為にね、稽古も重ねて出場されると言うことですので是非皆様足を運んで頂きたいと思います。これ11月の9日、10日、武蔵野の森総合スポーツプラザにて行われます。
それでは緑代表、本日は素敵なお話しありがとうございました。
緑:ありがとうございました。
『第12回全世界空手道選手権大会のご案内』
第12回全世界空手道選手権大会は満員の会場の中、日本代表が男女W優勝という快挙の結果を残しました。
今大会の詳しい模様は新極真会のHPに掲載しています。
http://www.shinkyokushinkai.co.jp/12thwc2ndday2/
第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会開催日決定!
世界2000万人の競技人口を誇るフルコンタクト空手。流派団体を超えて世界各地域の選抜戦を勝ち抜いた選手たちが集い、階級別世界一を競い合うフルコンタクト空手のワールドカップとも言える世界大会の初開催が決定しました。
【開催日】5月30日(土)-5月31日(日)
【会場】大阪府立体育会館
同日は319流派団体の選手たちが階級別日本一を競う「第6回全日本空手道選手権大会」も併催します。
銀座ロイヤルサロン2週目
由結:本日のゲストは、”NPO法人全世界空手道連盟・新極真会代表理・緑健児”さんです。よろしくお願い致します。
緑:よろしくお願いします。
由結:緑さんが代表を務めるこの組織なのですけれども、101ヶ国で10万人の会員様がいらっしゃいまして、”フルコンタクト空手”において世界一と言う組織なのですよね。
緑:そうですね。”大山倍達総裁”が亡くなられて、極真空手が分裂してしまって、それで私達2001年に新極真会と言うのを刷新して、その時は70ヶ国ぐらいだったのですね。そこから目標”100ヶ国”に掲げて、世界中の支部長が頑張って101ヶ国に達成することができました。
由結:全世界に広まり、その勢いが止まらないのです。今回は世界大会、のちほどご案内したいと思いますけれども、”第12回オープントーナメント全世界空手道選手権大会”が11月9日と10日に行われます。ここにも実は日本人だけではなくて海外の選手も出ていらっしゃると言うことなのですね。
緑:全世界101ヶ国から選抜されたその国の男女のチャンピオンが集っての大会なので、本当に”空手界の最強は誰か?”と言うのを決める大会になります。毎年4年に1回開催されてですね、第1回から11回までが日本人が王座を死守しています。女子においては前回準優勝が日本の女子だったのですけど、今回のテーマは”男女ダブル優勝”と言うことで合宿も重ねて必死になって、今も徐々に徐々に練習を落としていっている段階だと思います。
由結:そうですか。と言うことは、日本人がその座を守れるかと言う所も注目なのですけれども、海外にそれだけ広まりその価値が認知されているのですね!
緑:そうですね。その中で私も世界中周っている中でヨーロッパ大会やロシアの大会などの大会を見ると、本当に強い強豪がひしめき合っています。それで勝ち上がった選手がこの世界大会に集まってきます。特にヨーロッパでですね。絶対王者の”マシエ・マズール”と、若干19歳でヨーロッパのジュニアでチャンピオンになっていて、初めてヨーロッパ大会出て”パウリウス・ジマンタス”が注目選手です。ジマンタスは重量級で全て一本勝ちをして決勝まで昇りつめて、”マズール”と戦いました。30秒間攻め続け、もう少しでK.O.するんじゃないかというところまでまでいきましたが、やはりマズール選手と言うのは百戦錬磨なので最後は逆転して勝ちました。こういった強い選手が出場してくるし、ロシアでもロシア全体のチャンピオンのナザール・ナシロフ選手がいるんですけど、この選手も本当に技が切れて一本勝ちの山を築く選手ですね。そういった強豪がひしめいてきます。その中で日本の”島本雄二選手”。彼は4年前のチャンピオンなんですけど、この島本選手が2連覇できるかと言うのがですね、非常に話題性がありますね。
由結:2連覇できるかは見逃せませんね!
緑:そうですね。彼は体重別の世界大会でも重量級でチャンピオンにもなっています。また過去出場した大会のすべてのタイトルを手に入れています。その彼が一番目標としているのが”無差別の世界大会の2連覇”。世界大会は50年近い歴史がありますが、2連覇した選手は一人だけというです。「その中に島本選手、名を連ねられるか」と言うのが凄く話題性のある大会になっています。全世界の選手が”打倒・島本”で研究してくるので、厳しい戦いとなるでしょう。
由結:わー!これは厳しい!
緑:本当に厳しい戦いになると思うけど、私としては「絶対に王座を守ってくれ!」と思うし、女子も奪還してくれると思います。そういう戦いを今日聞いて頂いている皆さんが来て頂いて応援して頂いたらと凄く嬉しく思います。ラグビーの試合を見ていて、もう日本中が応援して、だから選手達も背中押されて力が発揮できたと思うのですね。4年前の世界大会も大勢の日本のファンやサポーターが応援して頂いて男子優勝、女子準優勝という結果を残せました。海外からも大勢応援が来ましたが、応援合戦でも日本は負けていませんでしたので選手は頑張れたと思います。
由結:周囲の協力者の存在は大きいですよね。
緑:はい。私達も現役の時、大山総裁が満員の中でいつも大会を作ってくれたので、その中で戦えると言うのは非常に選手としても凄くやりがいがありました。
由結:なるほど。見所満載ですね!ほかにも見どころがありますよね。
緑:そうですね。少年部の演武とか。また”谷川光支部長”と言って軽量級の世界チャンピオンになった師範の演武とかありますし。開会式で”大倉正之助さん”が鼓を打って頂きます。
由結:そうですね。”重要無形文化財総合指定保持者”でいらっしゃる”能楽師の大倉正之助”先生のセレモニー。これが10日なんですよね。やはり”日本人としての魂”とか、日本で始まったスポーツでもありますから。
緑:そうですね。日本選手本当に体は小さいんですけど、男女とも本当に海外の大きい選手に立ち向かっていく姿と言うのは本当に感動的です。時々「この空手がどこでやってるんだ」とか「いつやってるのか」とか、あんまりわからないと言われることもありますが、一度会場に来ると「観戦してよかった!」「また来年も来るよ!」と言う。そうやってリピーターが増えているんです。
由結:やはり足を運んでみて初めて分かるのですかね。私も拝見させて頂いたのですけれども、”血湧き肉躍り”ました!また、演武も、見ごたえがありました。
緑:子ども達もこの演武の為に何度も練習繰り返しています。それで僕らも子どもの演武見ると本当にもう涙が出そうになるんですよね。ひたむきに一生懸命頑張る姿を見てですね。そういう子ども達が将来また世界大会を目指して頑張っていくと思います。
由結:緑代表のお話を聞いてると感動して涙が出そうになります。こうやって子ども達も皆さん、ご指導受けて立派な大人になっていくのだと思います。
緑:そうですね。私達フルコンタクト空手の指導者は本当に縁があって道場に入ってきた子達を本当に”強くなればなるほど人に優しく思いやりのある子”、”親孝行できる子”、そして”どんな試練があっても乗り越えられる・諦めない・投げない”ということを身につけさせて社会に送り出して行きたい!そうすると社会も元気よく、そして犯罪に手を染めることも無くなっていくと思います。一人でもフルコンタクト空手の道場に入ってきて欲しいと思います。
由結:はい。是非皆さん道場にも足を運んで頂きたいと思いますし、まずは11月9日・10日の”全世界空手道選手権大会”これは第12回オープントーナメントでございますので、是非足を運んで頂きたいと思います。場所が”武蔵野の森総合スポーツプラザ”です。それでは緑代表、二週に渡りまして本当に素晴らしいお話をありがとうございました。
緑:こちらこそ本当にありがとうございました。
由結:また是非遊びにいらしてください。
緑:はい、わかりました。是非今度私達の選手がチャンピオンになったらまた是非取材して頂いたらありがたいです。
由結:はい。今から楽しみにしております。どうもありがとうございました。
緑:ありがとうございました。
『第12回全世界空手道選手権大会』
第12回全世界空手道選手権大会は満員の会場の中、日本代表が男女W優勝という快挙の結果を残しました。
今大会の詳しい模様は新極真会のHPに掲載しています。
http://www.shinkyokushinkai.co.jp/12thwc2ndday2/
第1回全世界フルコンタクト空手道選手権大会開催日決定! 世界2000万人の競技人口を誇るフルコンタクト空手。流派団体を超えて世界各地域の選抜戦を勝ち抜いた選手たちが集い、階級別世界一を競い合うフルコンタクト空手のワールドカップとも言える世界大会の初開催が2020年に決定しました。 同日は319流派団体の選手たちが階級別日本一を競う「第6回全日本空手道選手権大会」も併催します。
プロフィール |
1962年4月18 日生まれ。鹿児島県奄美大島出身。 1978 年に上京し、国際空手道連盟極真会館に入門。軽量級選手として活躍し、第 2・4・7回全日本ウエイト制大会軽量級を制す。1990 年には 165cm、70kg の体格ながら無差別の全日本大会にも挑み準優勝。1991 年には日本代表選手として第 5 回世界大会に出場。アンディ・フグやフランシスコ・フィリォなどの強豪、また 2m を越す巨漢海外勢が多数エントリーする中、3 日間に渡る過酷な闘いを制し、軽量級選手として史上初の無差別級王者となった。第 5 回世界大会を最後に現役を引退し、故郷・奄美大島と福岡県で後進の指導に当たる。また組織活動にも精力的に努め、2000年、NPO 法人極真会館の代表理事に就任。 2001年、IKO(全世界空手道連盟、のちに WKO に改称)の会長に就任。 2003年に組織名称をNPO 法人全世界空手道連盟新極真会に刷新。 2013年から公益社団法人全日本フルコンタクト空手道連盟(JFKO)の理事長、 2019年からは全世界フルコンタクト空手道連盟(WFKO)会長を務める。 2023年現在、世界103の国と地域が加盟する新極真会を統括し、骨髄バンクチャリティーや献血など社会貢献にも力を注いでいる。 |