民間宇宙飛行士 山崎大地さん 株式会社ASTRAX代表取締役「宇宙を遊ぶ!ASTRAX!」
銀座ロイヤルサロン1週目
由結:さぁそれでは本日の素敵なゲストをご紹介致します。株式会社ASTRAX代表取締役、そして民間宇宙飛行士の山崎大地さんです。よろしくお願い致します。
山崎:よろしくお願いします!
由結:山崎さんはユニフォームでご登場ですね。いつもこのスタイルなのですか?
山崎:そうですね。これが僕の正装であり普段着でして。最近はこれで電車に乗ったりしています。笑
由結:目立つでしょうね~!山崎さんは”航空宇宙業界25年”、これまでも様々な活動をしてこられました。”宇宙開拓の第一人者”今日は様々なお話を伺いたいと思います。早速が”新型コロナウィルス”の影響は出ていますか。
山崎:そうですね。うちの事業も大変影響を受けてまして、今ほとんど仕事キャンセルになってしまいました。今日は久々に外に出てきて仕事している感じなのです。うちの事業と言うのが、宇宙旅行や宇宙飛行が基本なのですが、それに付随する色々なアクティビティ的な仕事が多くて、且つ皆さんに宇宙のことを伝える仕事が結構多かったんですね。例えば講演会や講座もやって、それからイベントもいっぱいやったし、海外ツアーとかもやって、「とにかく宇宙のこと色々やってみなさい」と一生懸命伝えながら事業開拓やっていたのですけども、やっぱりコロナの影響で全部キャンセルになっちゃったんです。なので、相当影響は受けてますね。
由結:そうですよね。世の中の皆さんも影響は本当に受けていると思うのですが、こういう時にどう考えればいいのか…山崎さんはどのようにお考えですか。
山崎:そうですね。今僕らがコロナに色々悪い影響と言うか、非常にネガティブに影響を受けていると思うのですけど。例えば、家に籠っていなきゃいけないとか、あるいはネットを使って色々通信しなきゃいけない、とか。その”限られた生活・制限された生活”と言うのはある意味気持ちを切り替えると”宇宙旅行に行っている状況”と非常に似てるなと思うのですね。宇宙船の中は外にも出れないし、換気すらもできない。やっぱり活動範囲も限られていて。食事だとかも地球で食べたいものが全部食べられるわけじゃないし、何か地球とやり取りしたかったら通信でやらないといけないと言うことで。宇宙船の中の生活と、今この”自粛生活”というのが凄く似てるのではないかなと。そう思えば「今宇宙旅行中だ」と言えるかもしれません。あるいは地球全体が一つの宇宙船だと思って「今僕らはその宇宙船地球号に乗って旅をしている」と思えば、ちょっと前向きになれるんじゃないかなと。宇宙旅行って思えばワクワクしますからね。
由結:わっ!その発想は勇気と希望が持てますね!
山崎:そうですね。よく災害とかで体育館とかに一時的に非難しないといけないとかという時もあるじゃないですか。そういう時のその生活環境と言うのもやっぱり制限されて大変だとは思うのだけども、それもやっぱり同じように宇宙旅行のように考えたほうがいいなといつも思っていたので、このコロナも「皆で宇宙旅行している」と思えたらいいなと思うんです。
由結:素晴らしい!”さすが、宇宙のエキスパート”!
山崎:いやいやいや(笑)
由結:山崎さんは今までも沢山事業を立ち上げていらっしゃいますね。”宇宙飛行事業”だったり”無重力飛行事業”だったり。”月面開拓事業”などもやっていらっしゃるんですよね?
山崎:そうなのですよ。宇宙旅行・宇宙飛行自体はまだこれから皆さんが今予約している状態で、宇宙船も今開発が進んでて最終段階まで来て、もうすぐ飛び始めるという状況だけども、実際はまだ始まってない。無重力の飛行も宇宙旅行と一緒なのですけど、そこに引きずられてこれからどんどん活性化していくのですが、やっぱりコロナの影響でちょっと遅れ気味なんですね。さらに月の開拓の事業って言ったら、普通は「もっと先の話」というイメージがするじゃないですか
由結:はい。確かに。
山崎:実は”月の土地”は数十年前から世界的に売られているんですね。それでその月の土地を僕らは使って何かビジネスに応用できないかなと言うことを考えたんです。それで皆で経営者達に月の土地を買ってもらって、それも会社の名義で買ってもらって。それで仕事に月の土地を上手く利用していこう」ということを考えたんです。
由結:そうなのですね。具体的にはどのように利用するのでしょうか。
山崎:月の土地を買うと権利書がもらえるんですね。ここに今ちょっとあるんですけど。
由結:わっ!立派な権利書が登場しました!
山崎:そう!「ここがあなたの土地ですよ」と地図に赤い点がポチッと書いてあって。
由結:この赤い印ですね。
山崎:そうなんです。さらにこの権利書の中には月の住所が書かれているんですよ。実際月の土地を見に行けるようになるにはまだ相当時間がかかると思うのですけど、ここに住所が書かれているということは「それがすぐ使えるな」と。どういうことかと言うと、皆さん仕事の名刺に普通は本社とか事業所の住所が書いてあるじゃないですか。その下に”月の住所”というのを入れてみるんです。
由結:凄いインパクトがありますね。
山崎:そうでしょう?そうすると急激に色々変化が起こり始めます。例えばこのラジオ局の住所のところに月の住所が書いてあったら、「今日のラジオは、月からお送りしています!」みたいな放送ができるかも、とかというイメージがすぐに膨らんでくるじゃないですか。そうやって今まで280社ぐらいの色々な経営者だとかお店だとか、あるいは歌手のかたとか、みんなで月の土地を皆で買って、そこで何をやりたいか、どういう商品が必要で、どういうサービスができるかというのを皆で考えているんです。
由結:なるほど。
山崎:何故かと言うと、月に基地とか宇宙船とかができても、実際に「そこに行きたい!」と言う人がいなかったら”箱もの行政”みたいな宝の持ち腐れになっちゃう。如何に月の土地を持っている人達の中から「そこに早く行きたい!」と思う人達を何千人何万人と増やして行くかが大事だと思うんです。そういう宇宙船ができたらブワーッと乗りたい人が増えるじゃないですか。すでに月の土地を持っている人達が世界で600万人もいるらしいです。
由結:600万人!そんなにいるのですか?
山崎:そうなんです。僕らはその人達も巻き込んで、月面を本気で開拓しようと思っているんです。ただ、多分月の土地を持っている人達は皆、権利書がどこかで眠っていると思うんですね。それ全部掘り起こして、それで街を作ろうと。まさにこのレインボータウンみたいな感じで、”月面タウン”を作って、「月面コミュニティを作って何かビジネス展開しよう」ということをやっているんです。
由結:ニーズがたくさんありそうですね!
山崎:そうなんですよ。今はまだアイディアベースでバーチャル的にどんどんやっているのですけど、最終的にはそれが実現していく予定なのです。そして、こういうことはコロナの影響を全く受けないんですよ。皆でアイディア考えて事業計画考えて、それを定期的に発表して、そこからコラボレーションが生まれて、月にまつわる色んな商品とかサービスがどんどんできる。それを月まで行かなくても、今、地上でも売れるわけです。将来は実際に月に行くことになるだろうけど、「今すぐそれをどうやったらビジネスにしていけるか」ということを皆で考えたりしています。
由結:そうなのですね。月並みな質問かもしれないのですけど、”宇宙に行ける人の条件”はなんでしょうか?
山崎:これはですね、よく聞かれるのですが、普通は宇宙に行く為には「宇宙飛行士になって、その為には凄いいっぱい勉強して優秀になって宇宙飛行士の試験を受けて、受かったら訓練して宇宙に行く」みたいになると思うじゃないですか。さらに「虫歯があっちゃいけない」とか「目が悪くちゃいけない」とか。まず”その考えを捨てる!”と言う所から第一歩が始まると思います。
由結:意外です!へー!
山崎:それからあと「お金持ちにならないと宇宙旅行にも行けない」。
由結:うん、何かそんなイメージがありますね。
山崎:そう。もう99%人達が皆そう考えるわけです。ということは、競争しないとその中では勝ち上がっていけない。
由結:確かに。狭き門ですよね?
山崎:そう。だけど僕らは残りの1%にいっぱい抜け道があるということを知っている。その皆が考える常識的な発想を捨てることによって凄い可能性が広がるんですね。それはどういうことかと言うと、例えば宇宙旅行に何千万円もかけて行こうと思ったら、皆さんこう言います。「ちょっと宝くじが当たったら行きます」とか「今から貯金します」と。でも、僕はお金が全然ないのに、今まで宇宙飛行に9回契約したことがあるんです。
由結:まあ!どうやって?
山崎:何度も宇宙に行くことになったんですけど、僕は全然お金持ってないですから、自分では払えない。ではどうするかというと、実はお客さんが払ってくれるんです。
由結:えぇ!?お客さんが払う。なるほど。
山崎:はい。その発想をしたんですよ。”自分で払う”という発想をまず捨てたんですね。「高い」と思ってる人は自分で払おうと思ってるでしょう?そうじゃなくて、発想を逆転させる。宇宙旅行に行きたいお金持ちの方々は世界に何十万人といるんですよ。富裕層の方々が。その方々に対して、例えば「宇宙で何やりたいですか?」と聞くと「地球見たい」とか「無重力体験したい」と言う方も多いんだけど、本当に宇宙旅行に申しこんじゃった人はそれじゃあ済まないんですよ。「地球見たい」「無重力やりたい」と言うのは一般論の99%の人の考えです。本当に1%の人は、宇宙旅行を利用して”世界初”というのをマジで取りにいこうとしています。「宇宙で結婚式やりたい」とか「宇宙でCM撮影したい」とか「宇宙コンサートやりたい」とか。今なら何をやっても「世界初」なんです!競争しなくても1番になれる。
由結:あー!なるほど!色んなことが考えられますよね。
山崎:はい。そうなんです。なのでそこが狙い目なのです。”仕事で宇宙に行く”という発想。
由結:とすると様々な職業の方々が考えられますね?
山崎:一番宇宙に仕事で行ける可能性があるのは”カメラマン”ですね。お金持ちの方々は、せっかく宇宙で写真撮るなら、自分でこうやって自撮りじゃなくてカメラマンさん雇って、綺麗に撮ってもらうと言う需要が絶対あります。なので、自分でお金を払ってではなく、「宇宙カメラマン」として仕事で「お金を頂きながら」宇宙に行くという道が切り拓けるんです。
由結:確かに!その発想ですね!素晴らしいヒントを頂きました。ありがとうございます。それでは山崎さんにはまた来週も登場して頂きますので、是非楽しみにお待ちしております。
山崎:はい。ありがとうございます。よろしくお願いします。
由結:ありがとうございます。
銀座ロイヤルサロン2週目
由結:さぁそれでは本日の素敵なゲストをご紹介致します。株式会社ASTRAX代表取締役、そして民間宇宙飛行士の山崎大地さんです。よろしくお願い致します。
山崎:よろしくお願いします!
由結:さて二週目ご登場頂いておりますけれども、前回も月の土地が買えるお話など盛り上がりました。他にも沢山の事業をなさっていらっしゃると言うことなのですが、”太陽系経済圏の構築計画”というのがあるのですね。
山崎:これは相当壮大な話になっているのですけど、前回の月の土地を買って皆で月に街を作る話の続きなんです。そうするとそこに月面経済圏が生まれくるんですね。例えば月の上で何か食べ物買ったりとか着るもの買ったりとか。生活していく上で必要なものを買うとき「どこの通貨で買えばいいのか?」と言うことが起こる。例えば月でコーヒーを一杯飲むのに、それが”円”で500円とか”ドル”で5ドルとか。月ではどこの通貨で買い物をするのかを考えた時、最初から”宇宙通貨”というのが一個だけあればいいじゃないかと思うんです。
由結:なるほど~!
山崎:月面通貨で500ルナとかね。それでそれが今度は火星でも同じことが起こる。いちいち月面通貨や火星通貨とか考えると面倒なので、この際、太陽系で一つの通貨があって、それで月も火星も地球でも、何でもお買い物ができたら便利だなと思っているんです。なので去年、ワシントンDC
で開催された国際宇宙会議(IAC)という世界最大の国際会議で発表したんです。そのためにうちの会社が太陽系経済圏内での色々な商品やサービスを繋いでいくプラットホームを準備するということを考えている所なのですね。もうそういう時代がやって来ているんです。
由結:発表のときの反響はどうでしたか? 山崎:いや、もう皆さんびっくりでした。さらに”ブロックチェーン“という技術を使って、そういった宇宙で必要になる物を有効活用して、シェアリングや再利用しながら究極のエコ経済圏を作っていく”というのを発表したのですけど、今までそんなこと誰も考えてないから、本当にみんな目が点っていうか。みんな「宇宙船を作る」こととか「ロケット作る」とか「人工衛星を作る」とか、ハードウェアを研究したり開発したりすることばっかり考えてきていたので、そういう意味では、ASTRAXの太陽系経済圏構想の発表はかなりインパクトがあったと思います。 由結:うわー!凄いですね。何か山崎さん凄いですよね。100%の人の中の1%の発想と言うか…!
山崎:そうなんですよ。99%の人が考えないことばっかりいつも考えているのでそうなっちゃうんです。笑
由結:素晴らしいですね!教育の事業にも力を注いでいらっしゃいますよね。
山崎:そうなんですよ。これは大人も子どももそうなのですけど、今、世界では民間企業によって宇宙船を作っている会社がいっぱいあって、みんなが宇宙旅行に行ける状況になっているんですね。さらに宇宙船に乗って行くさきは月とか火星に行くだけじゃなくて、地球上の移動するのにも使われようとしています。今は飛行機で海外行くのに、例えばアメリカ行くのに10時間とかかかる所が、民間の宇宙船に乗って宇宙通っていくと30分くらいでアメリカまで行けるようになっちゃうんですね。
由結:そうなのですね!へー!
山崎:はい。地球上どこでも30分で行けるような時代がもうあと数年でやってくる。ただ、そういうことを日本人の人達はみんな知らないんです。海外ではそういう情報がいっぱい流れているのだけど、日本人は全くついていけていないんです。そこで、どうしたらそういう時代が来ていることを伝えられるかと考え、行き着いたところは、教育を全部やりなおさなければいけないということに至ったんです。例えば子ども達だけじゃなくて大人も全部ひっくるめて教え直さないといけない。と言うことで、今まで色んな場所で講演会やったり講座をやってきて、これまで10万人以上に話をしてきました。ただ、今年はコロナの影響で仕事が全滅してしまって今はそういうのができないので、全部オンライン化して、ネット上で海外の最先端の宇宙産業のことを学べるように今切り替えている所なんです。
由結:大人から子どもまで参加できるのですね。そこで学んだ皆さんはきっと気付きも多いのでしょうね。
山崎:そうですね。今宇宙を利用したビジネスチャンスというのは無限にあって。と言うのは、今までは人間の生活圏は地球上しかなくて、みんな地表にへばりついて何万年とずっと生きてきた。でも僕らはようやくそこから解き放たれて宇宙に飛び出していく時代がやってきたわけです。全く新しい新大陸がオープンするみたいなものなのですよ。なので、そこに新しいサービスや商品を作れば皆誰でも世界の第一人者になるわけです。食べ物とか着る物とかエンターテイメントとか、生活に必要なものは全部、宇宙でも必要になる。この数年で地球の生物の生活圏は地表を離れ、太陽系全体まで広がるわけですから。そこには衣食住だけでなく、地球上にある全てのものが必要になる。今は皆に平等にチャンスがあるので、先にやったもの勝ちなんです。”宇宙コラボレーション”と言って「宇宙とラジオ局」とか「宇宙とコーヒー」とか「宇宙とカメラマンさん」とか。ASTRAX
では色んな地上の事業と宇宙とをコラボレーションさせると言うことをひたすらやっている所です。
由結:凄い!何か宇宙を主軸にするとどこまでも発想が広がりますね。
山崎:無限なんですよね。誰でも、どの分野でも、早くやった者勝ちなのですが、どうしても「凄いお金かかる」とか「特別な技術が必要だ」と皆思い込んでると思うんですよ。でも実はそうじゃなく、今やシートベルトをして椅子に座っていれば勝手に宇宙に行ける時代です。パイロットもいらないんですよ。宇宙船は自動操縦の時代。勝手に飛んで行って宇宙に行って勝手に地球に帰ってくるみたいなことができる時代になりつつあるので、そういうことを皆に教え、勉強してもらって、どういう商品やサービスが宇宙で必要かというのを今考え出してもらってる所です。
由結:なるほど。そういった様々な教育を始めとする活動を銀座で始められているとか。
山崎:そうなんです!これは ある方から言われたことがきっかけなんです。僕「宇宙ビジネスどこでやろうか?」と最初思ってた時、IT系のかたがたが次の産業として宇宙やるという流れが多かったので、日本ではどうしても渋谷だとか六本木ヒルズとかかなと思っていました。結構ITの方々が多かったじゃないですか。そうしたらその方は「いや、それはやめたほうがいい」、「銀座がいいよ」と言われたんです。それで「なんでかな?」と思ったら、宇宙旅行に行くような人達は最初はセレブな方々が多いし、そういう方々は日本だと銀座に多いと。それで「そういったセレブが集まる所に宇宙旅行とラグジュアリーなサービスというのを提供していくほうが最初のマーケットとしては大きいでしょ」と言われて。あっ、そうか!なるほど!と思った。銀座のメインストリートあるじゃないですか。中央通り。そして「中央通りのどこかにうちの会社のビルを建てたいな」と思うようになりました。それも、できれば銀座四丁目の角っこのどこかに建てたいと思っていたんです!笑。そしたら最近銀座一丁目の”キラリトギンザ”の中にブロックチェーンの”インキュベーションセンター”というのができて、そこにうちベースを置かせて頂けることになったので、今後銀座がちょっとずつ宇宙っぽくなるかなと期待しています!
由結:楽しみですね。思い描いたことが叶っていくと言う…それを実現化させていらっしゃいますね。
山崎:そうですね。宇宙旅行の時に身に付けていくジュエリーとか、持っていく鞄とか、腕時計だとか眼鏡だとか。そういったもののために、新しい宇宙ブランドみたいなものを作って、「これだったら確実に宇宙でも使える」とか「宇宙で使ったら素敵!」みたいなものをどんどん銀座から発信していきたいなと思っています。
由結:そうか、なるほどね。宇宙旅行にお洒落をしていけますね。
山崎:そうですね。宇宙船は豪華客船が宇宙を飛んでるみたいなものなんです。豪華客船の中ではセレブな方々が色々楽しまれている。ああいう世界を宇宙にも作りたいなと思っているのですけど、そうすると渋谷や六本木よりも銀座界隈がピッタリ合うんじゃないかなと思っています。
由結:わー!凄いですね!構想も素晴らしいのですけれども、どんどん広がりそうですね。そして他にも銀座にご縁があるそうですね。
山崎:銀座とのご縁は色々あるのですけど、例えば”銀座博品館劇場”。あそこでミュージカルをやったんですよ。どんなストーリーかと言うと”ロケット王子”という絵本があって、そのロケット王子というのが僕がモデルになってるんですね。僕は子どもの時にどうしても天体望遠鏡が欲しかったんですが、自分では買えなかったから、自分で作ったんですよ。パイプ切ってレンズくっつけて、カメラの三脚を親からもらってそれにくっつけて。そしたらその望遠鏡で土星の輪が見えて!その時凄い感動して、「いつか土星に行きたい!」と思ったのですね。それが今、僕が宇宙に行きたい原動機なのですけど、それが絵本化されてて、それがシリーズ化され、王子が本当にロケットに乗って宇宙へ飛び出し、月まで行って、今や火星まで行っています。モデルの現実の僕よりも、絵本のロケット王子ほうがはるかに先行っちゃってるのですけどね!笑
由結:わー!素晴らしい!夢がありますね。
山崎:そのストーリーがミュージカル化されて、どんどん規模が大きくなってきて、劇団四季のOBの方々を中心に”銀座博品館劇場”で二日間に渡ってロケット王子のミュージカルをやってくださったんです。その後海外でもやりました。
由結:まぁ!そうなのですか!
山崎:そう!それもやっぱり銀座だったので、「日本では宇宙は銀座からスタートだな」と思うようになりました。
由結:もう本当にまさに山崎さん自身が体現されているその物語が”ロケット王子”というご本になっているということなのですね。ここで、番組をお聞きになっている皆様に山崎さんからプレゼントがあります。
山崎:はい、そうなんです。この”ロケット王子”の絵本には英語版があるんです。実はこの本をぜひ世界の子ども達に読んでもらいたいと思って、”英語版・イタリア語版・台湾語版・スペイン語版・ポルトガル語版・フランス語版”といっぱい作ったんです。その中の英語版を、ぜひ銀座の皆さんにも読んでもらいたいと思うので、そちらをプレゼントさせて頂けたらと思います。
由結:ありがとうございます。
山崎:当たった方は、周りのお友達にさらにプレゼントの輪を広げて頂きたいので、10冊セットで10名の方に、合計100冊!
由結:わっ!凄い!ありがとうございます。
山崎:こちらこそありがとうございます!
由結:はい。皆様この夢のある物語のプレゼント、奮ってご応募ください。それでは最後にリスナーのかたに向けて一言メッセージを頂けますでしょうか?
山崎:そうですね。コロナの影響で今凄い大変な時期だと思うのですけども、うちの会社も結構大変なのですが、でもそういう危機的な状況だからこそ、皆が協力し合って乗り越えて行けると思うんですね。これはみんなが同じ宇宙船に乗ってると思って、そういう緊急事態で助け合ってみんなで生き延びるという状況だと思うので、なんとか頑張ってみんなで協力して乗り越えていきたいですね!この経験が宇宙旅行の訓練になっていると思って…。この経験を活かして、これからの平和でワクワクな宇宙旅行時代を一緒に作っていけたら良いなと思います。
由結:素敵なメッセージをありがとうございます。それでは、山崎さん、二週に渡りましてありがとうございました。また是非遊びにいらしてください。
山崎:是非呼んでください!ありがとうございました!
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