梅野源治さん ムエタイ選手「日本ムエタイ界の至宝」
銀座ロイヤルサロン1週目
目次
梅野源治さんの子ども時代
由結: 本日のゲストは梅野源治さん。ムエタイの本場タイで2大殿堂と言われるラジャダムナン・スタジアムで外国人としては史上2人目のライト級王者になりました。これまでに獲得したベルトは、なんと8本。“日本ムエタイ界の至宝”と言われています。
梅野さん、どうぞよろしくお願いいたします。
梅野:よろしくお願いします。
由結:本日はビッグゲストにお越し頂きました。早速ですが、梅野さんはどんなお子さんだったんですか。
梅野:一言でいうとやんちゃ坊主だったのかな、と。うるさいですし、勉強もしない、なんか遊び回ってギャーギャーうるさい子どもだったと思います。
由結:クラスでも目立つ男の子だったんですね、きっと(笑)小学生のときも?
梅野:できるだけ目立ってみんなの気を引きたいってタイプだったと思います(笑)。中学生になったころに、テレビで格闘技がはやるようになっていて、結構休み時間中でも、女子も男子もみんな「あの選手かっこよかったよね」とか、「昨日のあの試合見た?」って、結構格闘技の話題が上がることが多くなっていて、僕もそこから格闘技に興味を持ち始めたかな。当時かなり流行っていましたからね。
格闘技に目覚めた高校生時代
由結:そして、高校生時代は?
梅野:そうですね。高校生のころもやはり格闘技が中学生のころよりもさらにはやっていて、高校生ぐらいのときですかね。女子がこう、強い男子かっこいいみたいな、なるじゃないですか。大体17~8のころって。友だちの間でも、やっぱり強い男ってかっこいいよな。女子たちも、ああいう彼氏ほしいなみたいな、結構言う友だちが多かったので、じゃあ俺も格闘技やって強くなれば、もしかしたら女子にはモテるのかなとか(笑)。あとは見るのも好きでしたし、どんどんと興味がわいていきました。
由結:なるほど。そのころ、格闘技に目覚めたんですね。
梅野:そうですね。本当に自分もやりたいなって思い始めた瞬間ですね。
由結:本格的に、足を踏み入れたのは?
梅野:格闘技をやっている友達がいたので、興味本位で「ちょっと教えてよ」って言ったんですね。友だちに格闘技を習う中で、僕それまでって人に褒められたこととか、認めてもらえたことがまるでなかったんですけど…勉強も嫌いでしたし。だけど唯一格闘技だけは「お前センスあるな。お前これやった方がいいよ」って言われるようになったんですね。
先生たちからも、それまでは怒られた記憶しかなかったんですけど、格闘技に対してだけは、「お前才能ありそうだからジム紹介するからやった方がいいんじゃないか」って言われるようになったんです。「じゃあ将来の夢は格闘技!これでチャンピオンになって、そしたらもっと友だち増えるかも。女子からもっとモテるかも。とにかく自分のことを認めてくれる人たちが増えるんじゃないのかな」って思った瞬間でしたね。
由結:なるほど。それでジムに実際に通うようになるんですか。
梅野:高校生のころに、親に言ったんですよ。「将来の夢は格闘家。チャンピオンになる。決めた」って。そしたら親からは「何言ってるの?ふざけるな」と。「怪我もするし、まずは勉強しなさい」と。説教ではないですけど、そんなふうにあしらわれてしまい、じゃあどうしようかなって考えてたら、母親から、「それならせめて大学に行きなさい。大学に行って、受かったら格闘技やってもいいんじゃないの?」って言ってもらえて。「よし、じゃあちょっと苦手だけど勉強してみよう」と。勉強して、一応大学受験に合格したので、18歳から格闘技を始めるようになりました。
ムエタイを始めたきっかけ
由結:念願の格闘技開始ですね。何の競技から始められたんですか。
梅野:僕はムエタイっていう競技を始めたんですけど、なんでムエタイから始めたかというと、格闘技が好きな友だちから「お前の体系は総合格闘家っぽくない」と。「ゴリマッチョじゃなくて線が細いから、ボクシングとかムエタイとかそういうのが向いてるんじゃないの?」って。どうせやるんだったらやっぱり一番になりたいし、じゃあボクシングかムエタイ。「ボクシングはパンチだけど、ムエタイは蹴りもあるし、肘打ちもあるし、ムエタイの方が強いかな。よし、じゃあムエタイやろう」となりました。
由結:お友達の的確な助言もあったわけですね。ムエタイって格闘技の中でも特に過酷で厳しいと言われていますけど、あえてそれを選んだわけですね。
梅野:そうですね。当時はあまり何もわかってなかったと思うんですけど、結果としてはムエタイを選びました
由結:梅野さんは、きっと何か迷ってもすぐにトライしてみる、そんな精神をお持ちなんですね?
梅野:そうですね。当時はもう何も考えてなくて、先のことなんて。とにかく楽しいからやってみようっていう…。僕が高校生のころまでは、努力もした経験もないですし、何かをこう頑張って、一生懸命やったという記憶があまりないんですね。格闘技だけは周りからも認めてもらえるしな。ちょっとこれ頑張りたいなって。初めて頑張りたいものができたときでしたね。
夢が見つかった瞬間
由結:夢が見つかった瞬間というか…。
梅野:本当に。一度もなかったんですよ、僕。なりたいものも。
由結:「出会った~!」という感じだったんでしょうね。夢を見つけた後は順風満帆だったんですか?
梅野:いや、最初ジムに入ったときっていうのは、もうその日のうちにプロに勝てるって思ってましたし、1年くらい経てば日本チャンピオンになれるなとか、2~3年後には世界チャンピオンになれるんだろうなって。なんか変に自信があったんですよ。だけど、やってみたら、いざジムに行ってみたら、隣で練習してる女性の方がパワーがあったりだとか、自分よりも強い人たちがたくさんいて…。普通は腕力でいうと、女性の上に男性がいるはずって思うんですよ。
由結:そうですね。
梅野:そのピラミッドでいくと、女性、男性、その上に今度アマチュア選手がいて、プロ選手、日本ランキング入ってる選手、日本チャンピオン、世界ランキング、今度世界チャンピオン…という山があると思うんです。その山を見たときに、こんなに山って高いなと思って、だけどこの山のてっぺんから見た景色って、どんなものなんだろう。そのときに、僕としてはより興味がわきまして。
由結:大変そうだなっていうふうには思わなかったんですね。
梅野:はい。それよりは、「とにかくそこにたどり着きたい」その一心でしたね。山は高いですけど、この山登ったときに、本当にもうみんなきっと俺のこと認めるだろうな。もっと友だち増えるだろうな。もっと女性からモテちゃうのかなみたいな(笑)
由結:いいですね(笑)。お聞きしたところ、妹さんがいらっしゃるそうですが、妹さんからの影響もあったんですか。
梅野:そうですね。まあ小さいときから、妹、頭が良いんですね。僕は勉強が苦手と。そこで、高校生のときはすごく仲悪かったんですよ。妹から、「なんで兄さんは勉強しないの?遊び回ってばっかりで。将来どうするの?」って。もう1年半ぐらいは口きかない時期もあったと思うんですね。
由結:うーん。多感な時期ですしね。
梅野:そうですね。で、そこから僕は大学入学と同時に格闘技を始めて、結果を残していくうちに、だんだんと認めてくれるようになって、今では仲が良いんですけど、妹は本当に小さいときから頭が良くて、そこから一流の大学、一流の今度は海外の大学に行って、一流企業に就職して、今では今度医者になるって言って。そういうのを見て、今もう僕も頑張らなきゃなと。
由結:優秀な妹さんからいい刺激をもらったんですね。梅野さんは昔から、自分への肯定感や自信がおありだったんだなと感じますが、その点いかがですか。
梅野:そうですね。まあ、なんだろう…。格闘技や取っ組み合い…そういう力の部分に関しては自信があったのかなと思いますね。
夢を見つけたいと思っている方に向けてメッセージ
由結:今日は夢の見つけ方を教えて頂きましたが、世の中には夢を見つけたいけど見つけられないって方もいらっしゃると思うんですね。そういう方々に向けてメッセージを頂けますか。
梅野:そうですね。昔は僕、「夢ってただ諦めてるだけで絶対みんなあるものでしょ」って思ってたんです。例えば、小さいときだったら、「お医者さんになりたい。スーパーマンになりたい」みんなあるじゃないですか。だけど、やっぱり、年を重ねていくにあたって、「自分には無理なのかな」って途中で諦めちゃう…。諦めてるだけだから自分が悪いって思ってたんです。でも、最近になっていろいろ考えた結果、やってみて途中で「やっぱり違うな」って思うことも人ってやっぱりあるんだなって。例えばそれこそ「スーパーマンになりたいって思ってやってみたけど、やっぱりスーパーマンよりかこっちの方が楽しいな」とか。夢って変わっていくものですし。じゃあどうしたらでも夢がちゃんと見つかるんだろうって考えたときに、僕はやっぱりいろんな人に出会うっていうのが一番いいんじゃないのかなって思っています。いろんな人の意見。自分が経験したことない経験談。一番価値があると思うんですよ。その人の経験したものを聞けるって。
いろいろ聞いてく中で、どれに興味を示せるか。その興味を示したことをまず自分でやってみる。それが本当に自分で夢だなって思ったらやればいいだろうし、また違かったらいろんな人の意見を聞いて、また興味が出ること挑戦すればいいし。いろんな人に出会うことが夢を見つける第一歩なんじゃないかなと。
由結:いや~素晴らしいお話をいただきました。私もぜひ参考にさせて頂きます。
梅野:いやいや。とんでもないです。
由結:梅野さんには来週も出ていただけるということですので、またこの続きを聞かせていただきたいと思います!
梅野:はい。よろしくお願いします。
由結:はい。それでは本日は日本ムエタイ界の至宝、梅野源治さんにお越しいただきました。ありがとうございました。
梅野:ありがとうございました。
銀座ロイヤルサロン2週目
ムエタイ選手でチャンピオンになるまでの道のり
由結:本日のゲストをご紹介いたします。日本ムエタイ界の至宝、梅野源治さんです。よろしくお願いいたします。2週目、ご登場いただいております。ありがとうございます。
梅野:ありがとうございます。
由結:先週も「夢を見つけるまでの道のり」をお話いただいたんですけれども、本当に元気をいただいたんですが。
梅野:いやいや、とんでもないです。
由結:今日は梅野さんに「夢を叶えるまでの道のり」を伺っていきたいと思います。梅野さんにとってもまず目標であったというムエタイの2大殿堂ラジャダムナン・スタジアム。こちらでの史上2人目のライト級王者というのを取られていらっしゃいますが、ここに至るまでの道のり…お聞かせ頂けますか。
梅野:そうですね。まあ…チャンピオンになったことある人が1人しかいない。しかもそれが約40年前。みんなから「無理だろう」ってずっと言われていたんですけど、やっぱりせっかく格闘技の世界に足を踏み入れて、どうせやるんだったら、世界で一番になりたいなって思いが強くあったので、諦めずにやってきたんですけど、なかなか思うようにいかない時期も長くありました。僕がラジャダムナン・スタジアムのタイトルマッチ、勝利してベルト取った時期が2016年の10月。その2016年、ベルト取る前まで、その年がずっと僕スランプだったんですね。
スランプ時に思いついた解決策
由結:スランプ…!どんな体験だったのでしょうか。
梅野:勝てるって言われてた相手に負けてしまったり、引き分けになってしまったり、全然思うような結果が出なくて、もう引退なのかなって、すごく悩んだ時期があって、でもそんな時期に「10月、夢のタイトルマッチが決まったから頑張れよ」ってジムの会長から言われたんです。「じゃあどうやったらベルトを取れるんだろう。これだけスランプが続いていて、普通にいったら勝てないよな…」と。よし、じゃあ何か今までのスランプだったのには理由があるんじゃないのかなって。そのときに、僕ちょっと人生で初めて頭を使った瞬間だったのかなって。駄目だった理由を考えた結果、思い当たったことがありました。そのときって教えてくれていたトレーナーの言うことを聞かなかったりしていたんです。素直じゃなくなってたんでしょうね、当時。
由結:まあ、そうだったんですか。最初は何でも言うことを聞いていたけれども、どこかで変わってきてしまった、とか?
梅野:そうですね。だんだん思うように事が進まなくなるにつれて、どんどんとこう、素直に人が言う言葉を聞けなくなってしまって、そこからは思うような結果出ないのは先生のせいだ。仲間たちのせいだって、人のせいにするようになっちゃったんですね。原因はこれかもしれない。
じゃあどうしても取りたいベルトがあるんだったら、夢を叶えるんだったら、その駄目だったところを一つ一つ直していこうと思って、そこからですかね。例えば自分が疲れているときに、本当はマッサージしてもらいたくても、逆にトレーナーに対して「今日は教えてくれてありがとうございます」って感謝を伝えてマッサージしたりとか、あとは今まで人のせいにばかり、先生のせいにばかりしていたけれども、「自分のせいだったのはもうわかっていますし、今後もう一回先生を信じてやっていきたいから、ベルトどうしても取りたいからもう一回教えてください」としっかり謝ってお願いをしたんです。
由結:すごいことですね。ちゃんと言葉に出したんですね。
梅野:そうですね。今までだったら自分のためにプロテインとか買って飲んでいたんですけど、そういうお金の使い方、一回やめてみたんです。自分に投資するんじゃなくて、、周りの本当の近くにいる人に投資をしてみよう、と。プロテインをやめて、先生に例えば毎日水を買っていったりだとか、サプリメントを後輩たちに買っていったりだとか、ジムで一丸になって今後頑張っていこうっていうので食事会開いてみたりだとか。お金の使い方をシフトしていったんです。結局そういうのって、誰でもできると思うんですよ。相手は喜ぶじゃないですか。プレゼントしたりとか、マッサージしてあげたら。でも僕はそのときまで、当時10年以上格闘技やっている中で、誰でもできるのに誰もやってるところが見たことなかったですよ。
由結:いやあ~それに気づいたのはすごい。
梅野:僕、頭が良くないので、誰も思いつかないようなことをやる。それは難しいなって思って、だったら、誰でもできるけど誰もやっていないことをやろう。そこに価値が生まれるんじゃないのかなと。
由結:まず気付く、そして、すぐに実行したことが素晴らしいですね。
梅野:そうですね。そのぐらいどうしても掴みたかった夢だったので、何かを変えなきゃ。じゃあ変えられることってなんだろうって思ったら、大したことはできないですけど、そういった心づかい。近くにいる人に対する心づかいが一番なのかなと思いまして。
チーム一丸となって勝ち取ったムエタイ史上2人目のチャンピオンベルト
由結:それを実践していかがでしたか。
梅野:はい。そういうことをしていくうちに、周りがどんどん協力してくれるようになったんですね。先生もやっぱりこう、今まで、あれ、こいつ素直じゃなかったのに、急に素直になってるし、なんか自分のことよりもまず相手のことを思う。こんなふうにやってくれるんだったら、俺たちもちゃんとこいつのことを教えたいなって、周りも多分そう思ってくれたと思うんですよ。それでチーム一丸となって、挑戦した結果、そこで40年ぶりの、史上2人目のムエタイのチャンピオンになれたな、って。
夢が叶った瞬間の気持ち
由結:ええ、そうですね。夢が叶った瞬間!どういうお気持ちでしたか?
梅野:一言で言うと、こんな幸せなことってあるんだ。こんなことってあるんだって思えた瞬間だったのと、もう一つは、やっぱり人って一人じゃ大きい夢は叶えられないな。でかいことやりたいんだったら、やっぱり協力してくれる、本気で協力してくれる人が何人いるか。それが大事なんだなって思った瞬間でしたね。
由結:身に染みて感じたんですね。
梅野:感じましたね。一人ではもう僕、多分人一倍練習やった自覚があります。みんなも認めてましたし、多分こんだけ練習するやついないだろってくらいやってたんですよ。だけど、結果出ない。それってでもきっと一人だから。一人で頑張っても、出る結果はたかが知れてるんだな。でもこうやって、近くにいる先生、仲間たち、彼らが協力してくれたことによって、史上2人目のベルト取れたっていう。やっぱ一人じゃ何もできないなって思った瞬間でした。
由結:いや~素敵なお話!この幸せの絶頂の頂点を経験した後、次はどうしようと思われていますか。
格闘家としてのさらなる目標
梅野:そうですね。ムエタイのベルトには、世界的に認められてるベルトが2本ありまして、僕は1本はその2016年に取ったので、もう1本、ベルトを取りたいなと。取って、さらに世界的にももっと認められる、みんなからもやっぱりあいつすごいなって思われるような格闘家になるためにも、その2本のベルトを持って、世界の大きな団体に乗り込んでいきたいなと。
由結:なるほど。まずはムエタイの世界でもさらに極めるというところを目標に、さらにその次をも見据えていらっしゃるのですね!とても楽しみです。もう少しお聞きすると、さらにその後の目標はありますか。
言葉でプラスを表現
梅野:そうですね。今、僕は格闘家なので、試合を見せて、応援に来てくれた方たち、ファンたちに表現をするって。今後、引退したあとは、もちろん今の現在もそうですけど、試合だけで表現するんじゃなくて、こういう言葉、こういったラジオもそうですけど、言葉でも表現して、人になにかプラスになる何かを伝えていきたいなっていうのは、以前からも思っているので、そういう意味では今も引退したあとも、プラスの何かを伝えられる表現者にはなりたいなっていうふうに思います。
由結:言語化して表現されるということなんですね。いつ頃からその発想をお持ちだったのでしょうか。
梅野:そうですね。言語化。まあ僕、3年ぐらい前から小学生、中学生、もしくは経営者の方たちに講演だったりっていう、そういう活動もしているんですけど、やっぱりそれをやり始めたときくらいからですかね。それまでは僕苦手だったので、言語化して人に何かを伝えるっていうことが。でもやっぱりこう、人に何かを伝えていく。試合だけじゃなく伝えていく。そういった意味で可能性を広げるためには、やっぱり言語化することが必要なのかなって。
由結:なるほど。お子さんから大人の方まで、求めている方にはお伝えしていきたいというところでしょうか。
梅野:そうですね。広い層の方々に伝えていければなと。
リスナーへのメッセージ
由結:では最後に、ぜひこのラジオをお聞きの皆さんに、メッセージをいただけますでしょうか。
梅野:そうですね。僕は格闘技をやっていて、夢、目標、勝つためにやっている。その勝つためにやるんだったら、つらいときこそ前に行かなきゃいけないっていう、これはもう格闘技をやっていてずっと感じていることで、嫌なことってたくさんあると思うんですよ。試合でいうと、痛いな、疲れたな。前に行きたくないな、とか。
だけど、夢は、目標は「勝つこと」。これは格闘技だけじゃなくても、経営でもそうですし、嫌なことから逃げて叶う夢なんて一つもないと思うんですよ。いかにその嫌なことに立ち向かえるか。結果駄目だったとしても、その経験って確実にプラスになるので、嫌なことから逃げずに、とにかく前に前に進んでいこうと。それは本当にもうどの層の何を目指してる人にも伝えていきたい一つだなと。
由結:そうですよね。頂点を極められて、怪我やスランプをくぐり抜けてきた梅野さんだからこその言葉ですね。素敵なメッセージ有難うございます。
梅野:はい。ありがとうございます。
由結:まだまだお聞きしたいことがたくさんあったのですが、時間がまいりましたので、ぜひまたスタジオにも遊びに来ていただいて。
梅野:ぜひ!
由結:はい!またいろいろとお聞きしたいと思います。
梅野:はい。よろしくお願いします。
由結:日本ムエタイ界の至宝、梅野源治さんでした。ありがとうございました。
梅野:ありがとうございました。
梅野源治さんのプロフィール |
・1988年12月13日 (獲得タイトル) 18歳でムエタイを開始。 2014年には日本人初となるWBCムエタイ世界王座を獲得。 |