津田佳和さん エルサルバドル共和国親善大使 ニカラグア共和国親善大使 株式会社VIA. 代表取締役「自然体でチャンスを掴む!」
銀座ロイヤルサロン1週目
目次
心に残っている“チャンスを掴んだ瞬間”
由結:さあ、それでは本日の素敵なゲストをご紹介いたします。株式会社VIA代表取締役の津田佳和さんです。本日は本当に楽しみにしてまいりました。よろしくお願いいたします。
津田:有難うございます。お願いします。
由結:さて、津田さんは16歳という若さで起業されて様々な事業で成功を収められており、」現在は2カ国の親善大使までなさっていらっしゃいます。そんな素晴らしいご活躍の津田さんに「チャンスを掴むためにどうしたらいいのか」
について伺っていきたいと思います。
津田:ありがとうございます。
由結:津田さんのこの「笑声(えごえ)」!いつも楽しく明るい気持ちになります。このあたりにチャンスを掴む秘訣の一つがありそうですが、いかがですか。
津田:そうですね。明るくポジティブなところに人は集まりますよね。もちろんネガティブな集まりもあるかもしれませんが、僕だってネガティブになることはありますが、常にポジティブに変換できるように心がけていますね。
由結:今御年33歳、もう少しで34歳。若くして人生をギュッと凝縮されたような生き方だとお見受けしますが、これまでの事業の中で一番印象に残っているチャンスを掴んだ瞬間はどんなときでしたか。
津田:事業の中で一番印象に残ってるチャンスを掴んだ瞬間。心斎橋の一等地に100坪あり、200人ぐらい入る箱。飲食店からしたらゴールデンタイムって言われる10時ぐらいか、8時ぐらいの間がぽっかり空いてて、クラブスペースみたいになってたんですよ。そこで、僕は結婚式の二次会会場として使用することにしたんです。朝方は違う人が使っていましたが、夜は僕が使ったんです。16~17年前の話ですから、間借りとかまだなかった頃でしょ?
由結:確かに。シェアするという習慣はなかった時代ですね。
津田:はい。知り合いやったんで間借りさせていただいたんで、家賃は、200名入るお店をゴールデンタイムで3割の家賃で借りられたっていうのはめちゃくちゃ大きくて。
由結:いや~素晴らしいアイデア!
津田:そうですね。知り合いの方とご飯食べながら、ちょっと空いてる時間貸してくれないかって。最初は先方も「いやーどうかな」
とか言ってたけど、予約がガンガン入る度に変わっていった。例えば100万ぐらい家賃いくところが、3割やったら30万で借りれるわけですからね。そのときはすごいドル箱でしたね。
すでに5店舗ぐらいお店をやってたんで、ここのパーティースペースの中のスペースで、従業員は雇わなかったんですよね。だって常にイベントあるかどうかわからない。経費がかかるじゃないですか。イタリアン、バー、居酒屋とかいろいろやってたんですけど、そこの選抜チームから一人ずつ出してもらって回してましたね。
提供する食品については他の5店舗の余るであろう食材をアレンジしてパーティースペースのところに打ち出せたんで、食品原価もほぼかかってないです。飲食の場合、廃棄処分にかなりの経費かかってきたりもするんです。廃棄する食材も10%切るし、人件費かからないし、家賃3割ぐらい。その上売上はめちゃくちゃ上がってたんで、すごい上がり出てたんです。この土台があったから、また一気に店舗展開できたというわけです。
由結:なるほど~最初からそれを狙ってらっしゃったんですか。
津田:まあ狙ってたっていうか、なんかもったいないなと思ってましたね。もったいないからなんとかできないかな。じゃあその話を徐々にしていって、そこでチャンスを掴めたことはそのあとのステップアップにつながりましたね。もっと前を言い出すと飲食店を起業したときとか、16歳で個人事業主をスタートしたときに大きなお客さんを掴んだとか、そういうのあるんかもしれないですけどね。もしかしたら、このドル箱をつかんだ話は真似できないかもしれないですね(笑)。
由結:まさに、津田さんならではと言えるでしょうね。
津田:そうですね。大きい仕事を取ってくるっていうのは個人では難しいじゃないですか。大手や国や海外の学校の名誉顧問に就任したりしてきましたが、個人で大きいものを取ることができる土台はこのときに培いましたね。
由結:なるほど。そのときの人との関わり方などのご経験が今にもずっとつながっているということなんですね。
津田:もちろん。20歳で飲食店をやってたときにはバーに自ら立っていた。だから昔のお客さんには、「バーの店長の成り上がり人生」
とか言われたりするんですよ。一国の親善大使。バーの店長が国から認められる存在までに上がったっていう(笑)。
一回り上の世代に友人が多い理由
由結:いや~素晴らしい!津田さんは30代ですが、お友達には40代50代など年上のお友だちがたくさんいらっしゃるそうですね。
津田:そうですね。そうなんですね。だから本当そうですね。僕自身が経営者として17年目。来年迎えたらもう18年目として経営者としてなっていくので、経験値的にはやっぱその40代前半や中盤くらいの友人がめちゃくちゃ多いですよ。一回り上の世代が本当ちょうどドンピシャ。
由結:なるほどね。そういう方と普段からのお付き合いでビジネスにつながっていくこともきっと多いですよね。
津田:うん。ビジネスというより友人関係。友だちがたまたま飲みに行ってて、「それ協力できるよ、じゃあ紹介して」みたいなところから始まることもある。友だちって言っても決裁権を持っている友人が多いですけど。信頼関係の中で関わりたい人とどんどんつながっていく。やはり能力だけじゃ仕事はできない。それに、圧倒的に能力あるけど性格悪かったら「別にもう一緒にこの人とやりたくないわ」
ってなる。その人間性を見ているんですね。
由結:なるほど。津田さんと一緒にいたい、一緒に仲間としてやりたいっていう方がきっとたくさんいらっしゃるんでしょうね。津田さんはいつも自然体で、どこにいっても津田さんの後ろに人がついてくるようなそんな雰囲気を持ってらっしゃるんですけれど、ご自分で心掛けていることはありますか。
限定方式の生き方
津田:そうですね。あんまりなにも気にしないですね。以前講演会でいろいろな幹事さんに呼んで頂いて全国をまわる機会があったんです。僕自身はパニック障害に一回なって、山に飛騨清見という山奥で木こりの人と生活してたんです。そういう経験もあったんで、年間やる講演会の数も決めてるんですよ。
例えば48回と決めたら48回以上しない。そういう限定方式で生きてるからゆとりができて、人に還元しながらやっていける。そういえば以前、何千人の講演会に呼ばれたことがあって。静岡だったかな。そのときにすごくいいホテルに泊まらせてもらったんですよ。そのとき、ホテルにナイトウェア置いてありますよね。僕あれあまり着たくないんですよ。
だから、ジェラードピケっていう、モコモコのめちゃくちゃ暖かいやつ。オカンが昔買ってきてくれたから、それずっと着てるやつがあって、あれを着てましたね(笑)。
由結:まあ、お気に入りなんですね(笑)?
津田:商店街で1000円ぐらいで売ってると思うんですけどね。スリッパでジェラートピケを着て、ロビー階のレストラン受付の品のいいお姉さんが「なんでこんなジェラートピケのモコモコの服のやつがあのスイートルーム泊まってんねん
って爆笑してた。だから本当に何も気にしてないんですよ。
“人生のピーク”について
由結:さすが (笑)。その自然体が魅力の津田さんですが、人生のご自分のピークを決めていらっしゃるとか。そのあたりを伺っていいですか。
津田:ありがとうございます。キャリアハイってやっぱりそれぞれにあると思ってて、いろんなスポーツ選手だとやっぱり肉体の限界って絶対あるじゃないですか。肉体の良い時期と落ちていく時期ってあると思ってて、常に自分がキャリアハイだと思うことはいいんですけど、現実問題、やっぱり精神的な部分と肉体的な部分がクロスする、一致する部分に自分の考え方を持っていかないと、最高のパフォーマンスできないときがあると思います。でもそれは僕も16歳から起業してきて、早くからいろんな経験を積ませていただいたからこそ見えてきた部分です。その中でたくさんの従業員を雇って、その中の60人総辞職があったり、国の偉い方と交流する中で、いろんなものを得てきたんです。精神的にもどんどん磨いていただいた。傷ついたり、苦労していくたびに成長していけた。
そこの部分も精神的には育ってきた。肉体的に17年間、18年間、経営していくと、人よりも早くブワーッて進んでいくわけじゃないですか。そうやってブワーッて進んでいくと、やっぱりその分、車と一緒で、走行距離増えてむちゃくちゃ走り回ると調子悪くなってくるじゃないですか。
それで僕もそういうパニックになって1年間山こもったりもしてたんで、自分の肉体としての限界とか、やっぱそういうのも当然あるんだと思って。じゃあ自分が一番体のピークどこかって考えたときに、僕はそういう30代後半、37、38、39とか、40代前半とかをキャリアハイに持っていくんじゃないかと。
僕も木こりから教えてもらったんです。彼を見ている中で仕事だけが生きがいじゃないと思ったし、人生の中で仕事ってやっぱり一部のスパイスというか、そういうものだと思います。だから今まで16歳からずっと仕事をやってきたので、そこだけはもっと幅を持たせていこうというところでキャリアハイを決めたんです。
由結:いや~津田さんならではの人生のピークのお話。とても興味深いです。まだまだお話を伺いたいのですがお時間が来てしまいました。来週もご出演頂けるとのことですので楽しみにしております。本日は本当にありがとうございました。
津田:ありがとうございました。
銀座ロイヤルサロン2週目
海外20か国のオンライン講演会
由結:さあ、それでは本日の素敵なゲストをご紹介いたします。株式会社VIA代表取締役の津田佳和さんです。よろしくお願いいたします。
津田:ありがとうございます。
由結:2週目ご登場いただいております。よろしくお願いいたします。先週の人生のピークについてのお話本当に面白かったです。深く考えさせられました。本日もどうぞ宜しくお願いいたします。
津田:宜しくお願いいたします。
由結:早速ですが、津田さんは海外20カ国に及ぶと思われるオンライン講演会に関わっていらっしゃるそうですね?
津田:もともと僕はエルサルバドルとニカラグアという国の2カ国の親善大使をしてまして、その兼ね合いでエルサルバドルのリセオサンミゲル学院という学校の授業をすることになりました。エルサルバドルといえば新興国と言われる途上の国の中に入ります。その子どもたちのキラキラした、自分の人生をより良くするために成功やチャンスを掴みたいっていう子どもたちが多いんですよ。授業だと100人中50人手を挙げるわけです。
由結:積極的ですね。
津田:そう。すごく積極的で、そういう子どもたちを見てると、僕も何か協力しなきゃ駄目だなって思ったんです。僕は飲食店をやってきた中で25~6ぐらいのときにフランチャイズ展開を行う本社になったのでシステムづくりが得意なので、そこの子どもたちに授業も学校自体の仕組みを伝えて、国や学校自体が潤って、経済的にも雇用を生み出していって、授業カリキュラムも魅力的なものにしたい。例えば、海外の人たちは、“日本=アニメ”って思ってくれている。オンライン上でトークショーをしたり。僕は16で起業したりいろんな方たちとの講演会や対談をする機会があり、リセオサンミゲル学院の名誉顧問をやっているので、役に立てることがあるんじゃないかと。コーヒー畑を一部購入するなどしてそういう形でプロジェクトを進めています。
由結:なるほど。この講演会はエルサルバドルを皮切りに様々な南米、そしてアメリカにまで及ぶということなんですが、今後はさらに広げていくという考えもおありなんですか。
津田:はい。たまたまそこからやっぱりこういう良い活動をして、僕らこの一切収益をもらってない状態なんです。これから収益化していって作っていくんです。そのとき、例えばそういうこの生徒さんたちのためになるなって思う人であったら、寄付という形でゲストで呼んだときのゲスト費を払ったり、リセオサンミゲル学院の学費にちょっとだけでも授業料の一環として寄付して、備品関連に使ってください…といった具合に。全部循環させてるんですね。
オンライン化の進む新興国
現状僕も現地の子たちと接したときにオンライン授業してました。この2年ぐらい前にちょうどコロナなりましたよね。そんなとき、日本もやばいやばい、オンライン化しなきゃって…企業も学校もオンラインの習慣ができましたよね。
けど新興国ってもっと前からやってたんです。夜外に出ると刺されてしまうかもしれない。盗難に遭うかもしれないから。日本ってインフラが整っていてすごく治安がいいからもともとはその必要がなかったんですね。でもこのコロナ禍でいろんな怖さがある中でも大切な人に会いたい。大切な家族や恋人に会いたい。その中でじゃあどうしたらいいんかってなったときにオンラインが進んでいったわけです。不便の中の中から便利さを見つけた。日本は便利すぎて不便っていうところもあって、オンライン、ITの普及がめちゃくちゃ遅かった。そして、なんといってもハングリー精神がない!
授業で100人中50人が手を挙げるエルサルバドルの子どもたち
日本国内を小中高大っていろんなところで回らせていただいてて思ったのは、日本の子どもたちってなかなか手を挙げない子も多い。今日本に外国人がどんどん入ってきていますが、10年、15年後を考えたときに、もう遅いと思うんですよ。
高齢者が増えた日本の中で、高齢者をターゲットにしていく仕事ってもっと需要があって伸びていくと思うけど、若い人向けの仕事っていうのは、当然のこと減少していくと思うんですよ。例えば1割の人しかこの若い人向けの仕事しかつけないってなったときに、3割、4割の人たちは海外に行くじゃないですか。でも海外行くことになったときに、今日本の現状では大人たちも島国であるから海外のこと知らないし、子どもたちに伝えられてない。だから子どもたちもわからない。しかも今国内で貧富の差が出てきている。留学するのにめちゃくちゃお金がかかりますよね。そこで僕自身も勉強も踏まえて海外をいっぱい回っていかなきゃ駄目かなって思ったんです。
由結:なるほど。
津田:で、それがたまたま最近日本語学校さんのほうから頂いて、コロンビアで12月14日から皮切りに、南米のほうを12月・1月・2月で15カ国ほど回れるかなって思っています。まず事前にいろんな子どもたち、コロンビアだったりカンボジアだったりアルゼンチン、パナマとか、ずっと回ってオンライン上で行きながら、いろんな現地の子たちの思いや考え方や何を求めてるのかなどを聞いていきながら、そのあとに3月の終わりのほうに“津田南米アメリカ大陸フェス”を予定しています。ちょっとドラゴンクエストのようになってるんですけど(笑)。大陸を全部は回れなくても半分ぐらいは回っていけたらなと思っていて。
由結:いや~近い将来が楽しみですね。
スラム地区の子どもたちに移動教室、日本の子どもたちにオンライン上の留学経験を
津田:はい。楽しみです。僕たちがそういう活動をして、当然新興国のほうだとスラムの子どもたちに、寄付いただいたお金から移動教室を作ったりしています。例えば、視覚障がい者の方など、どうしても移動できない人たちの教育も作っていけるんじゃないかなっていうのもあって。そういう活動を今力入れながらやっていく中で、日本の小中高大の人たちを無償提供して海外に連れていって、オンライン上の留学経験を与えていく…。
由結:全ての人にチャンスが巡ってくる、素晴らしいですね。日本の子どもたちの皆さんがもしその講演会に参加したい場合は参加できるんですか。
津田:もちろん。大人も参加できて、小中高大の子たちは無償、無料で留学経験を、来年の1月から今のところスタート予定です。エルサルバドルの先生が1限目、2限目、3限目、4限目って授業カリキュラムを作ってくれて、毎月オンラインで1回留学ができるんです。僕ら大人も、高校生の授業なんですけど、高校生に戻って授業受けよう、と。
由結:いいですね。
津田:大人から何千円ですが寄付金をいただいて、それをうちの学校のほうに寄付していくことによって、子どもの授業料を安くしていってあげる。
由結:全ての方にプラスになるようなそんな授業ですね。
津田:もちろんです。
日本の大人の方も海外をもっと知ってほしい
由結:ぜひリスナーの皆様に向かって一言メッセージをいただけると嬉しく思います。
津田:はい。わかりました。世界でも平和のスピーチが行われていますよね。僕自身内戦がある国を見てきたわけじゃないし、治安の悪いところで生まれてきたわけではないけれど、その現状を知ったときになにかできることがないかなって思ったんです。一人一人ちょっとずつなにかをやるっていうことだけでもすごい救いになる。日本の大人の方たちも海外を知らなすぎるので、まずは知ってほしい。新興国と言われる国の子どもたちが元気でポジティブにやっている。でも、日本は自己肯定感が低く、幸福度が低いと言われている。先進国なのに自殺率が高いってね。だから、もっと視野を広げて、子どもたちが選択肢を選べる時代にしてあげることがさらに必要になったのかなって思っています。僕がやっている活動で何かお役に立てればと思います。
由結:ありがとうございます。素敵なメッセージをいただきました。津田佳和さんのご活動についてはInstagramやClubhouseなどのSNSでも発信していらっしゃいますね。20カ国のオンライン講演会についても、詳細が決まりましたら発信してくださるのですね?
津田:そうですね。随時更新もしていきますし、Facebookにもあげてますので、SNSを見ていただいて、「銀座ロイヤルサロンのほう見ました」
とお伝えください。お子さんも大人も来て頂きたいですね。
由結:はい。今日は素敵なお話を数々をいただきました。本当にありがとうございました。
津田:ありがとうございます。
銀座ロイヤルサロン3週目
声診断コーナー
由結:さあ、本日は声診断コーナーです。ユウキアユミワールドアカデミー稲井英人学長がこれまでに2万人以上の臨床データのある声診断ソフトにより、ゲストの方の声の波形を読み取り、その方の個性を紐解いていきます。
本日のゲストは株式会社VIA代表取締役の津田佳和さんです。よろしくお願いいたします。
稲井:お願いします。
津田:ありがとうございます。お願いします。
由結:それでは、稲井会長、よろしくお願いいたします。
稲井:はい。よろしくお願いします。津田さんのほくろの数までわかります(笑)。冗談はさておき、声からご自身がどういう能力、才能があるのか、12色の色と波形で取らせていただきますので、素直な、いつもの津田さんのお声をお聞かせいただきたいと思います。
津田:わかりました。
稲井:先ほど収録をさせていただきましたが、一言ご感想をお願いします。
津田:いや~楽しかったですね。いつもあゆ美さんと稲井さんとはクラブハウス上でしゃべってるんで、なんか違和感なく、目の前にアイコンじゃなくて顔があるわと思ってしゃべりましたね。…これで録れるんですか。
稲井:これで録れます。
津田:えっ、すごい。もうこの一瞬で?
稲井:この一瞬でもうとれます。今後、先ほどおっしゃっていた海外に向けての教育の面白いですね。津田さんってどんどん依頼が来たりするわけでしょ。本当に良いものを引き寄せていらっしゃる。昔からそういうふうなタイプだったんですか。それとも社会人に入ってから変わってきたんですかね。どうなんですか。
津田:いやもう本当に、昔から人は集まるほうやったと思います。でも、学生時代は途中で学校行けなくなったりもしましたね。それで社会人になると志や思いが強くなって。その思いを発信することによって、そこに人がどんどん集まってくる。そういうので僕も同じような境遇の子どもたちを救いたいって言ったらあれですけど、子どもたちに夢を持ってほしいと思って。
稲井:では診断しますね。
津田:うわ~もう始まってるんですね。さっきからチラチラ気になってましたが(笑)。
信念と軸を持つゴールド/マイワールドのイエロー
稲井:いつもクラブハウスでは耳だけでお聞きいただいてますからね(笑)。津田さんの特徴はまずこのゴールド、金色。信念とか軸です。あとイエローっていうのが自分自身。マイワールドですね。それとこのレッド。赤色の声とオレンジの声。聞いてるだけでみんなが元気になるんです。感情が揺り動かされるんですね。だから子どもたちに向かって講演したとき、このオレンジの部分がものすごく働いてたんです。
津田:へえーっ。すごい。初めて見ました。
社会奉仕・世のため人のためのマゼンダピンク・バイオレット
稲井:はい。そして最後に教育の話ちょっとしてもらったでしょ。となると、最初のときの先ほどの収録の感想のときよりも、マゼンタピンク・バイオレットっていって、これ社会奉仕とか世のため人のための意識の声になってるんです。その話したから。しかもそうなるとレッドがより強くなった。さっきの収録の感想から、子どもたち、世界の…という話になったときに、津田さん自体のパワーが上がってるみたい。
津田:うーん。なるほど。すごいですね。
直観力・俯瞰するネイビーブルー
稲井:しゃべり方変えてないのに印象が変わる。特に敏感な人はこの違いがわかるんですよ。これが表に出ている印象です。そして内側。これが深層心理のところです。津田さんは非常に鋭いのが、第三の目、これネイビーブルーというところで、直観力、先を見通す力。そして、このブルー。内側に強いでしょ。これは物事を整理整頓したり、客観的に冷静に言葉を積み上げていく力です。だからわかりやすいです。伝わりやすい。するとやっぱり内側のバイオレット、ネイビーブルー、それからマゼンタピンク、ここのところっていうのも一段二段もいつも俯瞰したところから物事をみてるの。そこでアハハハとか言ってそこにいるんだけど、そこにいるけどいない状態。
津田:なるほど。いるけどいないんですね。
稲井:なんかここらへんから見てる感じ。
津田:俯瞰するようになったのは、やっぱり僕自体がやっぱ経営者になったときに、最初プレイヤーとしか物事を見られなかったんですね。人を育成していくってなっていくと、俯瞰して物事を見ないといけない。自分を一商品としてとか、一経営者としてとか、一個人としてとか。いろいろと分けてみないといけない。
分けていかんと、なんか一個人であれば「これどうなん?」って思うことが、経営者としては「これはこういうふうに指導していってあげなあかん
「受け入れてあげなあかん」っていうのをちょっと分けていかないと、23で何十人も従業員抱えてたんで、その考えがないとやっていくのがちょっと難しかったですね。年配の方っていうか、自分より倍以上の年齢の従業員がいましたからね。
腹を据えるオレンジ/調和を図るグリーン
稲井:なるほど。今の声を録らせてもらったら、今度は面白かったのが、このオレンジのところ。急にブワッと出てきて。
津田:うんうん。出てきてる。
稲井:俯瞰する話をしたときに、ここがピューンと急に強くなってきたでしょ。これ丹田のあたりなんですよね。「腹を据える」ことを意味するところですから、経営者としてっていう腹の部分が表に出てきてる。そして、「まわりと調和を図っていかないといけない」
となってきたときに、先ほどのグリーンとアクアブルーが出ているんです。若いとき突っ走ったらいけるけども、人を雇っていく場合、「お前ら言うこと聞け」
でついて来る時代でもない。一癖も二癖もある人たちと調和を図るエネルギーが声に出てるっていうことなんですよね。
津田:う~ん、すごい!
稲井:人がついてきやすくなるんです。その話したとき、やっぱり、ほかが薄くても急に出るでしょ。
津田:うんうん。確かに。やっぱりあるんですね。
稲井:そう。本当に声の色とか。同じことをしゃべっても伝わる人と伝わらない人の違いって、ある意味でこれですね。
津田:すごい面白いですね。例えばずっと黄色が出過ぎてる人って、変な話、ずっと出過ぎてたら病気なりますよね。思いだけでずっとしゃべり続けてる人やったら、やっぱ精神病とかなっていくんちゃうかなと思って。
稲井:だんだん俺が俺がってなってしまうので、そういう場合は周囲にイエスマンしか残らないし、自分がなにかしたい人はその人から離れていってしまうんです。
津田:はあー。すごい。いいですね。この声診断で自分がどんなときにその思いが強く出るのかとかデータとして出るんですね。
稲井:はい。どういう気持ちでどういう思いでというのが出ます。だからグリーンのときにここを強くすると人ともっと調和を図ったり、「やあ、みんなどうもー」
っていうときはオープンハートってこの胸のあたりなんですよ。冷静に伝えていこうと思ったらこのブルーの部分を出したほうがいいし、元気、パワーを与えようと思ったらこのレッド系の部分を意識してしゃべっていくと、多分無意識でされてるんですよね。そう。これをこれから人前でしゃべろうする人は意識するといい。自分のしゃべりが苦手っていう人ってこの逆、レッド、イエローの部分とか全然出ない人なんかは自分でのしゃべり方ができなかったりするので、そういった声が出せるようにご指導させていただいたりするんです。
津田:すごい!クラブハウスでやってくれたんこれやったんですね。
由結:そうなんですね。
稲井:そう。適当にやっているのではないと。
津田:本当だよ。稲井さんが適当に分析してたわけじゃない。なんかようわからんこうこんなん見ながらね。テレビ見ながら、あー君の声はとか言ってるわけじゃなかったんや。
由結:(笑)。そうですよね。クラブハウスやってらっしゃらない方も、音声だけでクラブハウス上ではやってるんですが、皆さん、聴く力がものすごく高まってらっしゃるわけなんですよ。よくそこに津田さんもお越しいただいて、今日はそのご診断を目で見ていただいたわけです。津田さん、いかがでしたでしょうか。
津田:いやでも面白いですね。こんな感じなんやと思って。へえー。すごい(笑)!
稲井:これからは日本だけじゃなくて全世界にも講演で回っていく予定です。さらに津田さんの声の中で、全ての声が出ているものがあります。これを僕らレインボーボイスって呼んでるんですけど、虹の声、誰にでも通用するような声。津田さんはさらに進化されるんでしょうね。
由結:そうですね。津田さんのこれからのご活躍がますます楽しみですね。さあ、今日はゲストに津田佳和さんにお越しいただきました。本日はありがとうございました。
津田:ありがとうございました。
稲井:ありがとうございました。
津田佳和さんのプロフィール |
エルサルバドル共和国親善大使 個人で営業をして資金を稼ぎ、20歳のときに飲食店オーナーとして「VIA」をオープン。そこから26歳までさまざまな業態の店舗を立ち上げ、経営や人材育成、商品開発など独自の飲食経営でFC展開も経験する。その能力が買われ、年商50億~100億円の全国チェーン展用している企業3社の社外取締役に就任。 順調に売上を伸ばし、一時期は従業員100名規模の会社はまで成長させるが、傲慢な経営から従業員が徐々に離れ、売上に追われる毎日、しばらくしてパニック障害を発症し、全店舗閉鎖。 どん底まで落ち、静養のため山に籠る生活を送っていたが、自身の経験を伝えることが社会の役に立つのではないかと発起し、各界の著名人と講演活動をスタート。 12年連続ミシュラン三つ星レストラン「カンテサンス」の月周三氏をはじめ、シルク・ドゥ・ソレイユ東京代表のクロード・ブルボニエール氏などとのジョイントセミナーを年間10回以上行い、1500名以上の動員を誇る。日本各地の飲食店やホテル・観光施設のプロデュースなどでも活躍中。 2004年 16歳で個人事業主としてビジネスを開始 |