英国アーユルヴェーダカレッジ 校長 山田 泉「健康で美しく生きる人」になる。
2019年2月14日放送
英国アーユルヴェーダカレッジ 校長 山田泉さん(1)
2019年2月21日放送
英国アーユルヴェーダカレッジ 校長 山田泉さん(2)
銀座ロイヤルサロン1週目(2月14日放送)
由結:さぁ、本日の素敵なゲストをご紹介致します。英国アーユルヴェーダカレッジ校長の山田泉先生です。よろしくお願い致します。
山田:よろしくお願い致します。
由結:はい、”アーユルヴェーダ”と言うことでご紹介したのですけれども、一般の方は「アーユルヴェーダと世の中にある様々な美容健康法とどこが違うんだろう?」と、分かっているようで分かっていないという方が多いと思います。そこで、山田先生に詳しくお聞きしたいと思っております。
山田:はい、ありがとうございます。
由結:山田先生はアーユルヴェーダカレッジを経営なさっていらっしゃいますけれども、そもそもこの”アーユルヴェーダ”と言うのは何なのでしょうか?
山田:はい、”アーユルヴェーダ”とは、今ヨーガが凄く人気出ていますね。
由結:はい。
山田:ヨーガと発祥が同じなんです。インドの古い哲学”ヴェーダ”と言うものがあるのですけれども、それが共通の原点です。日本だと”アーユルヴェーダ”は、今あゆ美さんが仰った通り、エステのようにオイルマッサージの施術が有名なんですけれども、あるいは”シロダーラ”という額にオイルを垂らす施術もあります。東京にもありますけども、インドとかスリランカで、”シロダーラ”をやられた方が多いと思います。ですが、元々”アーユルヴェーダ”は、サンスクリット語で”生命科学”と言う意味なんです。インド、スリランカで発祥して、5000年以上続く伝統医学です。
由結:なるほど、奥深いですね。山田先生ご自身がこの”アーユルヴェーダ”に関心を持ったきっかけはどんなことだったのでしょうか?
山田:はい。私は、”アーユルヴェーダ”に出会う前は、仕事の話になりますが、スタートは銀行に勤めておりまして、その時に”生命科学”と言いますか、体のこととか命に関する業界と言うか、そういう分野に関わることがありまして、その延長で、銀行員と言っても5年6年しか務めることはなかったんですけども、その後独立して、”生命科学”の分野の医学系や工学系の大学の先生と研究を事業化するような仕事をしてまいりました。それは非常にエキサイティングで楽しかったんですけども、すごくストレスがかかる仕事で、40代に入って、仕事も中々うまくいかない、人間関係もストレスが多く、体調を壊しまして、その会社は残念ながら手放しました。そこから何とか自分の健康を立ち直らせようと思いまして、色々本当に試しました。例えば、サプリメントを1ヵ月に2万円分ぐらい飲んだりとか。
由結:まぁ!それはかなりの量ですね!
山田:はい。あるいはアロマテラピーをやったり、本当に色んな自然療法が、今は日本でもあるんですけども、色々試す中で最終的に”アーユルヴェーダ”に辿り着いたと言うことです。ただ、自分の為でもあったのですけども、”アーユルヴェーダ”を実際に学校として経営されている方を紹介して頂きまして、そのご縁で仕事として始めたのがきっかけです。
由結:そうですか。では最初はご自身の体調を何とかしたいと言うところから繋がっていくと言うことなのですね。それで、その後どうなったのですか?
山田:当時”英国アーユルヴェーダカレッジ”の経営を任されまして、最終的に経営権も私が受け取る形になりました。15年前のことになるのですけれども、全く”アーユルヴェーダ”の知識がない、まさしくスクール経営もやったことがない中で始めまして、とにかく学校をやって生徒さんに”アーユルヴェーダ”を伝えて行くには、自分自身が実践して体験してみることが一番だなと思いました。”アーユルヴェーダ”は、やはりオイルトリートメントが素晴らしいですし、効果がありますので、とにかく毎週毎週セラピストの方々にやって頂きました。あるいは”アーユルヴェーダ”は”毎日の生活法”と言うのがありまして、この生活法を実践していくと言うことで、私の体調は非常に良くなりました。
由結:”毎日の生活法”と言うと具体的にはどんなものがあるのでしょうか?
山田:はい。理想的な健康になる方法ということですが、まずは睡眠ですね。早寝早起きが大事になりますね。”アーユルヴェーダ”は、なんと「日の出の96分前に起きると良い」言っているんですね。
由結:日の出の96分前と言うと、何時くらいなのでしょう?
山田:4時とか4時半ですね。ただ私もチャレンジしたこともあるんのですが、中々その時間に起きると言うのは難しくて、大体日の出ぐらいに起きると言うことを習慣にしています。
由結:なるほど。それを実際に実践されて何か変わってきたことはありましたか。
山田:そうですね。私は元々平日は睡眠時間が短く、週末になると寝溜めをする、さらに昼寝もしてしまうみたいな生活をしていたのですが、これが実は疲れの原因だったんですね。
由結:ちなみに当時はどのくらいお休みになってらっしゃったのですか?
山田:当時は5時間ぐらい。大体1時2時に寝て6時、6時半ぐらいに起きる感じだったんですね。私の体質だと完全にそれでは短かかったんです。”アーユルヴェーダ”をやり始めてからは、大体11時ぐらいには眠りモードに入って、6時には起きる!それを”週末も崩さないで一週間ずっとそのパターンを守る”と言うことが大事です。
由結:なるほど。つい寝溜めしてしまったりと言うのはありますけれども、それをやってはいけないですね。その他についてはいかがでしょうか。
山田:はい。そうですね。食事法もありますし、何と言ってもオイルマッサージ。オイルマッサージも毎週セラピストにやってもらうような時間や経済力があったらいいんですけど、中々難しいと思います。なので自分自身でオイルを使って毎日ケアをしていくと言うことが、健康に役立つんですね。
由結:そうなんですね。自分の手の届く範囲でマッサージすればいいんですか?
山田:はい。そうです。
由結:オイルはつけたままですか?
山田:どちらでもいいんですけども、ちょっと衣服が汚れたりしますので、できたら15分ぐらいにそのままにして、そのあとはお風呂とかシャワーで洗い流して頂けたらと思います。
由結:先生は、生活法含めて”アーユルヴェーダ”を実践されて、変化した点はどんなことですか。
山田:そうですね。とにかく朝すっきりと爽やかに目が覚める。これが一番大きかったと思います。以前は朝から疲れていて、1日何となくだるくて、なのに夜眠れないようなパターンだったんです。
由結:なるほど。つらいですよね。
山田:1日のメリハリができて、朝元気に起きられて、1日中頑張って仕事もして夜になると疲れて眠れるみたいな、良いパターンができたんじゃないかなと思います。
由結:そうですね。話しが逸れるんですけれども、先生は”華道と茶道と書道”も師範を持っていらっしゃると言うことで、“道”のつくものを極めていらっしゃいますね。
山田:そうなんですよ。結構自分を追い込むのが好きなのかもしれないですね。
由結:あとはゴルフにもはまっていらっしゃるとか?
山田:はい。ゴルフを始めたのは、3年くらい前なんですけども、この仕事をして色々体のことを研究していくと、ゴルフと言うのが最高の健康法じゃないかなと思うようになったのです。
由結:そうなんですね。どういう点がなのでしょうか?
山田:そうですね。ゴルフは、軽いウォーキングと言うか、下手すると10kmぐらい歩くわけなんですね。これが良いのです。また、ゴルフと言うのは、結構頭を使うスポーツなんです。自分の技術的なこともそうですが、「コースをどうやってみていくか」を考えなければなりません。あとは、お仲間、友達がたくさんできますし、そういう意味では人付き合いもとても活発になります。
由結:コミュニケーション能力も磨かれると言うことなのですね。
山田:そうですね。現在の日本は高齢社会で認知症が社会問題ですが、この認知症の予防には、私は最善なスポーツだと思っています。
由結:素晴らしいですね。そうやって道のつくものを極められ、そしてゴルフも極めていらっしゃる先生なのですけれども、やはりそれは”アーユルヴェーダ”と言うものがあって、それが基本・基盤になっていると言うことですか?
山田:はい。そうだと思います。まずは健康であるということ。あと集中力ですね。”仕事をする時は仕事のことを考え”、”ゴルフの時はゴルフのことを考える”。あるいは”お茶”と言うのも、お茶室の中でお点前をしたりお茶を頂くわけなのですが、”その場を楽しむ”と言うのが基本にあるんですね。以前の私は仕事のことを考えて1日ダラダラ「ああすればよかった」とか「あれからどうしよう?」とか将来のことを不安に思ったり、”今を生きていなかった”と言うのがあるんですね。”今を生きる”、”その場を楽しむ”。それが”アーユルヴェーダ”や”ヨガ”の基本だと思います。
由結:素晴らしい!
山田:はい。その考え方を手に入れたと言うか身につけたということで、仕事も充実していますし、趣味も色んなことをやらせて頂いて、楽しむことができているんではないかなと思います。
由結:先生ご自身がそうやって変わられたように、それを受講生の方、お客様にもお伝えになっていらっしゃるわけですよね。実際に皆様どんなふうに変化なさるのでしょうか。
山田:”アーユルヴェーダ”に興味を持って、うちの学校に来られる方と言うのは、基本的にすごい健康な方はいらっしゃるわけではなくて、なんだか不調をお持ちで、色んなことを試して、うちに最終的に来られる方が多いんですね。私のように”不眠”とか”冷え”がひどくてとか、あるいは、”皮膚の問題がある”とか、”ひどい肩こり”とか。病気じゃないんだけど、何かちょっとすっきりしないと言う方がほとんどなんですね。その方が1年間私達と一緒に過ごすことで、本当に健康になられますし、顔がとても輝いて生き生きされて卒業されていきますね。
由結:そうですか!この放送を聞いて”アーユルヴェーダ”に興味を持った方に向けて、学校の情報はどうすれば取ることができますか?
山田:はい。まずはインターネットで”英国アーユルヴェーダカレッジ”という、キーワードで検索して頂くのが良いかと思います。ホームページの中には”アーユルヴェーダ”に関しての情報をたくさん載せていますし、学校に関しても詳しく載せさせて頂いています。ただもしお時間があるならば、是非、私が毎月10年以上続けているのですけども、”アーユルヴェーダ入門セミナー”にいらしてください。大体月の第1水曜か木曜にやらせて頂いてますので、是非お越し頂ければと思っております。
由結:是非皆様チェックをなさってみてください。”英国アーユルヴェーダカレッジ”ですね。よろしくお願い致します。それでは山田先生には来週もお越し頂けると言うことですので、楽しみにしております。ありがとうございました。
山田:はい。どうもありがとうございました。
銀座ロイヤルサロン1週目(2月21日放送)
由結:さぁ、本日の素敵なゲストをご紹介致します。英国アーユルヴェーダカレッジ校長の山田泉先生です。よろしくお願い致します。
山田:はい。どうぞよろしくお願い致します。
由結:山田先生には2週目のご登場を頂いております。
山田:ありがとうございます。
由結:先生が経営していらっしゃる”英国アーユルヴェーダカレッジ”、この特徴を教えて頂けますでしょうか?
山田:はい。まず”英国アーユルヴェーダカレッジ”、”英国”とつくので多くの方から「どうしてですか?」と言うことを聞かれるのですが、そのあたりからお話します。”アーユルヴェーダ”は、そもそもインド、スリランカで生まれたものなんですね。インド、スリランカには、たくさんの”アーユルヴェーダ”の医師の資格を持った先生達がいらっしゃるんですが、私達はスリランカ人のドクターと一緒にやっております。そのスリランカ人のドクターらが20年前にロンドンに移住されて、ヨーロッパ人の為に”アーユルヴェーダ”を広める学校を作られたんですね。その先生達と連携をして、「日本で”アーユルヴェーダ”を広める、日本人に”アーユルヴェーダ”を広める」と言うことで、先生達がイギリスで活動されていることから、”英国アーユルヴェーダカレッジ”と言う名前を付けさせて頂いています。今年の末で開校15年になります。
由結:おめでとうございます。本場の先生から学ぶことができると言うのが、大きな特徴ですよね。
山田:そうですね。特に私達は”アーユルヴェーダのセラピストを養成するコース”をやっているのですけども、”アーユルヴェーダ”と言うのはそもそも医学ですから、非常に専門性を必要とします。元々の医師によって、病気を治療すると言う側面もありますので、「医学として学ばれて実践されているお医者さん達に直接教えて欲しい」と言う声からカリキュラムを組んでおります。
由結:そうなんですか。具体的にはどんなことが学べるのでしょうか?
山田:コースは1年間510時間のカリキュラムです。1日約9時から6時までの約8時間の講義ですが、週1日決まった曜日に来て頂きます。510時間のうち約100時間がアーユルヴェーダの専門科目になります。残り400時間のうちアーユルヴェーダのオイルトリートメントがあり、さらにアーユルヴェーダ以外のこともしっかり勉強するカリキュラムを作っております。現代医学に基づく“解剖生理学”とか”栄養学”とか”心理学”。人の体に触るという仕事に就く方々にとって、本当に重要な基礎科目を全部網羅しております。もちろんセラピストですから、人と関わると言う意味で、コミュニケーションが重要な側面になってくるんですね。なので、カウンセリングとか、接客とか、あるいはビジネスも学べる機会を作っております。
由結:と言うことは1年間通うとプロとして羽ばたける準備がもう完全に整うと言う感じですね。
山田:はい、そうですね。そういう意味で”総合プロコース”と、カリキュラムの名前をつけさせて頂いております。
由結:そうですか。1日かなりの時間を費やしてお勉強されると言うことなんですけれども、皆さんどんな方が通っていらっしゃるのでしょうか?
山田:はい。今のところやはり女性が中心なんですけれども、ただ男性も年に一人二人最近入学して頂いています。それで女性は大体20代後半から50代前半くらい。30代40代のかたが一番多いのかなと思います。全く人と関わるようなことをされていなくて、事務系のお仕事をずっとされていて、十何年のキャリアがある方々がですね、何かもっと人と接して積極的に関わる仕事を探してる中で”アーユルヴェーダのセラピスト”に辿り着いた方もいらっしゃいます。
由結:そうですか。皆さん理由は様々だと思うのですけれども、学んでご成長なさるのでしょうね?
山田:そうですね。もう明らかに。例えば、オイルトリートメントも人の体に触るというのは中々ないですよね?身内でしたらあるかもしれませんけども、お友達にでも中々触ることがないかと思うんですね。それが毎週毎週3時間ぐらいオイルトリートメントの練習がありますので、コースの半ばぐらいになると、皆さんは楽しんでいらっしゃいますよね。
由結:楽しいと言うのも一つのキーワードですよね?
山田:そうですね。人の体が変わっていくのを、自分が係われると言うのを実感して、すごく楽しんでいらっしゃいますね。
由結:あー、そうなんですね!そしてやはり人にできると言うことは自分自身に対してできると言うことですよね。
山田:もちろんです、オイルトリートメントは、ヘッドマッサージ、ボディ、フェイシャルと言うふうにできるようになっていくわけなんですけども、とにかく最初は自分自身のセルフマッサージを勉強するんですね。セルフマッサージを毎日のように皆さん楽しんでご自宅でやって頂きますので、これがやはり一番、ご自身がまず健康になる一つの大きな秘訣だと思いますね。
由結:そうですね。そして卒業後は皆さんご活躍なさっているそうですね?
山田:はい。ご自身や家族の為にオイルトリートメントをしたり、あるいはアドバイスをするという方も多いんですけども、”アーユルヴェーダ”や”健康業界”に就職する方。あるいは、私は是非ここを一番目標にして頂きたいのですけども、ご自身でサロンを開業される方もたくさんいらっしゃいます。
由結:なるほど。女性の受講生も多いかと思うのですけれども、やはり女性が子育てですとか出産・子育てなどを経験して、お家でできると言うのいいですよね。
山田:そうですよね。どうしてもライフサイクルの中で、社会と言うか、多くの方と時間を合わせて生活をしなきゃいけないと言うのは中々難しいと思うのですけれども、そこで自分自身で専門知識があって技術があれば、何か自分の好きな時間というか、自由な時間でお客さんを迎えてお客さんの為に施術・アドバイスをして喜んで頂ける。そういう時間を持てると言うのは、ご自身の為にも毎日の生活にハリができるのではないかなと思いますね。
由結:そうでしょうね。それで実際にご自身でサロンされると言うことになると、やはり経営と言う面が出てきますよね。山田先生は、元々はUCLAでMBAを修了なさり、金融の世界にもいらっしゃったと言うご経歴をお持ちですから、生徒の皆様は経営という視点からも学べますね?
山田:そうですね。私の経歴からすると何となく”アーユルヴェーダ”と言うのが、イメージが湧かないかもしれないのですけども、”アーユルヴェーダ”はやはり”生命科学”というぐらいで、やはり人の生き方というのが、健康にもすごく影響があるんですね。そういう意味では”アーユルヴェーダ”の施術だけではなくて、色んな世界を経験してきたと言う意味で、何かお役に立てることが多いのではないかなと思います。
由結:実社会で生きていく為の術を教えて頂けるということですね。
山田:そうですね。
由結:講師の先生も本場スリランカの先生もいらっしゃる他、それぞれの業界でご活躍の先生もいらっしゃると言うことですよね。
山田:そうですね。先程も申し上げた通り、”アーユルヴェーダ”のドクター達。スリランカ人だけではなくて、日本人のドクター達にも協力を頂いてます。”アーユルヴェーダ”だけじゃなく現代医学、普通の私達のなじみのある西洋のドクターにも、授業参加して頂いています。あとは栄養士だったり、アロマテラピストだったり、本当に色んな分野の先生達と、ある意味チームを組んで、授業に取り組ませて頂いております。
由結:なるほど。この素晴らしいカリキュラムを経て、皆さんご自身の為、あるいは周りの人の為、そしてプロとして羽ばたかれていくと思うのですけれども、そういう中で皆さんの成長ぶりを見てどのように思われますか?
山田:それが一番私はこの仕事をして、「よかったな」と思うところだと思います。どういうことかと言うと、人として自分の能力が発揮できて、社会で人の為に役に立つと言うのは、やっぱり一番の喜びだと思うんですよね。それをわずか1年間ですけども、私たちのカリキュラムを経験して、力をつけて頂いた皆さんがご自身の力で、社会で役に立つと言うのを実現されていくのは、私にとってはある意味醍醐味ですし、一番楽しい部分だと思います。
由結:そうやって1年間学ばれると言うことで、お仲間もできそうですね。
山田:そうですね。本当に皆さん仲良しです。大体クラスも8人前後の少人数のクラスですので、色んなバックグラウンドのかたが集まって、1年間楽しく過ごせるので、絆がとても深まって、卒業後も時々皆さんお会いになって、あるいは旅行とか一緒にされて楽しんでいらっしゃるようですね。
由結:この学校、今後の展開はどのようにお考えですか?
山田:はい。私達の学校は以前から”日本人一億人セラピスト計画”と言う、すごく大きな目標と言うか、言葉は大げさなのですけれども、掲げて活動しております。どういうことかと言うと、日本人が全員オイルマッサージをする人になると言うことではなくて、もっと自分自身の体のことをよく知って、自分で自分の健康を守っていく。そういう人になって欲しいなと思っています。そういう人が日本の中でもっともっと増えていったらなと思います。それにはですね、もちろん私達が生徒さんを育てて卒業生どんどん増やしていきたいのですけども、その生徒さん達が1000人とか2000人以上の人達に関わって頂くことで、この大きな動きになるのではないかなと思います。
由結:そうですね。聞いていらっしゃる皆さん、興味津々の方が多いと思うんですけれども、リスナーの方に向けてメッセージを頂けますか。
山田:はい。このような形で私達は、”アーユルヴェーダセラピスト“を養成しておりますけども、ちょうど暖かくなった頃にまた新たな総合プロコースがスタート致します。もし興味持って自分もちょっと健康のプロになってみたいと思う方は、是非私の無料説明会にいらして頂けたらと思います。
由結:はい。是非検索キーワード”英国アーユルヴェーダカレッジ”で皆様チェックをなさってみてください。それから山田先生のお書きになったご著書がありますよね。タイトルをご紹介致しますと”思いが変われば運命が変わる”と言うご本なのですが、”アーユルヴェーダ”のことがかなり詳しく載っていますね。
山田:そうですね。前半は”アーユルヴェーダ”の理論的なことを書いております。後半は具体的な実践法ですね。「毎日こんな暮らしをするといいよ」と言うことが書いてありますので、この一冊読んで頂くだけでも”アーユルヴェーダ”がすごく近くなると思いますので是非お読みください(著者名は、旧姓の石井泉)。
由結:はい。是非合わせてチェックをなさってみてください。それでは山田先生、2週にわたりまして本当にありがとうございました。
山田:はい、どうもありがとうございました。
プロフィール |
1984年慶應義塾大学卒業 1988年UCLA経営大学院修了(MBA) 英国 AYURVEDA COLLEGE 認定アーユルヴェーダセラピスト&カウンセラー |