立澤賢一さん 元HSBC証券会社 代表取締役社長 実業家「グローバルよりインターナショナル」
関連リンク:2020年 立澤賢一さんのインタビューはこちら
銀座ロイヤルサロン1週目
目次
ラグビースクール・タイランドで最高顧問を務めることになったきっかけについて
由結:さあ、それでは本日の素敵なゲストをご紹介いたします。元HSBC証券会社代表取締役社長で、現在は京都橘大学客員教授、実業家、さらに金融情報リテラシーのオンラインサロンを運営していらっしゃいます、立澤賢一さんです。よろしくお願いいたします。
立澤:よろしくお願いいたします。
稲井:よろしくお願いします。
由結:実は4年ぶりなんですよね。
立澤:そうですね。年取ると早いですね。
稲井:あっという間ですね。
立澤:怖いですよね(笑)
由結:(笑)。変わらずにお元気でいらっしゃって、お忙しく駆け回っていらっしゃる中お越し頂き、ありがとうございます。
立澤:ありがとうございます。
由結:経済をはじめ様々な面に精通していらっしゃる立澤さんですが、本日はタイの情報から伺っていきたいと思っています。本日は、ユウキアユミワールドアカデミー学長の稲井英人さんと共にお届けしていきます。よろしくお願いいたします。
立澤・稲井:よろしくお願いします。
由結:タイには先日も行かれていたのですね?
立澤: 3日前に帰ってきました。本当にひょんなきっかけで、今は向こうにある、イギリス系の学校でラグビースクールというインターナショナルスクールの事業に携わっています。
稲井:ラグビースクールというとあのラグビーですか?
立澤:そう。ラグビーの発祥の地なんですよ。1800年代にエリスくんという少年が、校庭でちょっと空気が抜けたサッカーボールを蹴って遊んでたところから始まったんです。その土地がラグビーという土地なんですよ。だから例えば日本で言えば、もしくは新宿とするじゃないですか。すると私たちは新宿というスポーツやってるということになるんです。イギリス人からするとだから違和感ありますよね。要するに、自分たちの地名のスポーツやってるわけですから。さすがイギリスだけありますよね。そこがもちろんラグビー発祥の地なんですが、名門進学校なんですよ。イギリスには「ザ・ナイン」
と言われる9校の名門進学校があって、そのうちの一つがこのラグビー校で、しかもこのラグビー校が世界で初めて分校を作ったんですね。それがタイのパタヤというところだったんです。
由結:そうなんですか。立澤さんはそことどのように関わってらっしゃるんですか。
立澤:実は自分はいつの間にか最高顧問になってるんですけど。
稲井:いつの間にかはならないですよ(笑)。
由結:ならないですね(笑)
立澤:いや、本当にね。出会いのきっかけはおかしくて、ほかの仕事のアポがあって車を運転していたら道を間違えて、右に曲がるのを左に曲がったらラグビースクールって書いてあったんです。「おお、これすごい学校じゃん」って思って、なんだかそそられて、アポなしで何気なく行ってピンポーンって押したら、いきなりタイ語がワーッてきたんです。僕、タイ語はわからないので「English,please.」とか言って、そしたら中の方が出てきたので、「実は何か知らない、興味あるんで」みたいに入っていったんです。そこから始まったんです。
由結:まぁ!立澤さん、さすがですね。
立澤:だから別に教育に関わろうとかそんなんじゃなくて、こんな学校がなんでここにあるの?というきっかけだったんです。でも日本を大切にしたいと思ったときに、結果的に我々は未来死ぬわけじゃないですか。そうすると次の世代が継承して、その次も次もとなっていく。となると、今の世代だったら、我々の子どもたちが将来を背負っていくわけですよね。すると、その子どもたちが世界で生き残れる。そういう子どもたちでないと、この国終わっちゃうじゃないですか。だから本当に、言語や文化、そういった慣習や伝統を大切にするということはとても大切で。その上で、ユダヤの人やいろんな人たちいるじゃないですか。中国人もいればインド人もいる。誰とディベートしても勝てる。そういう人材がいると安心すると思うんです。
稲井:そうですね。今は立澤さんしかいませんからね。日本に一人しか(笑)。
一同:(笑)。
由結:本当にそうですよね。
立澤:いや、圧で落としてる(笑)。
由結:いやいや(笑)。
立澤:でも本当にそういう子たちの数が一人でも多くなってくれるといいですね。もちろん官僚などは一所懸命、国内で勉強して名門の日本の学校に行って、いわゆる東大などに入って、日本を支えていく方たちもいると思うんです。
僕が嫌いな言葉でグローバルがあるんですけど、僕がなぜグローバルって言葉が嫌いかというと、グローバルって基礎じゃないですか。じゃなくて、インターナショナルなんですよ。まさに稲井さんは日本という国を思いながらもお互いの国も尊重し合いながらの関係を大切にしている。これがインターナショナルなんです。グローバルというと一個だから、それだと全部コミットされてしまって、削除されちゃうんですよ。だから、僕はグローバルって言葉が嫌いなんです。
インターナショナルな人材がいてくれないと、例えば海外から嫌なことさせられるようなときに、「ちょっと待て。それはおかしいだろ」と言える人がいないと困る。今の日本もそうだけど、なかなかいないじゃないですか。イエスマンばかり。だから、ノーと言えない日本人だらけでしょう。そのノーと言って、しかもそのノーをしっかりと相手に理解させ、そして自分たちの思う方向に、自分たちの利益にとってプラスになるような、そういう方向に導ける人材を一人でも多く作りたいと、今切に思っています。でも、入り口は道を間違えただけなんです(笑)。
稲井:たまたま(笑)。
由結:こちらは、ボーディングスクールですよね。
立澤:いえ、ボーディングじゃなくて通いもあります。
子どものチャレンジを全力でサポートする文化
由結:そうなんですか。両方あるんですね。こちらにお世話になると、通常の学校と何がこう違うんでしょう。
立澤:まず校長先生の言葉一つ一つがもう本当に全部が違うんですよ。日本の校長先生がいらしたら申し訳ないんですけど、日本の校長先生って、言っちゃいけないこととか、いろんな圧あるじゃないですか。学校の先生ってそうでしょう。なんとか委員会などがあるじゃないですか。それで、本当は自分はこうしたいけどできない。やはりそういう呪縛がないんです。だから例えば、二つ言いたいことがあります。校長先生や皆さんにシェアしたいことがあるんです。一つは、私たちはソーセージ工場じゃないんですよ。我々が聞いたのは、ソーセージってみんな同じ味じゃないですか。だからソーセージを作ってないんだ。みんな個性が違うんだ。だからみんなの個性を伸ばすことによって、一つの袋の中にどれ見ても同じ形じゃない。そういった人材を作ることが大切なんだと。
稲井:素晴らしい。
由結:大事なことです。
立澤:もう一個。これは我々にもあたるんですけど、どうしても我々って英語でコンフォートゾーン、快適なゾーンって、楽じゃないですか。普通人間っていうのはつらい思いや苦しい思いするよりも楽なほうがいいって思う。だから、これは学生も同じで、ついつい自分の得意なことしかやらないとか、逃げてしまったりとか、あるいは、例えば今自分の学園で一番だと思ったら、そこでぬくぬくと胡坐をかいちゃう。そうすると、それで成長が止まりますよね。だから先生方、何を言いたいかというと、チャレンジだと。でもチャレンジっていうのは、よくみんなわかっておられて、失敗する可能性がある。一番困るのは、子どもたちがそのチャレンジをしたあと、その結果失敗して、もう二度と嫌だと思ったら、もう二度とチャレンジしなくなる。だから、学校だとかそういったところが何をするかっていうと、チャレンジさせて万が一転んだら徹底的に救う。チャレンジしたことを後悔しないようにしている。これを全方位的に自分たちはやってるんだということです。
稲井:ほおー!素晴らしい。
由結:それがカリキュラムの中にも盛り込まれてるんですか?
立澤:もうカリキュラムっていうか、文化なんです。
稲井:文化ができてるんですね。
立澤:何をやってもそうですよ。
由結:うーん、なるほど。じゃあもう思う存分失敗できるんですね。いいですね!
立澤:そうそう。だからそういう、要するにチャレンジすることは大切なんだ、チャレンジしなきゃ駄目だというものを子どものころから学び、実行しているから、大人になったら「皆さん、なんでチャレンジしないんですか」となるわけです。意味ないんです。「わかんないですけど、失敗?そんなもん当たり前じゃないですか」
と。そういうことを2歳ぐらいからずっとつっぱっていれば。
由結:なるほど。そうですよね。だから1歳2歳くらいからもう…。
立澤:2歳から入れるんです。
由結:2歳から入れるということなので、そこからもうその思考パターンになっているわけですね。
立澤:そうです。例えば小学校とか中学校とか高校あるじゃないですか。それぞれ講堂があるんですよ。要するに人前でしゃべったり、楽器を弾いたり、演劇をしたり、スピーチをしたり、そういうのを小さいときからやらせるんですね。
稲井:小さいころから表現の練習をするんですね。
立澤:そうすると、人前に出ても平気なわけですよ。長い間、親が外資系にいたじゃないですか。まあ本当、みんなしゃべりがうまいんですよ。なんでこの人たちこんなにうまいんだと思ったら、子どものころからそういうのがあるんですね。
稲井:年季が違うんですね。
イギリスの老舗名門スクールの分校“ラグビースクール・タイランド”について
由結:これを聞いていらっしゃる方は自分のお子さん通わせたいと思われた方もいらっしゃると思うんですけれども、どのようにしたらそういう場所でお勉強できるんでしょうか。
立澤:実は今週の土曜日に東京で朝の9時半から11時半に、大阪が翌日28日の午後2時から4時に、学校の校長とオーナーを連れてきて日本で説明会やるんです。本当は百聞は一見に如かずなんですけども、行ったらいいんですよ。
稲井:現地に行ったほうがいいですね。
立澤:うん。だから冒頭でお伝えしましたが、大体僕毎月30人ぐらい観光バスに乗せて学校訪問するんです。
稲井:ツアーガイドのように、ずっと。本当に素晴らしい。
由結:貴重な機会を提供してらっしゃるんですね。
立澤:行った方々は、お子さんがいらっしゃる方、あるいはお子さんが「私行きたい」「僕行きたい」って。前回あったのは、お子さんいなくても、これから子どもを作るか作らないかをこの旅を通して決めるみたいな話があって、学校行ったら「これはいい」と、「うちの子はここに入れよう」みたいな、そんなモチベーションの方もいらっしゃったんです。
稲井:そうですか!
由結:えーっ。いや、これは本当に見たほうがいいですね。
立澤:それから、独身の人が行くと、結婚して家族家庭作りたいと思う人もいます。大体皆さん同じように言うんだけど、「自分が行きたかった」と。
由結:ですよね。実感こもってますよね。
立澤:そうですね。
稲井:へえー。大人コースはないんですか(笑)。
立澤:残念ながらないんですよ。でも、どうしても日本の教育っていうのは、稲井先生は得意分野なのでそんな偉そうなこと言っちゃいけないんだけども、その戦後GHQがカリキュラム作ったじゃないですか。あれまだ踏襲してるんですよね。もう何やってんだと。もう80年近くなるっていうのに。
稲井:もう卒業しようよって(笑)。
立澤:でもできないでしょう。
稲井:できませんね。
立澤:そうすると、何かって言ったら、あのころ日本にどうなってもらいたかったかっていう、そのメッセージがあのカリキュラムに入ってるわけですよ。簡単に言うと、想像力を持って再度アメリカにアタックしようとか、それはダメだよ。ちゃんと言われたマニュアル通りにマニュアル暗記して、しっかりと間違いないようにミスがないようにやりましょうと、こういう感じじゃないですか。
稲井:そうですね。忠犬ポチになりなさいという。
立澤:そうですね。とはいっても、やっぱり海外っていうと敷居があるじゃないですか。実際、アメリカやイギリス、あるいはスイスの学校とか行くと、年間1000万以上かかるんですよ。だからもう富裕層しか無理なんです。ここは何がいいかというと、授業料が日本のインターナショナルスクールよりも安いんです。でもクオリティはイギリスの本校と変わりません。
どうしてかというと、年に4回、向こうから調査団が来て、先生の教え方をチェックしたりするんです。すごいなと思ったのは、こっちの小学校2年生が描いた絵と本校の2年生が描いた絵を比べてどうなんだと。そうやってレベルを下げないんです。ラグビーという名門校の名前があるから、海外行ったらちょっと頭がよくなかったって人が、そういうわけにはいかないじゃないですか。だからそういうので、ちゃんとクオリティを維持していこうという、そういう感じなんです。
富裕層じゃなくても結構多くの方々が、向こうのラグビー校のすぐそばの戸建てにお母さんとお子さんが住んで、お父さんは日本で一生懸命お金稼ぐ。でもそれで富裕層じゃない方でも、一般のサラリーマンの方でもできてるんです。だから僕が思うには、ぜひこれだけのクオリティの教育を受けることができ、申し訳ないですけども、東京大学の世界ランキングよりも上のランキングの学校に多くの子どもたちが入れる。あるいは、去年日本人でそこの学校にいた子は、卒業生は、全員東大より上の大学に入りました。
由結:結果が出ているということなんですね。
稲井:まだほとんどの日本人は知らないので、なんとか広めていきたいですね。
由結:そうですよね。
立澤:実際に最近は東京都内でもインターナショナルスクールがいっぱいできたんですよ。もう本当に今は100以上あるんです。
稲井:でもどこがいいかわからないですよね。
立澤:そう。だから自分もいくつか見に行ったことがあるんですけども、もう結構やばいところもあるんですよね。
稲井:日本人を食い物にしてるところも?
立澤:あるんですよ。だからそういう観点からすると、すごく難しいんですけども、そういった中でそういう本場の教育を受けられるというのは、日本国内でちょっとそういうのでお茶を濁すよりも、いっそのこと向こうに行ったほうがいいんじゃないかなということですよね。
由結:なるほど。
立澤:一つあるんですけども、僕はラグビー校の最高顧問をやっているんですが、実はそのほかにも二つほどの学校を見てるんです。普通ラグビー校というのはある程度英語力がないと入れないと、皆さんもそう思うじゃないですか。だからなかなか敷居が高い。あるいは東京にいるとアフタースクールで英語学校とかがあるけど、地方に行くとなかなかない。そうすると、そんな自分の子どもは無理だという方が多いんですけども、今ちょっと申し上げた二つの学校というのは、英語力ゼロで入れるんです。ゼロで入れて、年齢にもよるけど、お子さんだから6カ月とか1年やったらかなりもういけちゃうわけじゃないですか。そこからラグビー校に編入するんです。これはもうラグビー校のほうに僕のほうから話ししてOKもらってるんです。
由結:そうなんですね。
稲井:素晴らしい。それは安心して送り出せますね。
立澤:ただ、寄宿生って、日本でいうと小学校6年生以上なんです。だからご子息で小学校6年生以上だったら、お子さんだけこっちの学校行かせて、こっちに転校させるってできるんですけども、それよりも小さいお子さんの場合、これはもうお母さんないしご家族が向こうに行って一緒に生活するっていうパターンですね。
由結:そうですか。今回の説明会ではそういったことのお話も聞けるということですか。
立澤:オーナーの方や校長先生は、どちらかというと、先程ソーセージの話をしましたけども、こういう学校であるよということ、こういう理念でやってるんだよ、こういう原理原則でやってるんだよ、こういう哲学でやってるんだよということを、多分主にお伝えになると思います。テクニカル的なところの、今の転校の話というのは僕が作ったんですよ。学校が作ったんじゃないんです。
由結:それでは、『立澤賢一 インスタグラム』で検索すればヒットすると思います。なんと参加費用は無料なんですね。貴重な情報をお知らせいただけるということですので、皆様ぜひチェックなさってみてください。
立澤:もうひとつ。説明会には、親御さんだけじゃなくお子さんも連れて行けます。ちゃんとエンターテインメントで、お子さんがあきないように、マジシャンだとか、それからヴァイオリニストに来てもらっていて、そういう学校説明会ではなく、学校説明会イベントにしております。
由結:素晴らしいですね。もう一度、お日にちと時間帯を教えていただけますか。
立澤: 5月27日に東京の大手町にあります三井住友銀行本店の東館のSMBCホールで午前9時半から11時半。それから28日に梅田にツインタワーがあるんですけども、そこで午後2時から4時の2回でやります。
由結:貴重な情報ありがとうございます。
稲井:ありがとうございました。
由結:それでは、また来週もご出演いただけるということですので、楽しみにしております。本日は立澤賢一さんにお話をいただきました。ありがとうございました。
立澤:ありがとうございました。
稲井:ありがとうございました。
銀座ロイヤルサロン2週目
立澤賢一流 経済の未来予想
由結:さあ、それでは本日の素敵なゲストをご紹介いたします。元HSBC証券会社代表取締役社長で、現在は京都橘大学客員教授、実業家、さらに金融情報リテラシーのオンラインサロンを運営していらっしゃいます、立澤賢一さんです。ようこそお越しくださいました。よろしくお願いいたします。
立澤:ありがとうございます。
稲井:よろしくお願いします。
立澤:4年ぶり。
由結:4年ぶりに立澤さんにご登場いただいております。
稲井:再登板です。
由結:本日のテーマは「立澤賢一さんに聞く!立澤流経済の未来予想」
。最近はコロナが明け、そしてロシア・ウクライナの問題があり、G7がありという状況です。では、今後世界は、そして日本はどちらにいくんだろうかということについてお聞きしたいと思います。
立澤:ちょうど3月にWBCで大谷翔平くんが頑張って、優勝だって盛り上がったでしょう。実はあれで盛り上がっている最中にもっとすごいことが裏で起きてて、中国が中東のサウジアラビア、それからイラン。この両国の国交回復の仲介役をやったんですよ。「それがなんなの?」
と皆さん思うかもしれませんが、これはめちゃくちゃ大事で、申し訳ないけど、WBCの優勝カップの1万個分ぐらい価値があるんですよ。
由結:そうですか!
立澤:イスラム教って教義で戦っていて、スンニ派とシーア派の二つがあるんですよ。スンニ派で一番大きい威力、影響力があるのがサウジアラビアで、シーア派で一番力があるのがイランなんですよ。この両者がずっと、ある意味言葉は悪いですけど、代理戦争というか、ほかのところに行って、裏でこの人たちが手ぐすね引いてやって、自分たち同士だけ戦争しないんだけども、裏で戦争するみたいな、そういったことをずっとやってきたんですよ。
で、トランプ大統領がいらしたときに、彼は何をしようとしたかというと、実はあの中東の中にイスラエルというユダヤの国が、これまた面倒くさいんですね。アラブとユダヤって水と油みたいな感じなんですよ。そのアラブの一部の国とイスラエルを手を組ませたんです。だからこれも実はトランプさんも、これはもうノーベル賞ものだったんです。でも誰ももらえなかったわけですけども。
そのときに何をしたかというと、流れとしてはイスラエルと、それからスンニ派のサウジアラビアと、サウジアラビアの下についてるいろんな国、10カ国ぐらいあるんですけども、その国々がイランを包囲すると。これによって中東をある意味抑えていこうと、こういう考え方をトランプさんは持ってて、その動きがあったんです。ちょうどその周りの国はうまく抑えたんだけども、次はサウジアラビアとイスラエルをうまく仲良くさせるぞというところで大統領交代になっちゃったんですよ。
新しいバイデン大統領というのは、よくあるパターンですけども、前任者を否定するということで、実はせっかくそういうのができあがったのをある意味ぶっ潰しちゃって、今まで仲良かったサウジアラビアともちょっと仲悪くなってしまった。そんな中で、世界がグラグラしてるときに、サッと中国が行ってそのケンカをしている両国を手を結ばせたわけです。
何が問題かというと、最近言われてるNATOとかいろいろあるじゃないですか。サウジアラビアというのは、イランと比べると軍事的に見ると劣勢なんですよ。実はこれをアメリカがサポートしてたわけです。アメリカ軍が駐留してサウジアラビアを守ってた。
これは1974年からなんです。しかし、これには実は裏があって、それが何かというと、ちょうどアメリカは金本位制っていうのをずっとやってたんですが、1971年にそれがなくなってしまって崩壊してしまった。そのときまでは、アメリカのドルっていうのは金とリンクしてるよねということで信用があったんですが、その信用がなくなっちゃったわけですよ。
どうしようかというところで、ちょうどサウジアラビアが軍事的にどうしても守ってほしいというニーズがある。だったらサウジ行って、サウジの王様と交渉したわけです。どう交渉したかというと、あなたの一族を守ってあげる。その代わり、石油取引は全部ドルにしてくれと。これでドルというのは、ペトロダラーとかオイルダラーって呼ばれるようになったんです。つまり、石油取引というのはドルがなければできないんだよ。だから世界中がドルを信用というかドルを使いましょうってなっていったわけです。だから、アメリカ自身の国力うんぬんはおいておいて、とにかくこの決済通貨、流通通貨でドルがメインに使われるよというところで、基軸通貨であるアメリカドルの真価だったんです。
ところが、ちょっと待てよと。サウジとイランが、サウジがこのイランを恐れていたとあるじゃないですか。そのイランと仲良くなったら、別にアメリカに守ってもらう必要なくなっちゃう。だって仲良しになるんだから。というところで、しかもそのときに、今のバイデン大統領がムハンマド皇太子を非常に邪険に扱ってるわけですよ。だもんだから、最近、サウジアラビアが何言ってるかというと、石油取引、ブラジルレアルでいいですよ。人民元でいいですよ。ロシアルーブルでいいですよ。ドルじゃなくていいですからって言い始めたわけです。
稲井:基軸通貨がどんどん変わっていきますね。
立澤:そうすると、ドルの信用がガタガタってくるかもしれないよ。
由結:今その瀬戸際というところなんですか。
立澤:そんな中でちょうど6月1日までにアメリカの債務が今上限にヒットしてしまっているので、下院の議長であるマッカーシーさんとバイデンさんが今交渉してますけども、バイデンさんは使いたい放題で、過去2年間で前の大統領8年分の出費したわけです。だから、ちょっと金使いすぎだよって。
稲井:バーゲンセールをやってた!
立澤:そう、やっちゃったんですよ。それで、共和党ってどっちかというと緊縮的にやろう、ちゃんと節度あるお金の使い方しようよということだから、それが今、交渉の座についてるんだけど、これが6月1日までに決まらないと、アメリカはいわゆるデフォルト、債務不履行になっちゃうという、そういうリスクがありますよということなんです。恐らく彼らってアメリカ人だから、自分の国がデフォルトなんて嫌じゃないですか。最終的には落ち着くと思うんですよ。でもそういう背後に、今だんだんドル離れが世界的に起こってるんですよ。ダラライゼーションという用語がありますが、世界中の国が「ドルはちょっとどうなの?
というところで、よく皆さんに聞かれます。「じゃあもうドルはすぐにアウトですか
というと、すぐじゃないんですよ。じわじわだと思うんです。
由結:でも、念頭に置いて考えておかないといけないということですよね。
立澤:そうですね。日本人って、今までだってずっと1ドル130、360円時代だってあったんです。そこからいろいろあるけども、長いとしたらずっと円高だったんですね。360円から70円台までいきました。それはとくに去年一気に20円とか30円とか円安になって、急にビビったわけですよ。「え?何ちょっとどういうことが起きてるの」
と。同時に、ちょうどロシア・ウクライナ紛争があって、食物だとかエネルギー価格が上がっちゃってた。だからダブルパンチ食らったんですよ。日本って、お肉も野菜も魚も、世界で最も輸入してる国なんですよね。その国の通貨が弱いってことは、価格も上がって通貨も弱いとダブルパンチなんですよ。以前に似たような石油が高騰した時代というのはドル円が80円だったんです。円高だったからそれでうまく石油の値上げを相殺できたんだけど、ところが今回は円安及びドルが石油や食物価格が上がってるというところで、急に国民の皆さんが大変だ大変だって言い始めたんです。
今後の通貨の行く末
由結:なるほど。ドルがそのように弱くなってくると、それに代わる通貨はどのようになると考えればよろしいんでしょうか。
立澤:本来であると、これまでは世界基軸通貨という、経済力とか軍事力とかいろんなものを背景にした一つの国が世界を支配というかリーダー役となっていくということだったんです。例えばアメリカの前はイギリスだったりとか、そうだったんですけども、恐らくこれからは自分の予想なんですけども、一国がということではなく、例えばユーラシア大陸だったら最近はBRICsとか、今G7やってますけどG77とか、グローバルサウスとかというそういう単語が最近出てるんですけども、要は簡単にいうと、先進国と後進国ということで、言葉悪いですけど、先進国が後進国を搾取した分だと、アフリカなんかもそうですが、その搾取された側が、ちょっと待てよと、自分たちでやったほうがいいんじゃないかということで、農民一揆じゃないけども、ちょっと一揆っぽくなってきてるという状況です。
稲井:先進国の権威がどんどん落ちてますもんね。
立澤:そうですね。そういう状況になってて、実は経済力見た場合、新興国と先進国足してあげた場合に、今はもう新興国のほうが強い、大きいんですよ。人口も多い、それから経済力も強い。そうなってくると、別になんでこの人たちに支配されるの?という機運が最近出てきて、それを中核でやってるのが中華人民共和国であり、そしてロシアであり、そして最近では中東、サウジアラビアも、どっちかというとG7やGなんとかじゃなく、こっちのBRICsのほうに入るというようなことを言ってるわけですよ。そうすると、世界が二分化されてくるわけです。だから分断型になってしまってるんで、そうすると、通貨というのは、もしかしたらバスケットじゃないけど、例えばBRICs通貨で作って、今実はもうプーチンさんとか言ってるんですけど、何かというと、彼らは資源をいっぱい持ってるじゃないですか。だから金だとか石油、食物だとか、そういったものをバスケットにしてパーセンテージを何%とかして、それを担保に、そういうのにちゃんと担保されてますよっていう裏付けがある通貨ってなると、ドルよりいいじゃないかと。
稲井:そうですよね。真っ当ですからね。
由結:そうですね。
立澤:それを実は中国などは狙ってるんです。
稲井:となると、今度は元をはじめ、先々BRICS通貨が出るかどうかですが、そちらのほうに流れていく流れは止められませんね。
立澤:いや、ただそこがわからなくて、これまでは通貨を制するものは世界を制すると呼ばれてて、実は通貨で、歴史的に見たら、例えばアフリカの共通通貨を作ろうとか、そういう共通通貨を作ろうとするとコテンパンにそれが潰されたんです。アメリカでも、アメリカのドルって、実はあれは連邦政府が発行してるんじゃなく、民間銀行なんです。連邦政府が発行しようとしましょうということを言った大統領は、全員暗殺か暗殺未遂食らってるんですよ。リンカーンもそうですし、ガーフィールドもそうですし、ジャクソンもそうですし、それからケネディ大統領もそうだし、それから直近ではレーガンもそうだし、みんなそういうふうになってるんです。つまり、通貨というのはアンタッチャブル。触っちゃいけない領域なんですよ。
ところが最近、それこそ南米ではブラジルとメキシコが南米の共通通貨作ろうとか、さっき申し上げたように、ユーラシア大陸ではロシアとか中国が中心になってBRICs通貨を作ろうとか、あとアフリカでもECOWASという名前なんですけども、アフリカの共通通貨を作ろうとか、そういうものがバンバン出始めたんです。
稲井:ブロックチェーンのおかげでどんどん自由に作れますからね。
立澤:さあ、これに対して、本当にそれができるんであれば、時代は大きく変わった。もしそれがこのままみんなが自由にできるようになったら、恐らく米国のドルの覇権というのは終わるかもしれない。でも、もしかしたら強いパワーがどこかにあって、何とか米ドル至上主義を維持したいという陰の力があったら、そういったものを潰しにかかる可能性はあるよと。ただ、今の段階ではそれは見えないから、さあどうなるかって面白いところがあるんですよね。
由結:いやー、本当に時代が変わるときにきているということですよね。
立澤:そうです。例えば、皆さんずっと円じゃないですか。今まで働けば円だったでしょう。だけど、やはりこの去年から皆さん経験した円安というところで、やはりこれからは通貨というものを、円じゃない通貨のものを持ったり資産を持ったりというようなことをしていかないと、大変なことになっちゃうんですね。投資の理論では、一つのかごに卵を全部乗せるなということがあるじゃないですか。だから今皆さんは円というもの、卵を一つに抱えていて、全部バシンと転んだらアウトという感じなんです。
日本の銀行の今後について
由結:なるほど。そうすると、日本の銀行というのはどのようになっていくとお考えですか。
立澤:今ちょっとアメリカなんかでも地方銀行が破たんして、結構ちょっと信用不安とか金融不安になってるじゃないですか。ある意味、世界的に銀行が多すぎるんですよ。
稲井:そうですよね。自然淘汰されていくんですかね。
立澤:そうですかね。ちょうど3月はクレディ・スイスがUBSに買収されましたけど、元々はスイスには三大スイス銀行というのがあって、スイスバンクコーポレーションと、UBSと、それからクレディ・スイスだった。それがUBSとスイスバンクが一緒になりましたという感じだった。そのあとに今回は、スイスの大銀行が一個になっちゃったんです。ドイツもドイツ銀行と、ドレスナー銀行とか。日本はもうありすぎですね。だから、いつかもしかすると日本も…。
稲井:ガッチャンって。
立澤:今少しずつガッチャンしてるんですよ。でもやっぱりシステムの融合・統合が難しくて、そういうのがありますね。
だから、そういう意味では、言葉は悪いですけども、日本は世界の金融のシステムの中では相当遅れてるんです。例えば東南アジアなんかの国で、今本当にスマホ一個で、日曜日の夜中の午前0時に、ちょっと高いけども、例えばじゃあ友だちに800万送ろうと。パッとその瞬間に、相手に午前0時に800万入ってるんですよ、その時間に。でも日本の場合は、ゴールデンウイーク中は10日間お金下ろせませんと。なんだそれという。これはちょっと多分世界でもまれに見る、ヤバイぐらい金融技術が遅れているということですね。
オンラインサロンについて
由結:なるほど。ありがとうございます。ものすごく、本来だったら何時間もかかるようなお話をお願いして短くお話いただいたわけなんですけれども、稲井さん、いかがですか。
稲井:いやー本当に、もっと聞きたいことたくさんありますよ。この続きはぜひオンラインサロンのほうで。
由結:そうですね。立澤賢一さんは、金融情報リテラシーの向上を目的としたものを運営していらっしゃるんですけれども、どういう方が参加してらっしゃるんでしょうか。
立澤:もう本当たくさんです。お医者さんもいれば、そういう弁護士さんもいれば、主婦もいれば、本当に多岐にわたっています。リテラシーって最近よく使われてますけど、やはり情報というのを取るのがなかなか難しい。例えば日本のメディアではやはり偏った情報しかないし、じゃあ日本語での海外の情報となると、ちょっと簡単に言ってしまうと、アメリカの情報だったらCNNとかそういったメインストリームメディアというところのメディアの和訳しかないんですよ。でも本当はどうなってるの?というのを調べようと思ったら、例えば中東のアルジャジーラを見なきゃいけないとか、ロシア・トゥディを見なきゃいけないとか、中国の新華社通信を見なきゃいけないとか、いろんな各国のもの見ないとわからないんですよ。
稲井:大変です。一人じゃできません。
立澤:じゃあ、例えばこれはアメリカにとって不都合な情報というと、アメリカは出さないじゃないですか。でもどうでもいいと思ってる、例えばロシアから、あるいは中国からすれば、バッと出すわけです。だから、えっ、こんなこと起きてるの?というのは、ほかの国の情報でわかったりする。
稲井:そこらをまとめて全部立澤さんが解説してくださると。
立澤:そうです。
稲井:お得じゃないですか。ショップチャンネルじゃないですか、本当に(笑)。
立澤:(笑)。そこまで力入れなくていいです。
由結:立澤さんは、様々な貴重な情報をいろんなところでお届けになってらっしゃいますので、ぜひ皆様『立澤賢一』で検索し、チェックをなさってみてください。ありがとうございました。
立澤:ありがとうございました。
銀座ロイヤルサロン3週目
声診断コーナー
由結:さあ、本日も素敵なゲストをご紹介いたします。元HSBC証券会社代表取締役社長で、現在は京都橘大学客員教授、実業家、さらに金融情報リテラシーのオンラインサロンを運営していらっしゃいます、立澤賢一さんです。よろしくお願いいたします。
立澤:よろしくお願いします。
由結:そして、ユウキアユミワールドアカデミー学長の稲井英人さんと共にお届けいたします。よろしくお願いいたします。
稲井:よろしくお願いします。
由結:さあ、本日は声解析コーナーでございます。こちらは25000人以上の臨床データのある声解析システムにより、ゲストの方のお声を録らせていただき、その個性や能力をひも解いていくというコーナーです。それでは、稲井学長、よろしくお願いいたします。
稲井:はい。よろしくお願いします。
立澤:よろしくお願いします。
稲井:さあ、立澤さんは本当にご活躍で、今10個以上のお仕事とかボランティア的なこと、アドバイザー、もう世界を股にかけてご活躍のようです。声をしゃべっていただいて、12秒ほどで出てくるんですけども、ご自身の能力・才能、あとは体の状態もある意味ちょっと想像ができたりするんですね。それをちょっと録らせていただきたいと思います。
今日ラジオもまた久しぶりに4年ぶりに出ていただきましたけども、改めてご感想はどうでしょうか。
立澤:はい。月日が経ったなということなんですけども、全然まだまだだよなという気もします。世の中すごく大きく動いてる中で、自分はこうして動いてるつもりなんですけども、すごくやっぱり最近周りを見てて、もうちょっとみんな目を覚まそうよ、と。それが一番大きいですかね。4年前はそこまで心配してなかったんですけども、今はかなりちょっとそれが危惧してるかなという、せっかくのこういう公共の電波というか、皆さん不特定多数の方にメッセージをお伝えできる場をいただいてますから、そういったことで一人でも多くの方が、「何?今の話」
って調べてみようかというようなことをやっていただけたら、この番組に出演させていただいたゲストとして、お呼びいただいた意味があるかなというふうに思います。
稲井:はい。ありがとうございます。
立澤:僕、しゃべりすぎで喉を傷めて、前回も実はキャンセルしたんですよね。
稲井:そうですね(笑)。
立澤:それに、のう胞っていって、声帯のここにボコッとついちゃって、もう全然声が出なくて、明石家さんまさんの10倍ぐらい。今も実はこの1週間ぐらいがっつりしゃべったんで、実はちょっと危険水域に入ってるんです。ちょっとかすれてるなというのが、またくるかなということなんです。それと、この診断に影響するのか僕にはよくわかんないんですけども、どうなんですかね。
稲井:大丈夫です。これは12色の色と波形で出るんですけども、立澤さんのお声をドレミファソラシドに置き換えるんですね。これによって、今どの部分が活性化してるかというのがわかるんですね。今聞こえてる声と、あとは倍音というのを使いまして、1オクターブ上とか下とかありますね。それでコンピューターが計算をして、体のどの部分が今活性化していて、あるいは得意分野かというのを見ていくんですね。
これまず拝見させていただきますと、まず、ここの部分です。この見る・聞く・感じるって五感があるんですけど、青色からマゼンタピンクまでが見る・分析・解析・客観的に全体を見る。イエローからアクアブルーまでが聞く。自分の心の声を聞いたり、人の話を聞いたり。そしてレッドからゴールドまでが感じるです。これは味覚・嗅覚・触覚を表します。
この中で、立澤さんの場合はこの感じるという領域、体の体感覚。流石プロゴルファーの資格もお持ちの、そんなこともできる、そこの体の感覚がやっぱり天才的なものがありますね。あと聞くというのも、結構自分でも自問自答したり、物事をよく考えてるんじゃないですか。無意識ですかね。
立澤:どうですかね。無意識です。インスピレーションで生きてますから。
稲井:はい。これ外側の部分がこういった波形なんですけども、これが下意識でいくと、このオレンジ、丹田のあたり。なかなか腹が据わってるんですね。
立澤:そうなんですね(笑)。へえーっ。
周囲を巻き込む力!ライムグリーンの声
稲井:はい(笑)。これをもう見てください。腹が据わってます。体の感覚も、ものすごいエネルギー。ここがバーンと出る人って、わりとプロの選手並なんです。それから、このアクアブルーは右脳的な感性がありまして、いろんなものをひらめいたり、こうやったらいいんじゃないの?と。だからプロデューサー的なこともできるのかもしれませんね。これが下意識です。一番下が潜在意識で、一番深いところ見ていきますと、そこにもやっぱりレッドが出る。もうエネルギーの塊です。もう連続10何日間ツアーしても「あー疲れたよ」って言いながらも、体は…。
立澤:「疲れたよ」
はないんですよ。喉だけです。
稲井:なるほどね。
由結:立澤さんはいつもお会いする度にお元気でいらっしゃって、こっちが圧倒されるぐらいなんですけども。
稲井:答えの一つがこれですね。あとは丹田のあたりもそうですし、あとはここのブルーのところが、やっぱり基本的に伝える人は表現しちゃうんです。物事を分析して客観的に物事を見たり、そして、実は人と仲良くなる天才でもあるんですね。このグリーンのものというのは、本当に誰と会ってもあっという間に一つになっちゃう。このライムグリーン、黄緑色なんかは余計そうなんですが、気が付くとみんな立澤ファン。
立澤:そんなことないです(笑)。
由結:いやいや、本当にそうですよね。
稲井:もうこれはすごいです。
立澤:いやいや。何をおっしゃってるんですか。そんなこと。壊れてません?これ。今日だけ壊れてる。
一同:(笑)。
稲井:壊れてません(笑)。
由結:いやもう皆さん立澤さんのこと大好きですからね。
稲井:ええ。これはもう本物ですね。
立澤:視聴者の皆さん、これ聞きたい、怖いことあるんですか。
一同:(笑)。
行動の源は無償の愛―マゼンタピンクの声
稲井:このFっていうのは女性の周波数で、Mの男性の周波数で測ってみますと、マゼンタピンクが一番強いんですが、これ実は無条件の愛、無償の愛なんです。実は立澤賢一さんの行動の源は、なんと愛から。
由結:愛なんですね。
立澤:当たり前じゃないですか。
稲井:愛から来てますね。
立澤:当たり前ですよ。そうですよ。これ当たってるかも。今急に直りました?(笑)。
稲井:よかったです(笑)。
由結:(笑)。本当にそうなんですよ。
稲井:やっぱりそうですね。だから毎月のように皆さんをタイにお連れしたりとか、頼まれたらノーと言えずにしてあげるのが、全部ここから来てますね。しかも表現者ですしね。なくてはならない方ですね。
由結:立澤さんは本当に日々駆け回っていらっしゃって、さらにFacebookライブやインスタライブなど、いろんなものに出演なさったりしていますが、それも全て愛から皆様に情報をお伝えしたいというお気持ちだったんですね。
稲井:そうですね。
立澤:まあ自分で言ったら変ですけどね。
一同:(笑)。
立澤:愛あげますから。それはないですけどね。でも本当に、一応この世に生まれてきたからなんか意味あるわけじゃないですか。なんかしなきゃいけないなという、ちょっとこう、焦りがあるんですよ。だってボーッとしてたら生きてる意味ないじゃないですか。自分って何ができるのかなっていうところで考える。
由結:なるほど。そうなんですね。焦りっておっしゃったんですが、そういうことでこんなにお忙しくなさってるんですね。
立澤:そう。スケジュールに入ってないと、酸素がないみたいな。スケジュールが満杯だとシュノーケルみたいな感じ。それはちょっと大げさですけども、でも本当に、そういうのもあるかもしれませんね。
稲井:こういうふうにグラフでこうやって出るんですけども、やはりこのレッドがパワー、体のエネルギー。あとオレンジは丹田の部分。そして愛のところ。これがより深いところにいくともう愛だらけですね。
立澤:本当だ。不思議ですね。
稲井:はい。だからこれはもうお世辞でもなく、声から本当に出てくるんです。
声診断について
立澤:本当ですね。でもこれ、声から出るって、それはどういうことなんですか。
稲井:これはまず一つは色彩心理学です。例えば陸上部でもそうですが、アンツーカーが赤だったら興奮してエネルギーが高まると。でもブルーにしたらアンツーカーってわりと気持ちが鎮まるんです。いろんな心理学もあるのと、あとは音声心理学で、これ、ドレミファソラシドなんです。ド、ド#、レ、レ#。これドレミファソラシのシの音の部分がものすごく、今12秒ごとに録るんですが、そのときに一番響いてるんですね。
立澤:でも断トツ、ピンクじゃないですか。
稲井:断トツですね。さっきの。
立澤:ピンクですね。
稲井:ピンクです。すごいなと思いますね。それとあとはインドの哲学でもいうチャクラ理論ですね。そこのチャクラの位置を表すんですね。グラフをこんなふうにすれば、このチャクラの位置にこうなってくるんです。それによって、どの部分が活性化してるかというのが全部表れてくるんですね。それによって、どの部分を自分は強化したらいいとか…。
立澤:ちなみに僕は何を強化すればいいですか。
稲井:強化するというか、ある意味でこのイエローのところですね。
立澤:はい。イエローはなんですか。
稲井:イエローのところというのは、自分とかマイワールドとかいうところなんです。これ、ライムグリーンがあるので、黄緑色というのは自己価値がわりと高いようなエネルギーで周り巻き込んでいくんですが、実は底の底の底には自分に対する信じる力がちょっと弱いんです。
立澤:ないですよ。僕は全て劣等感ですから、ないです。
由結:すごい。言いきられましたね。
稲井:そう。それがすごいところですね。
立澤:でもその劣等感をエネルギーの源にしてるから、劣等感がなくなっちゃうと頑張らないんですよ。あー駄目だなって、いつも駄目だなと思ってるから頑張れるけど、それが自分ってちょっとイケてるかもと思った瞬間に、多分弱まっちゃうんですよ。だからここが難しいんですよね。なんか自分というのはあるけど、逆にそれがないから頑張んなきゃという。
稲井:おっしゃる通り。自分という楽器があって、これ調律方法なんですね。チューニングです。立澤さんの場合はこのイエローをチューニングする。つまりこれが自信とか自分を信じるとか、自分の世界を築くというところに対してチャレンジし続けることで、立澤賢一というこの楽器をフルに響かせることができるようになる。もうご自分でご理解されてるということですね。
由結:こんなに明快にご自分のことをおっしゃるという、素晴らしいことですよね。
稲井:振り切ってギリギリまでされてたからわかるんだと思います。自分という体とか能力を、みんな中途半端に使ってるので、本当の調律方法がわからない方が多いんですね。とくにこのレッドの少ない人が多いので、僕らは四股踏みを皆さんに推奨して、それをやることによってエネルギーが地面から湧き上がってくる。これは行動力・実行力、あとお金とか形にするというのもここなんですね。それで僕らもまずは四股踏み推奨してますね。立澤さん、そこは大丈夫。
立澤:四股踏まなくていいんですか。
一同:(笑)。
稲井:でも踏まれたらもっと変わります。
立澤:これ相当多いですよね。
稲井:多いですね。内側のエネルギー抜群です。
立澤:もうじゃあ内側のエネルギーと愛ですか。
稲井:そうです。本当にそうなんです。
立澤:これもピンクすごいですね。
稲井:本当にピンクすごいですね。だからこれはある意味で、チャクラというのを使えば、第7が頭頂、マゼンタピンクはその上なんですね。そういったところからある意味守られてたり、先ほどのラグビースクールと出会ったときも、間違っちゃったというのも、あえて天や宇宙が、わざとに間違わせたのかもしれない。お前ちょっとこっち行ってくれないか、あそこにいるのをちょっと皆さんに伝えてくれよと。そういった信号を受け取ってスッと行ったという、そう捉えてみると面白いです。そういう能力もあるでしょう。
由結:そうですね。いや、きっとそうなんだと思います。
稲井:いやー素晴らしい。
由結:いやー本当に素晴らしい。ハモっちゃいました(笑)。
稲井:いや、これはすごい(笑)。
立澤:このぐらいのラブな人っているんですか。
稲井:まれに。
由結:でもまれですよね。こんなに出るなんて。
稲井:男性でしょう、しかも。
由結:そうですよね。
立澤:男性ではあまりいないんですか。
稲井:はい。これでも最近は男性女性関係なく、生き方が何か世のため人のため公のために動く方って、結構これが出るんです。日本人だと結構基本はほとんど出るんですが、これだけ突出してる方は珍しいです。けど、日本人は基本多いので、逆にこれを忘れてきてる日本人にむしろ思い出してほしいなと思ってるんですね。
由結:そうですよね。立澤さんの講演やインスタライブなどはファンの方がたくさん聞いてらっしゃいますけども、これでもかというぐらい情報をお伝えして、喉が枯れていってもずっとお話になってるという、これが本当にまさにマゼンタピンクなんですね。
立澤:だからビジネス下手なんですよ。
稲井:何をおっしゃいますか(笑)。
立澤:だけどよく人とコラボするじゃないですか。そうすると、「それ、やりすぎです」とか「情報を与えすぎです」って本当に言われるんですよね。でも、せっかく来てくれたのに中途半端で帰すのは申し訳ないじゃないですか。だからお腹いっぱいになって帰ってほしいなと思うんですね。
稲井:いや、本当に。本来日本人ってそういう気持ちの人が非常に多くて、損得というのはあんまりなかった民族なので、世界中の人が、実はその日本人のこの感覚を学んでくださると、なにか今の話ではなるような気がします。一つに、それぞれ個性を活かしながらね。
由結:そうですよね。先週もインターナショナルのお話をしてくださいましたけれどもね。
立澤:うん。お話しましたけどね。本当にインターナショナルで、グローバルじゃないんです。
由結:なるほど。確か立澤さん、2019年に以前ラジオに出ていただいたときに、市場教育はどうあるべきかというテーマでもお話いただいてるんですが、そのときはまだでもラグビー校にはご縁がなかったときですよね。
立澤:多分ないですね。
由結:だからもうそういうものを引き寄せてるというか。
稲井:そう。急激な変化ですね。
由結:そういうことなんですね。必要のある方には来るんですね。
稲井:素晴らしい。お役割です。
立澤:なんだか美しいストーリーになってるんですけど、結果的にそういう後講釈できるんですけどね。でも本当にやっぱりご縁って大切じゃないですか。人のご縁も大切だし、そういうお仕事もそうだし。だから意味があると思うんですよ。意味がなかったらご縁はないと思うんですね。だから、きっとそれはよしにつけあしにつけ、一応そのご縁があったということ。じゃあそれをそれなりに時間とエネルギーを使ってみて、それがどういうふうに変貌するのか。それがもしかしたら運命でなければ終わるし、運命であればさらに進んでいく。だから、せっかくそういう情報というかきっかけがあっても、結構スルーされる場合が多いじゃないですか。それはもったいないなっていつも思ってて、だから、言葉悪いですけど、自分は来る者拒まず去る者追わずみたいな感じで、そういったご縁でいただくお話はなるべく受けています。
由結:なるほど。いやもうこの素晴らしい立澤さんの情報なんですが、『立澤賢一』で検索するとヒットしますよね。
立澤:そうですね。いろいろ出てきますね。
由結:はい。では、ぜひ皆様、『立澤賢一』で検索をなさってみてください。
立澤:はい。ありがとうございます。
由結:はい。本当に3週にわたりましてご登場いただきましてありがとうございました。
立澤:ありがとうございました。最後いい話聞かせていただきありがとうございました。
由結:ありがとうございました。さあ、銀座ロイヤルサロン、お別れのお時間です。また来週お会いしましょう。お相手は…。
稲井:稲井英人。
由結:由結あゆ美。そして…。
立澤:立澤賢一でした。
由結:ありがとうございました。ごきげんよう。さようなら。
立澤賢一さんのプロフィール |
1985年4月住友銀行(現 三井住友銀行)入行 |