田中裕規(断食メガネ)さん ナチュラルラボ株式会社代表取締役 ファスティングのスペシャリスト「健康である事の喜びと幸せ、感謝を。こどもが食事を選ぶまでは。」
2018年3月22日(木)放送 ナチュラルラボ株式会社 代表取締役 田中裕規さん(1) |
2018年3月27日(木)放送 ナチュラルラボ株式会社 代表取締役 田中裕規さん(2) |
由結:ナチュラルラボ株式会社代表取締役の田中裕規さんです。宜しくお願い致します。
田中:宜しくお願い致します。ナチュラルラボの田中と言います。
目次
- 1 『断食メガネ田中』というニックネームについて
- 2 ファスティング(断食)について
- 3 ファスティング(断食)を始めるきっかけ
- 4 ファスティング(断食)を始めて変わったこと
- 5 ファスティング(断食)を体験された方の反応
- 6 ファスティング(断食)のおすすめスケジュール
- 7 一人一人に合った指導計画
- 8 芸人『小島よしお』との出会い
- 9 ファスティング(断食)の正しい始め方
- 10 指導した方々からの喜びの声
- 11 現代人の体調不良の根本的な原因は?
- 12 リスナーに向けて
- 13 日々の身体づくりで気を遣うこと
- 14 子供の食生活を整えるのは親の責任
- 15 体内に溜め込んだ悪いものをファスティングでキレイにできる
- 16 ファスティング指導で改善された例
- 17 ダイエットを成功させるには?
- 18 正しいファスティングはダイエットしやすい身体へと体質を改善してくれる
- 19 どんな人がファスティング指導を希望するのか?
- 20 イベントでの公演情報
- 21 情報に振り回されず自分に合った食生活を見極めることが大事
- 22 取扱い商品のコンセプトは【自分の子供に与えられないものは置かない】
- 23 食生活を改善すると体調不良や性格を変えられる
- 24 銀座でのニーズに特化した着物着付けサロン事業
- 25 リスナーに向けて
- 26 断食メガネ田中裕規(たなかゆうき)
『断食メガネ田中』というニックネームについて
由結:実は田中さん、愛称があるということですけれども、なんという愛称なんでしょうか?
田中:“断食メガネ田中”と言います。
由結:はい(笑)。断食という言葉も皆さんよく聞くと思うんですけれども、なぜこのような愛称がついたんでしょうか?
田中:私がやっている事業が、断食、今でいう“ファスティング”って言うんですけれども、それをお客様に提案してサポートするという事業をやっております。元々僕、見てのとおりメガネをかけておりますので、何かこう、断食っていう怪しい雰囲気と、見た目がメガネの怪しさがあるので(笑)。また田中という名前なんで、何かインパクトのある名前がないかなっていうところでついたニックネームです。
由結:かなりのインパクトなので、名刺交換の際も皆さん驚かれる方も多いんじゃないかなと思います。
田中:そうですね。
ファスティング(断食)について
由結:さて、田中さんは、これまでに7,000人以上の方のファスティングの指導を行っていらっしゃるんですよね?例えばスポーツ選手の方や格闘家、有名人など、日本とともに海外でも沢山ご指導してらっしゃるということなんのですが、例えばどんな方のご指導をなさっているのですか?
田中:そうですね、主にダイエットをしたいっていう方はもちろんなんですが、体調不良だったりとか、この季節だと花粉症で悩んでいる方とか、あとアレルギーで悩んでいるとか。体質を改善したいとか、断食と言うとダイエットというイメージがあるんですけれども、実はそうじゃなくて、断食の根本っていうのは血液を綺麗にするっていうのがそもそもの根本ですので、そこから身体が健康になっていって、その付加価値として、ダイエットとか体質改善っていう効果を得られるということですね。
ファスティング(断食)を始めるきっかけ
由結:はい、そんな田中さんなんですけれども、実は以前はすごく太ってらっしゃったって本当ですか?
田中:そうなんですよ。それこそ今から4年、5年くらい前ですかね。あの頃はすごく太っていてですね、あだ名が“白豚”っていうくらい(笑)。
由結:えーー!今からは想像もつかない、すごくスリムでお顔もシュッとしてらっしゃるんですけれども。
田中:そうですね、その頃はすごく体調不良で、朝起きて寝起きの一言が、「あー疲れた、腰痛い。」っていう朝だったんですね。それで、できることなら自分の体を取り替えたいっていうぐらい、ずーっとそれが悩みで、ある時に知り合いの社長さんが断食道場に行って、断食をして帰ってきた。それで話を聞いたら、「田中君、最高だったよ。来年もまた行くからその時一緒に行こうよ。」みたいな感じで言われて、元々僕、断食って中学生くらいの時から興味があったというか、テレビで観たりして、やりたいなって想いはあったんだけれども、結構怖いというか、食べないって不安があるじゃないですか。仕事ができるかなとか、ふらふらしないかなとか。でも実際色々と人の話を聞いたり、ネットで検索すると、家で簡単にできるっていうのが見つけられて、まず試しに3日間やったんです。そうすると元々が体調不良だったので、3日やっただけですごく体が軽くなったんですよ。
由結:えー、そうなんですか!きっとすごい変化だったと思うんですけれども、その感覚っていうのは今でも思い出せますか?
ファスティング(断食)を始めて変わったこと
田中:そうですね。その頃は朝起きて、それこそ家のベランダからそのまま飛び降りたら飛んでいけるんじゃないかっていうくらい、体が軽くて、何よりも感じたのが、心の変化というか、それまで怒りっぽかったりとか、交感神経優位な状態だったんですね。今考えれば、食べている物がその当時悪かったので、そういう風な体になっていたんですね。ところが断食をやってから心が穏やかになって、断食中は食べてないから体力がないとかそういうのよりも、怒るっていう感覚がなくなるというか、心が落ち着いているんですよね。
由結:いつも穏やかっていう感じですかね?
田中:そうですね。それで1回3日間やって、その後すぐ5日間やったらまた更に身体が変わってきて、これは人に伝えるべきことじゃないかなっていうところから、今の仕事になったんですね。
由結:なるほど。それまで全く別のお仕事をなさっていたんですよね?そこから本当に180度変化し、周りの方に伝えたいという気持ちになられたのですね。
田中:興味ない人からするとおせっかいというか、食べないなんて無理無理って思うんですけれども、やっぱり自分が体験したことだけを伝えると、興味持つ方とかいらっしゃって、やってみたいというところで、提案したりサポートしたりすると、皆さんやられた方は口を揃えて、やって良かったと言うんですね。
由結:そうなんですか。なかなかやってないと、本当に続けられるのかとか、挫折しそうなんていう風に思ったりするんですけれど…そこのところはどうなんですか?
ファスティング(断食)を体験された方の反応
田中:やるまでは食べないなんて大丈夫だろうかとか、不安があって、例えば女性だったら、食事を作りながら、家事しながら出来るんだろうかとか、家族の料理作っている時に食べたくなるんじゃないかとか結構不安があるそうなんですね。でも、1回やると、意外なことに料理作っていても、食べたいという気持ちはあっても、それよりも自分の体が変わっているっていう楽しみの方が大きくなって、食べなくていいや、みたいな感じになったりするんですよ。
由結:楽しさやどんどん変わっていくという実感が出てくるんですね。家族の食事を作りながら、主婦の方でもやる方っていらっしゃるんですか?
ファスティング(断食)のおすすめスケジュール
田中:いますね。女性だけでなく男性もそうなんですけれども、仕事をしながらやるっていう方が多くて、それこそ僕提案しているのは5日間を最初お勧めしているんですけれども、月~金でやって、土曜日から回復食みたいな。
由結:あー、なるほど。土日からちょっと手間もかけられるっていう事ですかね。ちゃんとステップがあるわけですね?
田中:そうですね、まずは準備食と言ってですね、身体をクリーンにしていく準備段階ですね。そのファスティング期間は酵素ドリンクを飲みながら、あとはお塩とか梅干を摂りながらやっていくんですけれども、あとは回復食っていうような流れですね。
由結:そうですか。やはり人間って一人一人違うので一通りじゃないような気がするんですけども、そういうのはご指導して頂けるんですか?
一人一人に合った指導計画
田中:そうですね、ヒアリングをして個々にあったやり方を提案していくんですけど、私今まで7,000人以上のお客様いるので、最初の頃っていうのは今と違ったやり方でやっていたんです。ですが、段々とより多くの人により安全に出来るようにっていう様なやり方をどんどん見つけていって、ブラッシュアップしていってやっていますので、まだ進化途中ではあるんですけれども、やっぱり日々常にブラッシュアップしていまして、誰でもできるやり方を提案していますので、大体の人は安全にできてますね。
由結:それは安心ですね。実はここに田中さんのご著書があるんですけれども、帯に小島よしおさんが載っていますが、小島さんもやられているんですか?
芸人『小島よしお』との出会い
田中:そうですね。小島さんとの出会いはジムでトレーニングをしていたら、小島さんがいらしたんです。そこで、小島さんに「ファスティングをやってみませんか。」と話しかけて、ちょうど小島さんがボディビルじゃないんですけれど、鍛えた体を見せるっていうコンテストに出る前だったので、その時にたまたまお会いして提案したら、今日の夕方話を聞きたいと。
由結:さすが関心が高かったんですね!
田中:はい、もうスピードが早くて、どうやら聞いたら周りの芸人仲間でもやられた方が複数いて、「ちょうどやりたいと思ってたんです。」っていう感じで、そこから早速3日間やって、その後すぐ7日間やってっていう感じで身体をつくっていったんですね。
由結:そうなんですね。小島さんも非常に鍛えられた身体をお持ちですよね。このご本の中にも詳しいやり方は載っていますけれども、例えば酵素ドリンクなんていうのも世の中に沢山あると思うんですね。その中でどんな風に選んだらいいんだろうかと思うんですけれども?
ファスティング(断食)の正しい始め方
田中:まずはやっぱり基本的な所は、よく皆さん間違えるのは、酵素ドリンクを飲みながらやるのがファスティングだみたいなことを思っているんですけれども、それって、酵素ドリンクって1つのアイテムというか、ツールなので、結局身体の代謝を高める為の栄養だったりとか、ミネラルだったりとかそういったものが入っていないと、逆に体がうまく代謝が上がっていかないんですね。簡単に変なものというとあれなのかもしれないですけど、添加物だとか、着色料とか見た目を作っているイミテーションって言うんですか、見た目だけでそれっぽくしているような物でやると、やっぱり不調が出てくるんですね。そうじゃなくて、やっぱり栄養学を元に考えられた栄養素が入っているっていうものでやることによって、安全にできるっていうことです。
由結: そうなんですか、酵素ドリンクは一つのアイテムなのですね。ご指導頂きながら、あなたにはこういうのが良いですよというやり方や飲み方、量なども指導して頂けると。
田中:そうですね。
由結:今までにこういう症状がこう変わったとか、喜びの声ってあると思うんですけれども?
指導した方々からの喜びの声
田中:例えばですね、この季節だとさっき申し上げた様に、花粉症が良くなったとかですね、アレルギー系の方はよく聞きますね。あとは慢性疲労と言いますか、朝起きられなかったのが目覚ましなる前に起きれるようになったとか、甘いものをずっと中毒性があって食べてたっていうのが、そういうものを欲しなくなったとかですね。他に最近だと女性で、妊娠できなかった女性が妊娠できるようになったとか、生理痛が無くなったとか、結構女性疾患系のものとかなんかも改善しましたっていう声を多く頂きますね。
由結:田中さんから見て、そういう症状が出る理由というか、根本的な理由って何だと思うんですか?
現代人の体調不良の根本的な原因は?
田中:やっぱり人の体って基本は食べたもので作られていくので、“食“が一番問題になっているところだと思いますね。
由結:そうですか、現代人の食ですか…。
田中:そうですね、普段から化学物質っていいますか、変なもの、添加物が多いようなものとか、インスタント、冷凍、コンビニとか作られたものなど不自然なものをよく食べられてる方なんかは、やっぱり体調を崩しやすかったりとか。あとは甘いものを毎日毎日、ちょっと食べるぐらいじゃなくて、中毒性じゃないですけど、すごく食べちゃうとか。そういう方なんかは体調が崩れていくって傾向にありますね。
由結:例えばコーヒーなどはどうですか?
田中:コーヒーもですね、身体に良い悪いって効果がよく言われているですけれども、1つの側面からみると、カフェインっていう側面からみると、交感神経を上げるっていう、薬物というか、カフェインって薬にも入っていますし、スポーツ選手だとドーピングにもあたったりするものですので、一つの薬物なんです。カフェインの摂取が多いっていう方は、交感神経優位になって体調不調になっていくということもあります。
由結:なるほど、極端にやりすぎる事には注意が必要ですね。田中さんには来週も出て頂きまして、更に教えて頂きたいと思うんですけれども、本日はリスナーの皆さんも興味津々だと思いますので、何かメッセージを頂けると有難いのですが。
リスナーに向けて
田中:もしファスティング、断食に少しでも興味があるなら、まず頭で考えないで行動に移して1日でも3日でも自分ができるところからやって頂いて、そこから体験を作って本格的にやっていくということをしてみたらいいと思います。
由結:なるほど、まずは第一歩ということですね。田中さんの会社“ナチュラルラボ“の情報はどのように検索すればよろしいですか?
田中:そうですね、“断食メガネ”で検索して頂けば私の関連の記事とか色々出てきますし、“ファスティング 断食メガネ”で検索して頂ければ出てきます。
由結:ぜひ皆様、“断食メガネ”で検索してみてください。
由結:愛称が“断食メガネ”の田中さん、2週目のご登場です。田中さんはメガネもお似合いなんですけれども、田中さんの傍によると胸板の厚さに驚きます。凄くシャープですっきりとした身体でいらっしゃるんですけれども、本当に筋肉がついてらっしゃってかっこいいですよね。普段鍛えてらっしゃるんですか?
日々の身体づくりで気を遣うこと
田中:そうですね、週5、6ぐらいでジムに行ってですね、毎日日課のように鍛えています。
由結:やはり毎日の積み重ねなんですね。食にもやはり気を付けて?
田中:そうですね、人の体は食べる物でできますので、食べる物を一番大切に考えて過ごしてますね。
由結:具体的に言うと、食べ物の好物はあるんですか?
田中:そうですね、やっぱり身体をつくるうえでは、お肉っていうものを基本的に食べるんですが、あとは逆に言うと身体に悪いものを食べないっていうのは、それこそ添加物とか、不自然なものとか、そういったものを摂らないっていう事の方が意識してますね。
由結:外食に行くと色々なものがあるじゃないですか?そういう時に自分の感覚で大丈夫なものを選んでいく?
田中:そうですね。
由結:でも現代だと完璧って難しいと思うんですが、そういう時ってどういう風にしてらっしゃるんでしょう?
田中:その時は、しれっと食べなかったりとかですね、お店に伝えたりとか。最初はめんどくさい人に見られるかなって思ってたんですけど、意外とやり始めるとそうでもなくてですね、結構今お店も受け入れ態勢が整っていたりするので、そういった意味では外食も気にせず食べたりします。
由結:そうなんですね。そしてね、ご家族やお子様の健康のことにもご関心がおありだとお聞きしたんですが?
子供の食生活を整えるのは親の責任
田中:そうですね、私がこういった生活をしているのなので、奥さんもそれに合わせてやってくれるので、そこはもう有難く(笑)。食事っていうのは、子どもの食事は特にそうなんですけれど、親が作ったものをそのまま食べるのが子どもの食生活になっていくので、親が食事に対する知識っていうものを持っていないと、将来的に子どもが、子どものうちから食べたものが大人になっても好きになってくるので、子どものうちから変なものというか、あまり身体に良くないものを食べているとそれが好きになりますし、逆に毎日クリーンなものを食べさせていると、逆に変なものを食べても美味しいと思わないというか、そういう味覚になってくるので。
由結:なるほどね。なるべくいいものを取り入れたいなって私も思うんですけれど、現代社会なかなか難しくて、きっと余計なものを体に蓄積しているんだろうなって思うんです…。そういう時にはどうすればいいんですか?
体内に溜め込んだ悪いものをファスティングでキレイにできる
田中:そうですね、私がやっている仕事がそうなんですけれども、ファスティングっていうもので身体を綺麗にしていくって感じですね。
由結:はい。田中さんはファスティングのご指導として専門家いらっしゃいますが、スポーツ選手、格闘家、有名人を始め、日本、海外合わせて7,000人以上の指導をなさっているんですよね。本当に今までたくさんの方々いらっしゃったと思うんですが、例えばこんな感じによくなりましたっていう様な例ってあるんでしょうか?
ファスティング指導で改善された例
田中:そうですね、一番わかりやすいのは、慢性疲労と言いますか、身体が朝起きてもすっきりしないとか、朝グダグダするとか、夜も眠れないとか、肩こり、腰痛とか、この季節で言うと花粉症とか。慢性疲労とかアレルギーっていうのは良くなったって方がいらっしゃいますね。結構ファスティングってダイエットっていう風に思わ
れがちなんですけれども、そういったものよりも、逆に体調が良くなって、食べる物の意識も変わって、結果ダイエットにつながっていくっていう様な感じですね。
由結:なるほど。今ダイエットってでたんですけど、巷にはダイエット法っていっぱいあるじゃないですか?色んな方法を試して、でも挫折してっていう様な事あると思うんですけれども、どうすればいいんでしょう?
ダイエットを成功させるには?
田中:結局ですね、今色々ダイエット法があって、運動しましょうとか、代表的なのが“〇〇制限”とか色々ありますけれども、結局生活習慣を変えなければ何も変わらないんですよ。要は今の生活習慣があるから、今の体があるわけで、その生活習慣を変える意識を持たないと、一時期体重が落ちたところで、同じ生活習慣であれば元に戻るっていうのは当然のことなんですね。だから痩せたところで、ああ痩せたって言って、リバウンドしないようにしようと言いつつも、毎日食べている様なお菓子をバクバク食べて、アイスも食べてっていうような生活をしていると、戻るのは当たり前。なので、いろんなダイエット法っていうのは、結局生活習慣を変えることができないので、だから戻りやすい。
由結:そうなんですね。という事は仰ったように意識が大事ですよね。田中さんのお役目は、意識を変えるためのスイッチボタンを押してくださる…そういうことですかね?
正しいファスティングはダイエットしやすい身体へと体質を改善してくれる
田中:そうですね、ファスティングをされたお客様で良く言うのが、これまで甘いものを食べたかったのが食べたいと思わなくなりましたとか、今まで無意識で食べていたものが、不自然に感じるようになりましたとか、そういう食に対する意識っていうのがすごく変わるんですね。あとは食べ物に対する感謝の気持ちとか、自分の体をもっと労わろうと思うとか、そういう意識が変わっていくので、そういう意識改革があって、最終的に生活習慣が変わって、結果太らない体になっていく。
由結:なるほど。どういう方がご相談に見えるんですか?
どんな人がファスティング指導を希望するのか?
田中:やっぱり女性がすごく多いですね。男性だと食べないっていう事が、仕事をしている中でなかなかできなかったりだとかいうんですけれども、でもそんな中で男性でも経営者の方なんかは、会食会食続きで、会食
が無い日を探していたらいつになるかわからないって言って、強引に始めて、会食があっても食べないみたいな感じでやる方もいらっしゃいます。
由結:なるほど、意志が固いわけですね。その他にも、モデルさんや女優さんなど、美意識の高い方も多いんでしょうね?今現代人は食べ過ぎだとも言われますけれども、田中さんは現代人の意識改革を提言してらっしゃるという事ですね!ご講演もなさってらっしゃいますけれども、今度はどちらでなさるんですか?
イベントでの公演情報
田中:そうですね、直近で言い
ますと、5月の13日月曜日に、“ビューティーワールド”って言ってですね、美容家の方とか、エステサロンの経営をされている方とか、施術者の方とか、ネイルサロン、ヘアサロンとか、美容面に携わっている方達が集まる見本市で、エステの機械だったり、ネイルの道具だったりっていうのを作っているメーカーさん達が出店するっていうイベントがありまして、そこのメインステージで、大体250人くらいのキャパなんですけれど、そこで“ファスティングについて”というお話をさせて頂きます。
由結:美容業界では知らない方のいない有名な企画展ですが、そこでお話になるんですね。一般の方はそれは参加できるんでしょうか?
田中:事前申し込みすれば行けると思います。
由結:そうですか、そんな田中さんに、これからの日本の社会に、食を通しての提言を頂きたいのですが。
情報に振り回されず自分に合った食生活を見極めることが大事
田中:そうですね、巷では、この食べ物を食べると良いとか、これは食べちゃいけないとか、いろんな話が飛び交っているというか、例えば糖質制限が良いとか悪いとか、野菜だけの生活が良いとか悪いとか色々あるんですけれども、それってやっぱり個々それぞれの体に合うか合わないかなんですね。例えばわかりやすい話で言うと、80、90歳になってもお肉を食べている人は元気だって言いますよね?でもあれ
って、80、90歳になってもお肉を消化できる胃酸と消化液が出ているぐらい元気だから食べられるんですね。それがもう、胃酸も出ない、消化液も弱いっていう方がお肉ばっかり食べていると、これは逆に負担になってしまうので、そういう人には合わない。でも個々それぞれ違いますので、やっぱり情報に右往左往せずに、自分の体に合う合わないっていうのを診ていくというか、自分を俯瞰するっていうことをやって頂ければなと思います。
由結:“自分を俯瞰する”…つまり、それぞれが正しい知識を入れてお勉強しないといけないという事ですね。いろんな情報が世の中にあって、迷ってしまうこともあるんですが、田中さんにそういったこともご指導頂けるという事ですね。さらに、田中さんの会社のネットショップでは体に良い様々な商品を買うことができるんですね?
取扱い商品のコンセプトは【自分の子供に与えられないものは置かない】
田中:そうですね、ネットショップも自分の所でやっていまして、コンセプトとしまして、私娘が2人いるんですけれども、自分の娘にあげられないものは置かない。逆に言うと、私の家で使っている物とか、私が飲んでいる物とか、子どもに与えている物だけを置いてあるっていう様なコンセプトにしています。
由結:なるほど、本当に健康についての情報や商品を、ご自身の体験を通して発信なさっているんですもので。昔はすごく太ってらっしゃって、怒りっぽかったそうですね?
食生活を改善すると体調不良や性格を変えられる
田中:本当にそうですね、今から15kgくらい太っていまして、その頃は短気で、それが私の性格だと思っていたんですね。怒りっぽい、短気っていうのは性格だ、性格を変えなければなんて思っていたんですけれども、実際ファスティングをして、食生活を変えてってなると、実は短気とか怒りっぽいとか性格っていうのは、食べているものからやってきているということに気付いたんですね。
由結:そういうケースはよくあるんですか?
田中:そうですね、根底にあるのはやっぱりそこですね。結局怒るっていうのは脳の中で、怒るっていうホルモンがあるんですけれども、そのホルモンが沢山分泌されている。それを上手く処理できないっていう状態になっているので、それは食べ物からまずやってくるので、そこをまず変えていくと、性格も変わっていく。
由結:なるほど、やはり情報って大事なんですね。
そしてこの活動とは別に、実は田中さん全然別の顔がありまして、着物を扱うサロンをなさっていますよね?どういう風に事業をなさっているんでしょうか?
銀座でのニーズに特化した着物着付けサロン事業
田中:銀座でやっているんですけれども、主に銀座のホステスさん向けの着付けサロンです。ホステスさん達っていうのは毎日着物を着るんですけれども、やっぱり身体を綺麗に見せなければいけない。あとは長い間着物を着てますので、着崩れはできない。着崩れするとお客様に失礼ですので。あと、結構お酒を飲まれたりするので、途中で苦しくならないとか、そういった普通の着物の着付けとは違ったニーズっていうのがあるんですね。そういった技術を持った先生が、着物の着付けをやるっていう様なサロンです。
由結:特化しているわけですね、銀座に。女性を美しくするというところでは食とも関係しているのでしょうね。それでは、田中さん、最後にリスナーの方に向けてメッセージを頂けますでしょうか?
リスナーに向けて
田中:これからの時代というと大袈裟かもしれないですけれども、人の体というのは食べる物でできています。色々な食べ物に対する情報が出ている今の時代ですので、皆さん個々それぞれに食べる物に気を付けて、アンチエイジングだったり若返りっていうのも食べる物1つで大きく変わってきますので、そういったところを意識して生活頂ければなと思います。
由結:はい、有難うございます。意識が何よりも大事だということですね。それでは田中さん、2週に渡りまして有難うございました。