スティーヴン・鷲峰(じゅほう)・コーミーさん 高野山 阿闍梨 観世流 準能楽師「能楽師、阿闍梨、シャマンとして 世界中の人々を豊かに」
2019年3月14日放送
高野山 阿闍梨 観世流 準能楽師 スティーヴン・鷲峰(じゅほう)・コーミーさん
2019年3月21日放送
高野山 阿闍梨 観世流 準能楽師 スティーヴン・鷲峰(じゅほう)・コーミーさん
銀座ロイヤルサロン1週目(2019年3月14日放送)
由結:さぁ、それでは本日の素敵なゲストをご紹介致します。”高野山 阿闍梨 観世流 準能楽師スティーヴン・鷲峰(じゅほう)・コーミーさん”です。よろしくお願い致します。
コーミー:よろしくお願いします。
由結:はい。素晴らしい笑顔の、そしてブルーのお洋服が本当にお似合いですね。コーミーさんとお呼びしてよろしいでしょうか?
コーミー:はい、いいですよ。
由結:今日はお忙しい中かけつけて頂きました。さて、コーミーさんはアメリカのご出身であると言うことなのですけれども、沢山のご経歴をお持ちでいらっしゃいますよね。マサチューセッツ州といえば学術都市、学術州というイメージがありますが、ここでお生まれになって育たれた時はどんな感じでしたか?
コーミー:あー、どうでしょうね。時々ボストンに行ったんですよ。僕のほうが田舎のほうで何もない所だから、ボストンに行っててアメリカによって古い建物とか歴史があって。
由結:”ベイツ大学”に行かれたそうですが、”リトルアイビー”とも呼ばれる名門の大学。どんなことを学ばれたのですか?
コーミー:最初は”バケガクの化学”をやろうと思っていたのですが、途中でラボラトリーの中に試験管で色んなことやっていて「もうたくさん!」と思って「これから60年70年同じことを、こればっかりやるしかないの?」と嫌だった。そこで方向転換を。
由結:次は何を学んだんですか?
コーミー:英文学。両方興味あったわけです。それで最初は「どっちを専攻しようかな?」と思っていて。最初から英文学だったら良かったみたいですけどね。
由結:英文学を勉強されていたのですけれど、途中で転入されるのですよね?
コーミー:というか、広げたということ。英文学だけじゃなくてやっぱり世界中の比較文学。文化も文学も両方。そしてそうしている間に現代にもちろん興味もあったけど、だんだんだんだん古いほうに興味を持っていて。
由結:へー!そうなんですね。ということで古典文学のほうに行かれるのですね。
コーミー:まず英語の古典文学というのは、日本の場合は古典というのは源氏とか万葉でしょう?それで源氏は今日本人が読んでも、ちょっと変だけどだいたい読めるじゃないですか。英語は逆なの。音も、バイキングと関係が多かったから、ノルウェーとかスウェーデン語に今のアイスランド語に近いです。その部分の。だんだんドイツからアングローとかサクソンとか色んな人達が来て最初は”アングローサクソン”と言ったわけです。それで言葉自体が”アングローサクソン”。元々イギリスに住んでた人達がどうなったかというのは誰も分からない。その古典もほとんど消えている。そこからマハリシ・マヘーシュ・ヨーギーが有名だったし、ビートルズが学んでて、そのTMも僕もやって、じゃあ彼が出したバガヴァッド・ギーターという”神の詩”という彼の有名な英訳。そして「それをサンスクリット語で読みたい。教えてください。」と先生に言って、それもやっていました。
由結:なるほど。やはりコーミーさんはミドルネームに”鷲峰(じゅほう)”という言葉が入ってますけれども。
コーミー:そうですね。お釈迦様の言ったお経を教えてくれたところは”霊鷲山”というところだから、”霊なる鷲の山”というところで。
由結:”鷲の山”ですね。”鷲峰(じゅほう)”の”鷲(じゅ)”が”鷲(わし)”という字を書くんですよね。
それで”峰”と書いて”鷲峰(じゅほう)”と言いますけれども、それも修行をして得度されたのでつけて頂いたというお名前ですよね。
コーミー:はい。
由結:そして、1972年に”能”と出会ったということなのですね。どういうきっかけで出会われたのでしょうか?
コーミー:僕の大学の先生の一人が1年間か2年間ぐらい日本にサバティカルやったんですよ。そして彼は文学に凄く興味があって、そして彼の家では時々文学っぽいパーティーをやっていた。そしてその先生と一緒にニューヨーク行って、そのニューヨークではアジアセンターみたいなところ、ちょっと名前忘れちゃったけど。”お能”の画像があったわけです。その時は本物じゃないけど、その画像を見てて「あっ、これいいな」と。僕は子供の頃から歌ったりとか踊りも好きでやってたり、それとか演劇もやってたし”お能”は全部じゃないですか。
由結:はい。全てが含まれていますね。
コーミー:全てがあるから「あっ、これやりたい」と思っていて、そのために日本に来たんです。勉強するために。
由結: 1974年に来日ですよね。そしてその翌年には観世流の先生に師事をしたと言う。
それもきっと出会いだったのですね。
コーミー:今でも同じ先生に教えてもらっています。
由結:そして外国人で初の第一能楽師になられた・・・!
コーミー:照れるんですけどね。
由結:そしてなんと今では世界中で”能の実演を含む公演”をなさっているということなのですが、これはどんなスタイルでされているのですか?
コーミー:大体レクチャーデモンストレーションのほうがやりやすいですよ。ほとんど一人で出ちゃうから、ご存知のように能は”シテ”とか”ワキ”とか、それで二人。そして狂言方。”囃子”が三人、ものによって四人。だからやっぱり最少人数でも十人十人三人ぐらいいないと本物できないわけです。だから一人で行く時はパワーポイントでプレゼンテーションを作っていって、色んな映像を見せてレクチャーして、自分も紋付き袴で何かになってあげるんです。
由結:そこの部分だけ取り上げて見せるデモンストレーション。皆さんの反応は如何ですか?
コーミー:とってもいいですよ。
由結:どんなかたが見て下さることが多いですか?
コーミー:誰でも子どもも来るし老人も来るし。大体大学に行ってて、大学のほうでやって、誰でも来れるようにパブリックに公開しています。
由結:大学で主にレクチャーされているのですね。
コーミー:だから自分のベイツのほうでは、例えば一週間ぐらい行ったんですよ。それで例えば月曜日に歴史のクラスで講義して、やはり室町時代とか能とか足利の将軍達のことを教えたりとか、次の日は日本語のクラス。日本語のクラスは大変。
由結:わー。日本語のクラスの言葉を教えると言うことですか?
コーミー:だけど僕が教えたのは日本語の本当の意味を英語に訳すのはあまりにも難しくて「君達はちゃんとしてるか?」と。
由結:微妙なところをレクチャーしてくださっていたんですね。
コーミー:そうです。というのは”定家(ていか)”という歌があるのです。”藤原定家(ふじわらのていか)”。
コーミー:それで”春の夜の夢の浮橋とだえして・・・”というふうに始まるんです。それで訳するのは問題ないでしょうけど、”春の夜の”というのは平家物語の一番最初に出てくるわけです。”春の夜の夢のごとし”というのは”久からず”とかと言うわけです。その意味もあって、そして”夢の浮橋”が源氏の一番最後の章の名前じゃないですか。だからその意味も全部入ってしまうわけです。だから二行では源氏も平家も全部入ってしまう。
由結:凄い短い中に全てが込められている。その意味を解説してくださると言うことなんですね。
また、コーミーさんは同時にシンガーでもあるというふうに聞いたのですが。
コーミー:さっき言ったように、子どもの頃には”聖歌隊”に入ってて、教会のボイスプランナーだったから、ずっと歌ってて合唱とか何か。そしてジャズも好きだから”ジャズボーカル”。でも”ジャズボーカル”と言ってもやっぱバラードのほうが専門かな?あまり速い曲とか何かあんまり気に入らない。時々それも歌うし、それとかカラオケも好きだし。この前CDも自分で勝手に作りました。
由結:多才ですね。お話尽きないのですけれども、本当に色々なことに関心があって、それを深めていくというか極めていくというのがお好きなのかなと思うのですけど、いかがでしょうか?
コーミー:そうですね!そしてやっぱり年取りながらどれくらい残っているかわからないから、「じゃあ是非ともこれとこれとこれ、やりたいな」と。「今これやらないと駄目だ!」と。
由結:そうなんですね。じゃあ時間があっても足りないぐらいじゃないかなと思うのですけど、如何ですか?
コーミー:もう一日一日は50時間以上欲しいですね。
由結:じゃあこのコーミーさんの”元気の源”というか、いつもやっていらっしゃる習慣なども、また来週も出て頂けるのでお聞きしていきたいと思います。
コーミー:はい。ありがとうございます。
由結:本日はどうもありがとうございました。
銀座ロイヤルサロン2週目(2019年3月21日放送)
由結:さぁ、それでは本日も素敵なゲストをご紹介致します。”高野山 阿闍梨 観世流 準能楽師 スティーヴン・鷲峰(じゅほう)・コーミーさん”です。よろしくお願い致します。
コーミー:よろしくお願致します。
由結:二週続けてご登場頂いておりますが、よろしくお願い致します。
コーミー:お願いします。
由結:さて!コーミーさんは沢山のご経験をお持ちでですね、前回も紹介しきれないぐらいだったのですけれども、まず”高野山の阿闍梨”であると言うこと。そして”観世流の準能楽師”でいらっしゃると言うことで、”外国人の第一能楽師”と言うことで素晴らしい肩書きをお持ちでいらっしゃるんですね。そして同時に”シンガー”であり、”詩人”であり、”著者”でもあるというところなので、まずはちょっとそんな所も伺ってよろしいでしょうか?
コーミー:うん。詩を書くのは中学校何歳ぐらいかな?先生から宿題に詩を書いてと言われてしまって、それが一つ。そしてずっと続いて今でも。時々俳句20ページ分とか。
由結: その言葉というのは自分の中から湧いてくるというか。
コーミー:時々英語、時々フランス語、時々日本語とか。
由結:えー!そうなんですね!よくネタ帳みたいにして集めているかたもいらっしゃったりしますけど、そういうお勉強とかされたりするのでしょうか?
コーミー:はい。時々。
由結:あー、そうなんですね。じゃあそういうものをまた集めて出版なさったりみたいなご計画などはあるのでしょうか?
コーミー:今一つ出そうとしてるけど、まだまだ出てこなくて。
由結:楽しみですね。そして著者でもあると言うことですので、ご本もこれから出版されるのでしょうか?
コーミー:今まで色んな気功の本とか能の本とか書いたのですけど、今小説書いている最中です。ちょっとファンタジーな。
由結:えー!そうですか!またちょっと他ジャンルというか。
コーミー:まあね。
由結:えぇ。そうですね、本当に多才なのですけれども。そして”気功や太極拳”にも精通していらっしゃると言うことなのですが、”気功”というのあの”気功”ですよね?
コーミー:そうです。大体40年以上勉強して今教えています。気功とか太極拳とか。
由結:もう生徒さんとかに教える感じなのですね。
コーミー:はい。そして同時に自分も”形意拳”とか”八卦掌”というのもまだ勉強している最中なんです。
由結:あ、そうなんですね。また流派みたいな感じで違うものなのですか?
コーミー:”太極拳”は”動く気功”と思えばいいんです。
由結:あー、そうですか!”動く気功”。なるほど。何か凄くゆっくりの動きというイメージがありますけれども。
コーミー:そうです。非常に遅い。
由結:いつもそれはご自分のお家でも自分に対してやられているのですか?
コーミー:はい。近くの公園とか、近くの神社とか。
由結:なるほど。それはやっぱりやられることで色々な効果が出てくるものなのでしょうか?
コーミー:そうですね。健康にもいいし。イライラ・ムラムラしている時にも落ち着いたり。
由結:あー!そうですか。そして仏教にもご興味があって、それでミドルネームというかお名前に”鷲峰(じゅほう)”というお名前も付いているのですけれども、真言宗に得道をなさり、そして”阿闍梨”となったと言うことなのですが。
コーミー:まだ人間ですよ?
由結:どうやったらなれるのですか?どんな修行をすればなれるのかなと思って。
コーミー:あー難しい。色々あるんですよ。お寺によって違うけど、大体短くても3ヶ月ぐらい特別なトレーニング毎日毎日やってて、朝から晩まで。結構長くてキツくて。
由結:そうですか。きっと朝も凄く早く起きるのでしょうね。
コーミー:はい。苦手ですけど。
由結:ええ。そんな厳しい修行を見事超えられて、そして阿闍梨になられたと言うことなのですが。でもこれも興味はあっても中々その道に入ろうというふうに思えないと思うのですが、何故?
コーミー:運が良くて。
由結:体思ったことは自分で実現早いほうなのでしょうか?
コーミー:それもあるけど、ちょっとあるかたに導かれたんです。
由結:出会いがあったのですね。
コーミー:その出会いでタンタンタンドドドンと行っちゃった。
由結:そしてこのご経験というものもまた周りのかたにお伝えになっているのだと思うのですけれども。若い時から”シャーマニズム”に興味があったと言うことですね。
コーミー:そうなんですよ!若い頃はちょっと”WitchCraft(ウィッチクラフト)”と言ったかもしれないけど、ちょっと違う。
由結:あっ、そうですか。じゃあ具体的には何歳ぐらいというか、どのぐらいから、何年ぐらいやられてるのでしょうか?興味があるのでしょうか?
コーミー:それも中学生か高校生ぐらいでイギリスの有名な魔女がボストンにきたわけです。そしてちょっと勉強もしたし、彼女は”Good witch”ですよ?
由結:なるほど。”Good witch”なのですね。へー!
コーミー:ヒーリングをなさる人です。それも色んなことを勉強して、色んな人と出会って、やっぱり”Bad witch”とかもいますよ。波動”があって、”波動”が合うか合わないか。
由結:なるほど。波動というのは目に見えないものですから感じられるわけですね。そうですか。じゃあその出会いがあって、シャーマニズムに目覚めた、と。
コーミー:はい。それで一度ルーマニアに。ルーマニアよく行くんですよ。それで最初は”霊気(れいき)”を教えに行ったんです。それでそのあとで生徒の一人が、自分もシャーマンだし、そしてその”大シャーマン”、”ビッグシャーマン”。彼のティーチャーのほうに紹介して頂いて、凄いですよ?
由結:どんなふうに?
コーミー:一番最初は目の前にカップが置かれて、「はい。このワインからアルコール飛ばせ」と言われて、「何言ってんの?わかんないよ、やりかた」。
由結:はい。それをいきなり言われたのですか?
コーミー:「わかんなくてもやれよ」と言われちゃって。「あのね、先生。あんたがやってて僕は見てから自分でやる」「俺の真似は駄目だよ」いや、貴方の真似じゃなくて、どういうことになるか、ちょっと自分の目で見たいわけ。それでやってて「OK!」自分流でやろうと思ってて、こうやってて。その”ビッグシャーマン”と僕の友達のシャーマン、二人とも大笑い。「何で笑ってるんだ?」と聞いて、「ねぇ、コーミーさん。普通はアルコールが蒸発して上に行くでしょう?何でおめえが下に行け下に行けと言ってるの?」グラスの下を通っていって地球に戻る・・・と。
由結:あー!そういう理論なのですね!
コーミー:そういう理論だったんです。だから「考えてやれよ!」と言われちゃった。でもこれを人に学んだのは、特にシャーマニズムの場合は人に教えてもらうよりは自分流でやればいい。やりかたが決まってないんです。自分がそのやりかたを作り出さなければならない。
由結:なるほど。根本が同じであれば良いと言うことなのでしょうか?やりかた人それぞれ。
コーミー: 面白くて、そのシャーマンがルーマニア語しか喋れないんです。やっぱり英語しか喋ってない。でも大体通じちゃった。
由結:気持ち・ハートで通じるのですか?
コーミー:はい。
由結:へー!不思議ですね。もう不思議な体験とか山ほどされていると思うのですけど、ちなみに「こんなことありました」みたいなことありますか?
コーミー:イヤリングのことはあるけど。
由結:あー、そうですね。実はちょっと打ち合わせの時に、イヤリングの不思議なお話お聞かせ頂いたのですけど。
コーミー:先週の火曜日ぐらい、僕ピアス一つしているのですが、結構高いピアスでタンザナイトが入ってて、長距離バス家の近くから東京まで乗っていて、入る時に払った時に鏡があるから見たんですよ。「ちゃんとある。」と。ちょっと緩かったからチェックして、それでバスの中でスカーフをちょっと出して、飛んでいったのですが10分後にそれがわかったんです。だからわからなかったわけです。でも東京に着いたら会社に行かなければならないから、その夜遅く帰ってきて、うちは事務所、バスターミナルの近くから「ちょっと使ったバスの中ちょっと探したいから大丈夫ですか?」と非常に探してくれてて全然出てこないんです。無いんです。
由結:あー、ショックですよね。
コーミー:ショックですね。それでユニバースのほうに「じゃあちょっと執着まだあるから、ごめんね。出来れば返してもらいたい」とお願いしたわけです。そしてその次の日家に帰ってきて、家の玄関にいるわけです。床に。
由結:あったのですね。
コーミー:ありえないことです。バスの中で失くしたんですよ?
由結:そうですよね。
コーミー:それでバスの中にマフラー・スカーフね。マフラーとかコートとか服を全部チェックしたわけ。全然無いの。
由結:そうですよね。しかも何日か経ってますしね!
コーミー:そう!その間にあそこは掃除してるし。ほうき使ったりとか。それでありえないことなのに目の前にポーンと、ピカッと。「Thank you!」
由結:そんな色んなご経験もされているのですけれども、”エネルギー”や”サウンドヒーリング”という分野にも精通していらっしゃると言うことですよね。
コーミー:精通かどうかわかりませんが。よく人に頼まれてて、”シンギングボウル”とか”ネイティブアメリカンの笛”とか、時々自分の声”マントラ”とか、言葉じゃない音だけ、よくやるんですよ。
由結:それでその声というか、音で。
コーミー:そう、その音の波動で”ヒーリング”。
由結:お相手を癒すというか。
コーミー:はい。だから時々マントラも使ったリ、時々音だけ。もちろん手からエネルギーも呼んで出してるし、その音だけじゃなくて色んなことを。
由結:そうですね。様々な手法で相手を幸せにするというか、お導きすると言うことをなさっていると言うことですよね。
コーミー:はい。でもそのヒーリングにはやはり「治ってくれ、治ってくれ」と言えば、僕に言わせれば”黒魔術”です。それヒーリングじゃない。というのは自分の意思を誰かにつけちゃう。逆に神様とか言ってて、この人が「治りたい」、じゃあ「この人が必要なエネルギーを僕を通してあげましょう」。もし治ったらそれでもいいし、死んだらそれでもいいし。僕はその人の天命がわからないから、何と言う病気かわからないから、”業(カルマ)”のアレかもしれないから。それもあるからね。
由結:そうですね。そうやってお相手に向き合っていらっしゃると言うことなのですね。とても大事なメッセージですよね。
コーミー:はい。
由結:ではコーミーさん、本当に沢山の資格であったりご経験がおありなのですけれども、これからの夢をお聞かせ頂けますでしょうか?
コーミー:夢は一つは・・・言っていいかな?自分のセンターを持って、そのセンターで”瞑想”も教えたり、”ヒーリング”もやったり教えたりもやったりして、色んなことをやりたいわけです。中々今仕事が忙しくて稼がなければならないし。それで中々自分のアレで今出来ない。でもいずれ成るかなーと。
由結:そうですね。これから益々ご活躍だと思うのですけども、是非また遊びに来て頂きたいと思います。
コーミー:ありがとうございます。
由結:本日のゲストは、”高野山 阿闍梨 観世流 準能楽師スティーヴン・鷲峰(じゅほう)・コーミーさん”でした。どうもありがとうございました。
コーミー:ありがとうございました。
プロフィール |
1950年、米国のマサチューゼッツ州に生まれ。 |