駐日ハンガリー大使 パラノビチ・ノルバート閣下「日本ハンガリー国交樹立150周年!クリエイティブな”教育”と”イノベーション”」」
銀座ロイヤルサロン1週目
由結:さあ、それでは本日の素敵なゲストをご紹介致します。駐日ハンガリー大使パラノビチ・ノルバート閣下です。よろしくお願い致します。
ノルバート:こんばんは、よろしくお願いします。
由結:こんばんは、Jóestét. (ヨーエシュテート)
ノルバート:Jóestétkívánok.(ヨーエシュテートキヴアーノク)
由結:本日はご公務お忙しい中駆け付けてくださいました。ハンガリーと言えば、ブダペストの美しい夜景、クラシック音楽、そして、美味しいお料理などが思い浮かびますが、本日は魅力あふれるハンガリーの文化についてお話を伺っていきたいと思います。
ノルバート:ありがとうございます。楽しみです。
由結:まずは、私の目の前にハンガリーにまつわる品がたくさん並んでいます。こちらのくるくるとした巻き毛が特徴的なぬいぐるみは何ですか?
ノルバート:これ非常に面白い動物なので、見た目が羊なんですけれども、本当はこれが豚なんです。毛むくじゃら豚とも呼ばれて、食べられる国宝の豚、ハンガリーで生まれた”マンガリッツア”と言う豚なのです。これが見た目だけではなく、中身も面白いだけではなく美味しいです。日本でも今手に入るようになりました。
由結:なるほど。このマンガリッツア豚をはじめ、ハンガリーの食材を使ったレストランが日本でも増えてきているそうですね?
ノルバート:おかげさまで、まずまず店舗がそこまでは多くないのですけれども、今年また赤坂で1店舗新しいハンガリー料理屋さんができて合計が今東京だけですと6店舗があって、あと名古屋でもハンガリーのB級グルメのところも1店舗見つかりまして、地方でもハンガリーの色々な料理をやって頂いているところがまだまだあると思います。
由結:そして、この目の前にありますパンなのですが、こちらは何と言うパンなのでしょうか?
ノルバート:これは一口パンと言うことで、ハンガリー語で”Pogácsa(ポガーチャ)”。ポガーチャは、よくハンガリーでもおつまみとして食べます。例えば会議しながら会議のテーブルで用意されて、ちょっとずつおつまみが食べたい人がこれを取って食べています。家庭でもよく作られているので、レシピが各家庭によりそれぞれ変わります。今日持ってきたのは東京にあるハンガリー大使館の料理長に作って頂いた”ポガーチャ”です。今日は3種類用意して、伝統的な食材のパプリカ味のポガーチャだけではなくて、あとチーズ入りと、あと先程説明したマンガリッツアのベーコン入りのポガーチャも用意しました。
由結:はい。先程頂かせて頂いたんですけれどもとても美味しくて、日本人の口に凄く合うと思いました。ちなみに、ハンガリーの方々は日本食と言うのは親しんでいらっしゃるんでしょうか?
ノルバート:そうですね。最近はヨーロッパにもハンガリーにも和食ブームがあって、ハンガリーにも多分毎月毎月和食屋さんが開かれて最近ですと多分最初のとんかつ屋さんとかそれもハンガリーにできたり、ハンガリーの料理文化について興味がある人が、ラーメンとかそれがしっかりわかってるし、今一般のスーパーでもパン粉とかもちろん醤油とか緑茶とかお茶も手に入るようになりました。例えば10年前と比べると、10年前が”日本食=寿司”でしたけれども、まだ日本に行っていないハンガリーの人々も、今はそれだけではなくとても広い感じで日本を捉えていると思います。
由結:ハンガリーの方々に理解を深めて頂いて、日本人として嬉しく思います。ハンガリーと日本は味覚という点では共通点があるんでしょうか。
ノルバート:いくつかの食文化の中で共通点があるんですけれども、ご存知のようにハンガリーは内陸の国ですので、海魚はそこまで食べなくて、海魚食べないのにハンガリーも出汁文化があります。でも出汁がもちろん昆布などカツオなどは使わなくて”お肉”あと”肉の骨”とか、あと”野菜のブイヨン”とかオレガノ使ってスープ料理とかシチュー料理とか出汁をベースにしてハンガリーはよく作っています。ハンガリー料理は日本人の口に絶対合うと思います。
由結:なるほど、出汁の文化!ワイン、フォアグラ、蜂蜜などハンガリーには美味しい食材がたくさんありますが、ハンガリー料理を食べた日本人がファンになるのもうなづけます。もう一つ日本との共通点と言うことで言うと、ハンガリーには温泉がたくさんあるそうですね。
ノルバート : はい。ハンガリーは面積的に北海道と比べられるぐらいの面積ですけれども、その場所に350件以上の温泉があります。色々スタイルがあってブダペストを離れると温泉郷など。あと塩分が高めの温泉など、洞窟温泉なども、畑の中にある温泉もございますので、ブダペストですと世界温泉市ともよく呼ばれて、色々なスタイルの温泉がブダペストに見つかります。私個人的に一番好きなのはトルコ時代から残ってる建物がルダッシュと言う温泉の一部なので、その温泉が最近拡大されて、新しくできた建物の上に露天風呂ができました。その露天風呂に入って、ちょっと水の温度が日本の温泉よりちょっとぬるくて、38度とか37度とかのお水で、ちょっとゆっくり落ち着いて友達とか友人とか、あとカップルで行ったら話しながら景色とかそれが楽しめます。
由結:お写真拝見すると、トルコ様式の八角形の浴槽や温水プールがあり、贅沢な空間ですね!
ノルバート:ここは、例えばブタペストの夜景が見られるところです。ちょっと暗くなる前にここで入って頂ければ、落ち着いてゆっくりしてからもの凄く綺麗な夜景も温泉入りながら楽しめます。
由結:わぁ!素敵ですね!贅沢な景色を楽しみながら、心も身体も癒されそうです。湯質もきっと良いのでしょうね。
ノルバート:おっしゃる通りです。ハンガリーの温泉が何に効くか、ハンガリーの方がよくわかってますので、それによって温泉を選んで、誰か足痛い場合はこの線が足に効くと。これが体にいいとすぐわかってるので、それに合わせて温泉を選んでます。それは温泉巡りとか温泉文化がかなり深いですので。
由結:なるほど。大使は日本にいらっしゃる間も温泉に行かれたりなさるのですか。
ノルバート:私は温泉が大好きです。先週は秋田で乳頭温泉経験できたのが大変印象的でした。それだけではなく、九州から北海道まで数十箇所の温泉に入ったことがありまして、平日が非常に忙しいんですけれども、週末が時期がありましたら温泉に入ったり、ちょっとゆっくりしたりします。
由結:お忙しい中、日本の習慣や文化にも親しんでいらっしゃっているのですね。貴重なお話を有難うございます。文化という点では、ハンガリーは若いうちから音楽に親しむ環境があるそうですね?
ノルバート:おっしゃる通りブダペストには“リスト音楽院”と言う学院があります。リストと言う非常に有名な作曲家の遺産なども守ってる音楽院です。ここに今もう数十人の日本人の留学生たちがいまして、歴史を見ると30年以上、もしかしたら40年以上の日本とリスト音楽院と繋がりがある日本人の学生が、多分数百人、もしかしたら数千人、ハンガリーで卒業しています。ハンガリーのことを知って、また日本に戻って日本でハンガリーのことを広げている音楽を好きな方々が多分大勢いらっしゃると思います。
由結:音楽の歴史の発展に大きな影響を与えている名門校で学べるのは素晴らしいことですね。リスト音楽院出身者の著名な名前を挙げるときりがありません。ハンガリーには素晴らしい環境があるのですね!
ノルバート:はい。ぜひ多くの音楽を目指す方々に学んで頂き、世界に羽ばたいて頂きたいと思います。
由結:もう一つお聞きしたいことがあります。大使ご自身はこれまで数多くの素晴らしいご活動をなさっていらっしゃいますが、以前ジャーナリストとして活躍をなさっていたことがおありとか。そのきっかけになったことはどんなことだったのでしょうか?
ノルバート:その時は私日本に住んでおり、日本で多くの経験持っていました。いい経験だけでなく非常に面白い経験をしていましたので、ハンガリーの皆様にぜひ知ってほしいと思いました。その方法の一つが、ジャーナリストとして記事を書きながら伝えることでした。私の日本での温泉文化など地方の旅行のことや、社会的な様々なことです。日本文化と日本のことを自分で経験し勉強し理解したことを、ハンガリーの皆様に伝えたかったのです。
由結:はい、大使はたくさんのご経験をなさっていらっしゃいますね。ハンガリーや日本の有名な大学で学位を取得し、メキシコの権威ある大学で教鞭を振ってらっしゃったこともあり、また、首相や経済界の要人をインタビューするジャーナリストとしてもご活躍になりました。そして、ハンガリー最大の食肉加工メーカーの東京事務所の代表でもいらっしゃいました。このような様々なご経験が現在の外交のご活動につながっていらっしゃるのでしょうか。
ノルバート:おっしゃる通りそうです。外交が私の見た限りではパズルのようなものです。一つのパズルは外交、もう一つのパズルが政治、もう一つのパズルが文化、もう一つのパズルが教育関係があって、あともちろん貿易関係と経済関係と輸出・輸入関係もその中でも大事なことですけれども、まとめて行わないと、国と国の交流と国と国の通用関係にならないと思います。そこで、全種類、全部のカテゴリーに力を入れて、大使として大使館として活動したいと思っています。
由結:素晴らしいお話の数々有難うございます。来週は、外交の中のパズルの一つである教育のことなどについても深く伺っていきたいと思っております。宜しくお願いいたします。本日は有難うございました。Köszönöm.(クスヌム)
ノルバート:Köszönöm. (クスヌム)有難うございます。
銀座ロイヤルサロン2週目
由結:さあ、それでは本日も素敵なゲストをご紹介致します。駐日ハンガリー大使パラノビチ・ノルバート閣下です。Jóestét.(ヨーエシュテート)こんばんは。
ノルバート:Jóestét.(ヨーエシュテート)こんばんは。
由結:大使は、ハンガリー語だけではなく日本語、スペイン語、ドイツ語がご堪能でいらっしゃいます。さて、本日のテーマは“教育”です。ハンガリーは”ノーベル賞受賞者”がその人口比率に対して考えてみた時に世界一位だそうなのですね。
ノルバート:はい、そうです。おっしゃる通りです。おかげさまでハンガリーの教育がかなり昔から歴史があって強い教育がハンガリーにあって、ノーベル賞の受賞者だけではなく発明者もハンガリーで生まれた発明者の数が多いと思います。ご存知のようにルービックキューブの発明者もハンガリーの方です。それだけではなくコンピューターに影響があるノイマン博士とか、ボールペンを初めて作られたBíró(ビーロー)をと言うかたもハンガリー人の方でした。また、パソコン関係がハンガリー人としては繋がりがあって、ワープロを初めて作ったとインテルのアンドルー・グローヴもハンガリー人でした。
由結:ルービックキューブ、ボールペン、パソコン関係まで!発明の宝庫ですね。
ノルバート:はい。数学・科学は特に強くて、それだけではなく最近では医療関係、医学部も大変な人気になりました。医学部に関しては非常に日本と繋がってる部分がありまして、それはハンガリーの医学部で勉強している日本人の学生の数なんです。今は400人以上の日本人の学生がフルコース、1年生から卒業までハンガリーで勉強して日本に戻ってきてから日本の国家試験を受けとって、日本の他の医学生と同じ生活に入ることができる状態になります。
由結:なぜそんなにハンガリーで医学を学ぶ日本人留学生が多いのですか?
ノルバート:いくつか理由がありまして、簡単に言うと、ハンガリーは全体的に見るとコストパフォーマンスはいい国なんです。教育も高いレベルがあるのに学費はそこまで高くないし、生活に必要なお金がそこまでは必要ではないんですけれども、今ブダペストは非常に素晴らしい街になってきて住みやすくて、ヨーロッパの人々もブダペストに観光だけではなく、住むために来ています。
由結:なるほど。ブダペストは元々美しい街と言う印象なのですけれども、さらに生活しやすくなったわけですね?
ノルバート:住みやすくなって、街の皆の為だけではなく観光客の為にもいくつかの良いサービスができました。もう一つの大きなポイントは”治安”です。ブタペストはもの凄く安全な街で、女性一人で夜歩いても全然問題ないと言うことです。治安や先程出た教育のレベルなど、住みやすさのレベルを見るとブダペストは今凄く伸びています。
由結:そのような環境だからこそ優秀な方々が育っているのだと思うのですけれども、その他にも何か要因はあるのでしょうか?
ノルバート:ハンガリー人のかたは、かなり革新的なかたですので、それがいつも「どうやって何か改善できるか」「何か新しいことができるか」いつも考えてます。その発明は人々の助けになります。例えばハリウッド。20世紀前半の話なんですけれども、初めてスタジオを作られた人もハンガリーからハリウッドへ、ロサンゼルスへ住みに行った人でした。最近ですと、おかげさまでハンガリーの映画も流行ってて、革新的さと関係があるかどうかは分かりませんが、今映画に関してもハンガリーの映画も非常に流行ってます。この間開催された”東京国際映画祭”でもハンガリーの映画も出てきまして、”アカデミー賞受賞”でも3年前からハンガリー映画が色々な賞をもらいました。同じく“イノベーション”の視点で見てみると、最近では”ファッション”も注目されています。ファッションの中でも最近は”中央ヨーロッパ”のスタイルがよく生まれて、ハンガリーだけではなく周りの国とまとめてみるとファッションブランドがどんどん伸びています。ハンガリーの一つのファッションブランド”AERON(エアロン)”と言うブランドが今日本でも順調に動いて、新宿のお店など渋谷のお店など銀座のお店など、あとは六本木のお店なども今手に入ると思います。
由結:大使ご自身はどうなんでしょう?普段発想したりする時と言うのは革新的な考えかtをお持ちでいらっしゃるんですか?
ノルバート:いつも革新的な考えは頭にあります。例えば、日本でハンガリーをどうやって紹介できるか、などを考える時ですね。ハンガリーは小さい国ですので、それに合わせて「革新的な紹介の仕方はどうすればいいか」については私だけではなくて、周りの人もよく考えていると思います。
由結:近年ハンガリーを紹介するイベントなど、様々なものが開催されていますよね。
ノルバート:はい。来年は“日本・ハンガリー外交関係150周年”の年ですので、さらに大きなイベントが多数開催されます。いくつかの柱的なイベントも決まっておりまして、サントリーホールのコンサートやハンガリーの展覧会など。そして、地方のイベントもいくつかが確定されて、その中でいくつかまだまだ日本に紹介されていないハンガリーの革新的なことも是非ご紹介したいと思います。例えば、意外と知られていないルービックキューブのコンセプトなどをはじめ、ハンガリーについて、日本でしっかり説明したいと思います。
由結:このように素晴らしいものがたくさんある国、ハンガリー。日本人が知らないものもまだまだたくさんあると思います。これから開催される様々なイベントに参加するとそういった情報が得られるのですね!
ノルバート:はい。今も大使館としてハンガリーのイベントガイドが作られています。3ヶ月間で20件から30件、2週間に1度位、ハンガリー関係のイベントが日本国内で開催されています。もちろん来年に向かってさらに素晴らしいイベントが立ちあがります。ハンガリーの音楽から映画、本、アニメ。革新的な発明から発明者、有名など、ハンガリーの文化・ハンガリーの素晴らしさを紹介したいと思います。
由結:そうですね。本当にこの放送時間内だけでは語り尽くせないぐらいたくさん見所があります。そう、食器でも有名ですね。
ノルバート:ヘレンドの食器が今日本では30年20年前からか販売してますので、全部手作りですから、ハンガリーの技術の素晴らしさを代表しているものの一つだと思います。これらのハンガリーに関する情報は、いくつかのハンガリー観光局の動画もYouTubeで見られたり、カタカナで”ハンガリー”を検索して頂ければいくつかのハンガリーに関しての写真とか情報が出てくると思います。もう少し来年に向かって、日本語で情報が集められるものを中心に、ハンガリーに関する情報、観光客向けの情報などを用意したいと思います。
由結:この放送を聴いてご関心をお持ちになった皆様、是非ハンガリーについてチェックして頂きたいと思います。それでは最後に大使からリスナーの皆さんに向けてメッセージをお願いできますでしょうか?
ノルバート:ハンガリーへ行って、ハンガリーの素晴らしさを経験して頂いた日本の方はたくさんいらっしゃると思います。ハンガリーは30代、40代、また60歳を超えた男性と女性にも楽しんで頂ける国です。食文化から歴史、音楽文化、綺麗な五つ星のホテル、BAR文化からワインまで、ハンガリーには数多くの良いものがあります。日本とハンガリー国交樹立150周年の年。是非ハンガリーへ訪れて頂きたいと思います。
由結:素敵なメッセージをありがとうございます。それでは、パラノビチ・ノルバート閣下、2週にわたりまして貴重なお話を頂き、本当にありがとうございました。Köszönöm.(クスヌム)
ノルバート:ありがとうございました。Köszönöm.(クスヌム)
プロフィール |
パラノビチ・ノルバートは1978年、南ハンガリーのペーチ市に生まれた。2016年秋、新たに駐日ハンガリー大使に任命された人物。 故郷の大学で経済学を専攻した後、2002年に初めて来日し、関西外国語大学でアジア学を学んだ。その後、ハンガリーの大学院でビジネス学を学び修士号を取得。メキシコの権威ある私大、ラス・アメリカス大学・プエブラ に教師として招へいされた。 博士課程における卒業論文のテーマは、日本の平和構築を考えた上のODA外交であったが、2008年に名古屋大学に受理され、博士課程を修了した。このテーマに沿って、その後も様々な記事を書いたが、特に重要なのがラウトレッジ出版社から発行された『日本の政治と経済・変革の可能性』という本で書いたODAによる平和外交の一章だ。その後、彼は名古屋大学から客員教授として招かれた。 ジャーナリストとして活動する一方、彼はハンガリー最大の食肉加工メーカー、ピック・セゲド社の東京事務所を立ち上げ、自らが代表として活躍。食べられる国宝・マンガリッツァ豚をアジア市場に紹介し、ピック・セゲド社は日本をはじめ東アジアに販路を拡大した。このことは、母国ハンガリーに少なからず利益をもたらしたと同時に、日本におけるハンガリーの知名度向上にも寄与することとなった。 この功績もあって、民間からの起用により彼は2016年に駐日ハンガリー大使に任命された。 語学も堪能で、ハンガリー語以外に日本語、英語、スペイン語とドイツ語を話す。趣味は食文化の探求、映画、スポーツ、旅行、異文化交流。 Norbert PALANOVICS, MSc, PhD |